水乃都さんの映画レビュー・感想・評価

水乃都

水乃都

教皇選挙(2024年製作の映画)

3.9

2025年17本目(劇場11本目)

備忘録
①2.3
②1.4
③0.1
④0.1

映画の公開と時期を同じくしてリアルでも先日教皇選挙が行われたこともあり、話題性抜群の一作。日本では馴染みの薄いコ
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.6

備忘録
①2.1
②1.3
③0.1
④0.1

2025年16本目(劇場10本目)

ローバジェット作品ながらアカデミー賞5部門受賞作との触れ込みで、話題性は抜群の1作。

結論としては、正直自分の
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

備忘録
①2.4
②1.5
③0.2
④0.1

2025年15本目(劇場9本目)【IMAX】

前作を超える満足度で濃厚な166分。
壮大なスケールの世界観をこれでもかとスクリーンに落とし込んでいて
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

備忘録
①2.4
②1.5
③0.1
④0.2

2025年14本目(劇場8本目)【ScreenX】

伝説的ロックバンド「QUEEN」と彼の物語。
世代を超える浸透力で今もなお愛される「QUEEN」
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.4

備忘録
①2.4
②1.5
③0.2
④0.3

2025年13本目(劇場7本目) 【IMAX】

若き日のボブ・ディランを描く伝記映画。

伝記映画と言っても、「ボヘミアン・ラプソディ」のような人生
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.1

備忘録
①2.3
②1.4
③0.2
④0.2

2025年12本目(劇場6本目)

紛うことなきアメリカ青春映画の金字塔。
若き日のジョージ・ルーカスが、時代の転換点とも言える60年代の世界をスクリ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

備忘録
①2.4
②1.5
③0.1
④0.2

2025年11本目 (4K UHD)

映画史を変えたレジェンド作品の1つ。
現代視点ではタイムスリップや時間を題材にした作品は無数にあって、内容自体
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

4.1

備忘録
①2.4
②1.4
③0.2
④0.1

2025年10本目(劇場5本目)

『ソーシャル・ネットワーク』でお馴染みジェシー・アイゼンバーグの記念すべき初監督作品。脚本も彼が執筆し、主演も務め
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

3.8

備忘録
①2.3
②1.3
③0.1
④0.1

2025年9本目(劇場4本目)

ガンダムシリーズ完全新作の幕開け。
新たな物語の序章。

触れ込み通り知識が無くても楽しめる作品ではあるが、尺の都合
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アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.3
③0.2
④0.1

2025年8本目(劇場3本目)

ドナルド・トランプが怪物になるまでの物語。
とんでもないタイミングでの上映だが、日本ではあまり話題になっていない印象
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.8

備忘録
①2.2
②1.4
③0.1
④0.1

2025年7本目(劇場2本目)

毎回安定のジェイソン・ステイサムを堪能する映画。もはや、ジェイソン・ステイサムと言うコンテンツである。

105分の
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.1

備忘録
①2.5
②1.3
③0.1
④0.2

2025年6本目

後に『デッドプール2』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『ブレット・トレイン』など大味なアクション映画を手掛けるデビッド・
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.4
②1.4
③0.2
④0.1

2025年5本目

世間の求める黒人像に辟易している男の物語。
冒頭から良かった。講義のシーンから主人公の人となりがはっきりと伝わり、彼と社会との溝と
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.2
③0.2
④0.1

2025年4本目

史上初の黒人警察官の物語。
当時この世に1人しかいない新人の黒人警察官の潜入先が白人至上主義団体であり、尚且つそれが実話と知り衝撃
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.4
②1.5
③0.1
④0.2

2025年3本目

タランティーノの切り口で映し出される西部劇。
ほとんど西部劇を見たことがないため他作品との比較はできないが、時代設定やカウボーイな
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レ・ミゼラブル デジタルリマスター/リミックス(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.5
③0.2
④0.1

2025年2本目(劇場1本目)

ドルビーシネマにて鑑賞。
以前IMAXで鑑賞した『インターステラー』に続き、ラージフォーマットで観られて良かった作品
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.5
③0.1
④0.5

2025年1本目
4K UHDで鑑賞。

それぞれのキャラクター達のぶっ飛んだ1日が、点ではなく線として繋がっていく。
昨今ではノーラン作品をはじめ、
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.4
③0.1
④0.2

