Yoshishunさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshishun

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ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

3.9

久々に見返してみたら、ワンピース史上最も渋い劇場版だったと印象が変わった。
2度負けてその後も完全には決着の着かなかった相手は後にも先にもゼファー以外はいないのではないだろうか。
2度倒れた男は、人生
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狙撃者(1952年製作の映画)

3.8

街を揺るがす1人のスナイパーは、女性への嫌悪感から殺人衝動に駆られる精神異常者だった‥‥
タイトルからスタイリッシュなガンアクションを想起させるが、その実態は異常性癖に悩まされる孤独な男が、真に周囲か
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

2.8

現在公開中の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の予習として製作されたTVシリーズ総集編。私自身、怪盗キッドがどのような人物かよく知らず、ただのキザな野郎というイメージしか無かった。しかし彼にも怪盗>>続きを読む

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

ザック・スナイダー監督長編デビュー作。
ジョージ・A・ロメロが生み出したホラー映画の名作『ゾンビ』に新設定を加え大胆にアレンジしたリメイク版である。

なんてことのない日常が崩壊していく様はまさに後世
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ビースト(2022年製作の映画)

3.6

イドリス・エルバがどう見ても医師には見えないサバイバルアクション。
アフリカの荒野で孤立状態となってしまった一家の前に、数多の人を喰い殺したモンスターライオンが現れる‥‥
モンスター映画でお馴染みのユ
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ドラゴンボール 最強への道(1996年製作の映画)

3.5

ドラゴンボール劇場版マラソンもラストラン!

ドラゴンボール劇場版17作目となる本作は、摩訶不思議アドベンチャーと銘打っていた頃の少年期悟空のリメイク。レッドリボン軍との攻防を軸に、ブルマをはじめとし
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ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(1995年製作の映画)

3.0

ドラゴンボールZ劇場版13作目にして最終作。
謎の老人に言われるがまま悟空一行の手によって復活させられた勇者タピオン。しかし、彼の体内にはかつて故郷を破壊された魔王ヒルデガーンが封印されていた!魔王の
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ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ(1995年製作の映画)

3.5

ドラゴンボールZ劇場版12作目。
悟空とベジータのフュージョンしたゴジータがシリーズ初登場し、地上と天国と地獄を舞台に総力戦が繰り広げられる。『ドラゴンボール超 ブロリー』公開記念人気投票では、ブロリ
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ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(1994年製作の映画)

2.7

ドラゴンボールZ劇場版11作目。
死地から蘇った新たなるブロリーvs悟天、トランクス、18号、クリリン!

作品を重ねる毎にブロリーの格が落ちていき、前作で決着が着いたにも関わらずここまで引っ張るのか
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ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない(1994年製作の映画)

2.8

ドラゴンボールZ劇場版10作目。
ブロリーとの激闘から1年後。セルゲームによる悟空の死、悟飯の成長と悟天の誕生というタイミングで、長き眠りに付いていたブロリーが復活!憎きカカロットの面影を遺した悟天は
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ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!! ぶっちぎりの凄い奴(1993年製作の映画)

3.5

ドラゴンボールZ劇場版9作目。
優勝者はサタンと一戦交える権利を与えられる天下一大武道会。決勝ステージはサタンの弟子4人との闘いになるはずが、そこに現れたのは界王様が封印していた極悪人ボージャックとそ
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ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(1992年製作の映画)

3.3

ドラゴンボールZ劇場版7作目。
セル編でお馴染みの人造人間たちだが、何とドクター・ゲロの開発した人造人間は例の3人だけではなかった!
人造人間3人vs超サイヤ人3人の激闘が幕を開ける‥‥

悟空が生き
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ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(1992年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラゴンボールZ劇場版6作目。
前作で太陽へと吹き飛ばされたフリーザの兄クウラが衝撃の復活!
フリーザよりも早く、それもドラゴンボールさえ使わずにメタルクウラとして悟空たちの前に立ちはだかる。

太陽
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

“音で感じる恐怖映画”

70年代ホラーの傑作『エクソシスト』と双璧を成す『オーメン』。6月6日6時に誕生した悪魔の子ダミアンの周囲に起きる怪奇現象を描いた作品で、今年で公開48年というタイミングで突
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ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強(1991年製作の映画)

3.3

ドラゴンボールZ劇場版5作目。
悪の帝王フリーザの兄クウラが地球に襲来!悟空、悟飯、クリリン、ピッコロという面子で挑むシリーズでも人気の高い1作。

フリーザの兄という設定なので、嫌でも弟を超える戦闘
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ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(1991年製作の映画)

3.0

ドラゴンボールZ劇場版4作目。
地球を第2のナメック星にすべくやって来たスラッグを相手に悟空たちが挑む。

前作以上にあっという間にドラゴンボールが集まるわ、地球滅亡の危機に陥るわ、相変わらずピッコロ
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ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(1990年製作の映画)

2.8

ドラゴンボールZ劇場版3作目。
カカロットにそっくりなサイヤ人、ターレス率いる軍団が地球に攻めてくるという話。

序盤であっさりドラゴンボールを見つけるので、とうとうドラゴンボール探しの冒険譚としての
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ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(1990年製作の映画)

