こまちさんの映画レビュー・感想・評価

こまち

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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

クリープハイプの「いたいいたいいたい」っていう歌がぴったり。

ぼやけてた一子がはっきりと、輪郭を帯びていく。
一人の人がこんな風に変わっていくさまを見ることってあんまりない。

頑張ったねって、肩を
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

シアーシャ・ローナンにエマ・ワトソン、そしてティモシー・シャラメとは!なんという眼福!!
しかもそのキャストでやるのが、若草物語とは!監督はグレタ・ガーウィグ!なんという!!!

とはいえ、若草物語は
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

今、この世の中だから観た。
前評判通り、COVID-19の感染拡大に震撼する今の現実にあまりにマッチしていて目を見張る。

【今の現実と合っているところ】
・ワクチンも治療法もない新型ウイルスの大流行
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.5

アメリカのロードムービーが好きだ。
こことは違う場所に向かう。いろんな人に出会って別れる。

レリアンは始めから、流れを変える役割を持っていた。お父さんがギターを弾いて作った音楽の流れを、レリアンは変
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

正直とてもがっかりした。
せっかく、攻めたテーマで作られた映画なのに、その見せ方があまりに雑だ。

まず官邸を巨悪として描きすぎだと思う。「官邸=悪」が大前提とされていて、そこに共感しないと入り込めな
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

4.0

ハイファイブしそこなって髪とかしちゃうのかわいい。

手作りの(!)車で親友と旅に出る14歳の夏休み。気になる女子がいたり、自分に個性がない気がして悩んだり。シンプルな青春ムービー。シンプルだけど、十
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

黒澤明の「天国と地獄」を思い出した。でももっと未来に向けて祈らせるような。
高台に暮らす裕福な家族と、下町も下町、その最下層で暮らす人々。

前半はテンポよく楽しいけれど、元家政婦の女性が訪ねてきたと
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これは真実を明らかにする映画ではない。真実はあやふやで、雲のように掴めない。見る人によってその形は変わってくる。

結局、手を下したのは三隅(役所広司)だったのか?三隅は咲江(広瀬すず)を救ったのか?
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

3.9

フランス人の映画だ!!!と思った。
フランス人のことよく知らないけど。

離婚とか親権とか移民とか浮気とか、必ずしもハッピーではないことがたくさんあるけど特に暗くならない。淡々と、ヨーロッパらしいおし
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

エレガント!

アルマは、あつらえたドレスを着ると見違えるようにきれいで気品が出る。
シリルもいつも小綺麗で素敵。真っ赤なネイルと口紅が下品にならずによく似合う。
主人公のレイノルズも、(神経質なほど
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.7

「ヤンキースがなんで強いか知ってるか?みんなピンストライプに目を奪われるからだ」
なるほどと思ってしまった。

大胆不敵という言葉がぴったり。
そしてこの役はディカプリオにぴったり。
非凡な才能があっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

うーん、やっぱり、長かった……長いタランティーノが好きな人にとっては「そんなもん」なんだろうけど、私は映画館の座席でもじもじしてしまった……

だらだらと長いおかげで、終わったときには「私は一体何を観
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.1

仲良しの男の子たちかわいい
水色の教室もかわいい
お弁当の歌楽しい
Dabba!

ヴァルマー先生はきもちわるい

まじでヴァルマー先生、なんで他人の食べ物、しかも子どもの食べ物をあてにしてるの?サイ
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

どうやって終わるんだろうと思ってたら、そこで終わった。ああ~

みんな表情で語る。余白がある。
最後のベランダのりん、誰もいなくなった家を覗きこむあき。「子供たちに何て呼ばれてたんですか?」に「何だろ
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淡水河の奇跡(2016年製作の映画)

3.0

台湾映画特集にひかれて何の前情報もなしに観たら、思ってたんと違った。ノリが。笑

ドタバタ家族愛コメディ。主人公は最初から最後までずっとややクズ。
お母さんの魚団子食べてみたいなー

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.7

本当の話よりも愛のある作り話。
私もそういうふうに死にたい。
大きな魚になって、川に帰っていく。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.6

喋るピカチュウとか毛がフサフサのプリンとか。
予告編の時点では不安も多かったけれど、観始めるとあまり気にならなくなった。むしろ「ポケモンがいる世界ってこんな世界」っていうのが繰り広げられていてわくわく
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