製作30周年記念版 4K UHDにて鑑賞。

全体を通して大味なテイストで、事態の深刻さに反してシリアスに傾き過ぎずに楽しめた。思ったよりあっさり人が
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.3
③0.2
④0.1

数多の顔を持つ正体不明の会計士兼ヒットマン。
自分がすぐに数学を諦めた文系人間なので、数字を仕事にする人は全員カッコよく見える。

尺も128分と長す
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.4
③0.2
④0.1

これは、実話に基づくかもしれない物語。
さすがにここまでにはならないだろうなと思いつつも、他人事ではいられない恐怖感が確かに存在していた。
もし世界の
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.3
③0.2
④0.1

AIの静かなる反逆。
人間が新たな知性体を生み出すコトの傲慢さを描いている作品とも言える。

この手のジャンルは人間とAIをどう線引きするのかが1つの
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.3
③0.2
④0.1

祖国のために最も殺したスナイパーの物語。
戦場にいる時間がかなり長いため、細かい部分は省いてテンポ良く進んだ印象。

戦争とPTSDは切っても切れない
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.4
②1.3
③0.2
④0.3

最高にハイでクレイジーなウルフの物語。

営業電話から演説、ヤクでキマっているシーンまでどこをとってもディカプリオの芝居に圧倒され、徐々にヒートアップ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.5
③0.1
④0.3

アメリカ崩壊の渦中を描く、カオスな世界観。
目的地を目指すシンプルな展開の中で、各所に緊張感や恐怖を散りばめながらより壮絶なクライマックスへと向かって
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.3
③0.1
④0.3

愉快なファミリーが10年の時を経てカムバック!
相変わらずのテンポの速さとコロンバスの間の悪さで笑いっぱなしの99分だった。

唐突なキャラ被りとか例
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.4
②1.3
③0.1
④0.1

最年少の億万長者 マーク・ザッカーバーグのFacebook創設にまつわる物語。
脚色が入っているとはいえ、時代も格も違いすぎて別世界の人間の物語に見え
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.4
③0.1
④0.2

もし自分の生きる世界がゾンビワールドになってしまったら、彼らみたいな仲間達に出会いたい。

色々ツッコミどころはあるけど、遊園地のゾンビパーティーは最
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.5
③0.2
④0.2

逆境に挑み続けた男達のジャイアントキリング。
臨場感溢れるレーシング映画でありながら、マイルズとシェルビーの友情ドラマや家族愛の側面も濃く描かれていて
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.4
②1.5
③0.1
④0.1

壮大な物語の完結。
愛した人を失い、執事は去り、守ってきた人々に疎まれ、絶望の淵に叩き落とされても尚、戦う道を選ぶブルース。
それは、見返りを求めない
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.5
③0.2
④0.1

ワンカット風の演出は他作品(特に戦争映画)と一線を画し、リアルな時間の経過による消耗や絶望感が伝わってくる。

将軍の司令を前線に届けるというシンプル
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.5
②1.5
③0.1
④0.1

どんな善人でもあらゆる選択、判断には必ずエゴが絡む。
そして、正義の行いは時として無辜の民をも敵に回す。常に賞賛される英雄など存在しない。

真実
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.5
②1.5
③0.2
④0.2

公開から10年経った今、IMAXで鑑賞できたコトが本当に幸運だった。
作品の壮大なスケールをIMAXが更に先の次元へと昇華させていて、長尺だが終始世界
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.5
③0.1
④0.1

戦争の恐怖とリアル。
いつ死んでもおかしくない緊張感が終始続き、戦場にいる兵士の心境を疑似体験できる。

ノーラン監督の他作品と比べるとダイナミックさ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.3
②1.5
③0.2
④0.2

「音楽に人生を狂わされた男」と「音楽で人生を狂わせる男」の物語。狂気と狂喜。

話には聞いていたけど、J・K・シモンズの熱演が凄まじい。フレッチャーの
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.4
②1.4
③0.2
④0.1

これぞ究極の火星サバイバル映画!
ゼロ・グラビティのような数時間に詰め込まれた緊張感とはまた違う、死が1歩ずつ音を立てて歩いてくるような恐怖に包まれて
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
①2.2
②1.5
③0.1
④0.1

これぞ極限状態の宇宙サバイバル映画。
地上の遭難でも十分生きた心地がしないだろうけど、宇宙の場合はスケールが違いすぎる。無限の闇の中で通信もできず仲間
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