3.5

序盤でピッコロがやられ、亀仙人、クリリン、孫悟飯、そして孫悟空も地球滅亡の脅威に立ち向かうドラゴンボールZ劇場版2作目。

タイトル通り、本作の敵はこの世で一番強いヤツの体を乗っ取ることを企む。ピッコ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.9

大コケによりシリーズが打ち切られ、事実上完結編となってしまったファンタビシリーズ3作目。J・K・ローリングが本当に描きたかった物語という割にはかなりこじんまりとした印象を受ける前2作だが、本作も例に漏>>続きを読む

荒野の用心棒 4K復元版(1964年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

“マカロニ・ウエスタンの原点”

劇場にて絶賛上映中のドル3部作。イーストウッド×レオーネ×モリコーネの巨匠トリオによる傑作西部劇の4K版だが、本作はまさに伝説の始まりを告げる記念碑的作品といえる。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

“ノーランにしか作れない伝記映画”

ついに現代映画の異端児クリストファー・ノーランが念願のオスカーを手にした本作。かつて映画の神様と呼ばれたスピルバーグが『シンドラーのリスト』で賞狙いの作品と一部で
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自由を我等に 4K デジタル・リマスター版(1931年製作の映画)

3.7

チャップリンの名作『モダン・タイムス』の原型となる巨匠ルネ・クレール監督作。機械文明の発達に伴い文字通り社会の歯車として労働者の尊厳が失わなれていく過程をユーモアたっぷりに描いたブラックコメディの『モ>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.8

澄まし顔したイケメン殺人鬼が、
いつまでも、
どこまでも、
しつこくも、
追い掛けて、追い掛けて、追い掛けてくる!!!
殺人鬼から逃げる一夜を描いた韓国産サイレントスリラー。

この手の作品は少なから
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ピンクの豹(1963年製作の映画)

2.8

かの有名なメインテーマの流れるオープニングは最高にお洒落で良かったが、その後はドリフの延長を見ているようで素直に楽しめなかった。
妙にロマコメに走っていたり、雰囲気だけ一丁前にお洒落なだけに、警部vs
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ドラゴンボールZ(1989年製作の映画)

3.2

劇場版ドラゴンボール4作目(Zとしては1作目)。悟空も大人になり牛魔王の娘チチと結婚、悟飯も誕生した後のエピソード。まだまだ如意棒と筋斗雲頼みの孫悟空や、悟飯の師匠になる前のピッコロ、クリリンが主戦力>>続きを読む

ドラゴンボール 魔神城のねむり姫(1987年製作の映画)

3.3

劇場版ドラゴンボール2作目は、クリリン、亀仙人、ライチらが劇場版初登場。亀仙人の元での修行前に無理矢理オリジナルストーリーをぶっ込んだ内容となっている。
ドラゴンボールという作品に西洋の伝説はミスマッ
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.4

タイトルのシュシュシュが何の捻りもなくどストレートに◯◯のことだったとは笑
インディーズ出身の入江悠監督が故郷の熊谷を舞台に繰り広げる、絵に書いたような悪政vsしがない市役所職員のバトルもの。
福田沙
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崖っぷちの男(2011年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ホテル21階から自殺未遂を図る正体不明の男。その正体が明かされる時、全米を揺るがす大スキャンダルが暴かれる!

……という大それた話ではなく、ダイヤ窃盗という無実の罪を着せられた元刑事の華麗なる復讐劇
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コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)

2.8

バカ過ぎて愛おしさすら感じさせる傑作短編『カン・フューリー』と比較すると、雑なパロディとやる気のないアクションの連続、惰性で見続けるしか無い本作はやはり1時間でも長く感じてしまう。
プレデター、コマン
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.4

映画館で観た後自宅でも鑑賞。

名作だがやはり映画館向き。
詳しいレビューは4K復元版にて。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

“西部劇と一線を画す一大叙情詩”

監督セルジオ・レオーネ×主演クリント・イーストウッド×音楽エンニオ・モリコーネという最強トリオが放つ、ドル3部作の3作目。『夕陽のガンマン』は10年程前に鑑賞済であ
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Away(2019年製作の映画)

3.0

カメラワークが多彩でまさにアドベンチャー心を揺さぶるアニメーションなのだが、正直ゲームでやる方が俄然楽しそうなまである。
章立てて分かりやすく少年と小鳥の冒険を辿っていき、ただ逃げるだけのシンプルな物
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.9

PSYCHO GOREMANの頭文字通り、何故かPG12指定のカナダ産スプラッターコメディ。かつての日本の特撮にあった着ぐるみ感満載でクセの強い宇宙人達の戦争が勃発するのだが、1番厄介なのがミミという>>続きを読む

おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

3.2

香港映画界のレジェンド、サモ・ハン・キンポーが20年ぶりにメガホンを取ったバイオレンスアクション。ひょんなことから少女のボディガードをする羽目になったおじいちゃんが実は最強殺人マシーンでした系の内容。>>続きを読む

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

4.1

名匠セルジオ・レオーネ監督による革命軍と強盗団の数奇な運命を描いた超大作。
『ウエスタン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』と同じワンス・アポン・ア・タイム3部作の2作目。

正直広く出回
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.3

“パッとしない完結編”

やっぱりあのクローンの少女食われるべきだったね、と思わざるを得ないシリーズ完結編。次いでにクレアは確実に全世界から指名手配されてもおかしくないのに野放し状態。この『ジュラシッ
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