このときのブラピ、腹立つくらいかっこいい。めちゃくちゃに調子に乗ってほしい。

場面の切り替わり方が斬新。どの場面もエキセントリック要素があって、「待って待って、何の話?」ってなる。

「一人称で語る
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4

母と娘の映画だ。いつもどこか不満げな顔をした"レディ・バード"。お母さんに認めてもらいたくて仕方ないのだ。だからイライラする。母の機嫌が気になって仕方ない。

お母さんにイライラした後の「そのドレス最
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.2

原作の方が良かった、っていう映画の感想って嫌だ。
原作は原作、映画は映画。別作品として楽しもう。先入観は良くない。

でも、でも、、……涙

ティーン時代に心酔しきってた「溺れるナイフ」。
夏芽=小松
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

クイーンの映画だけど、やっぱりフレディ・マーキュリーの映画だ。
クライマックスのステージはもちろんのこと、フレディが立つステージは全て圧巻。唯一無二の存在感。真のカリスマとは彼のことだ。

クイーンの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

Call me by your name
「君の名前で僕を呼んで」
こんな完璧なタイトル、ある???
好きな映画はなかなか一つに決められないけど、好きな映画タイトル堂々の一位はこれに決定。

耽美的と
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

悲しくてやりきれない。
痩せ衰えていく彼の姿、暗闇の中の濡れた瞳。
台詞の少ない映画だけど、映像が雄弁で心臓をぎゅっと掴まれた感じがする。悲しくてやりきれない。
暗い地下室の中で、「夢を見る」手紙の持
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

6才のボクが、大人になるまで。
本当にそれだけ。大きな起伏も「映画みたいな」出来事もなく、ゆっくりゆっくり進む。

アメリカの話ではあるけれど、ドラゴンボールとかハリー・ポッターとかレディー・ガガとか
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.6

ノンネイティブが英語圏の店頭でオドオドしちゃう気持ちは痛い程よくわかる。そして外国で知らない人が親切にしてくれるとすごく沁みるのも。
ニューヨーク旅行の直後に観ただけに刺さった。

インドにおける英語
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.9

すごく面白かった。
華僑の世界をこういう風にポップに取り上げた映画って、初めて観た。とっても興味深かった。


これが白人同士の映画だったら、使い古された玉の輿シンデレラストーリーは全然面白くもなんと
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.4

ティルダ・スウィントンってほんとに唯一無二だな。iPhoneが全然似合わない。
寝姿がドラクロワの絵みたいだ。

そういえばデトロイト舞台の映画ってあんまり観たことない。
かつて繁栄した自動車の街が、
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

今さらながら、やっと観た!面白かったー!

「前情報何もなしで観た方がいい」という前情報のもと、前情報何もなしで観たので、前半30分がしんどかった。やだ~ゾンビ映画やん~~やだやだ~~と思いつつ、「ん
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.7

冷静に考えたら雑なストーリーだけど、思い出補正と音楽の力で輝いて見える。
2008年公開の前作は劇場で3回くらい観た。

前作もそうだったけど、男女のロマンスよりもむしろ母娘の愛がメインに描かれている
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

スカした顔腹立つ~~(褒めてる)

二の「別に悪い人じゃないんだけどときめかないタイプ」加減が絶妙。
わざわざ口に出して指摘するほどじゃないけどなんか嫌、っていうポイントが効いてる。夜景スポットでリッ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

ゴージャス~~
登場するキャストもブランドも何から何まで超豪華。
ハリウッドの力業を見せつけられた。

困難なことは何にも起こらず、スルッと全部うまくいってしまうので物足りないかもしれない。けど、オー
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.9

外からの視点で見る東京は何だかむずがゆい。
アンニュイなTOKYO。

一人でじっとしていると、寂しさがじわじわ広がって、からだを蝕む。
みんなに進むべき目的地があって、そんなものがないのは自分だけみ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.6

ずっとざわざわしてた。
何度も心臓がぎゅっとした。
長い髪を切るオープニングから、何だかもう不穏だ。

クロエはハッとするほど美しいときもあるけれど、病的で狂気をはらんだ姿をしてる。
彼女は恋人の真実
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.3

80年代のアイルランドの気分とか、法律で離婚が禁止されてた事情とか、知らなかったことを知れて面白かった。
ただ映画自体にはあんまりのれなかった。元々ロックにあんまりときめかなくて……
Onceはとって
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怒り(2016年製作の映画)

4.2

本気の怒りを伝えることは難しい。
本気って、目に見えないからさ……

信じられなかった人と、信じて裏切られた人。
猜疑心、自己嫌悪、不信感、哀しみ、そして怒り。
生活の中では押し隠されていても、消えた
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