ネネさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ネネ

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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.7

中身をそんなに知らない、そんなに仲良いわけじゃない人たちが集まって一緒に過ごし、互いを励ましたり、痛みや幸せを分かち合ったりしているのがごくごく自然な姿で私的にとても好きでした。ありがとうのハグは最高>>続きを読む

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

とても勉強になった、こういうの大好き。エンドロールでNHKが関わっていると出てきて納得した。こういうドキュメンタリー作るの上手ですよね… 見てて幸せでした。北極の中で音を鳴らして幸せそうにする坂本>>続きを読む

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.6

「シコふんじゃった。」でも、「それでも僕はやってない」でも、周防監督の作品は最後の最後にタイトルの本当の意味が伝わるの、面白いなあと思う。 今回もそうでした。個人的に役所広司はあの世代の俳優の中で一番>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

道端や病院で道化師として働いて家に帰って母親の介護をする毎日から始まる物語、見終わった今その頃のアーサーを思い出して泣きそうになる。自らの人生をまだ”悲劇”だと思っていたあの頃。毎日なんとか力を振り絞>>続きを読む

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.0

天才でした… 。昭和の大スターってやっぱりすごかったんだな…なんか悔しい。あの曲がこの映画の曲だとは知らなかった。この映画の転の部分は、普通の映画だと結末に値するのに、そこで終わらないしそこからめっち>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.9

ある程度の拡張があるとはいえ、事実で史実。 映画を観る前日にソウルの民主人権記念館( 当時民主化を求めた人たちが拘束され、拷問された場所) を訪れていたので、より一層響いた。独裁軍事政権の恐ろしさ、日>>続きを読む

窓辺のテーブル 彼女たちの選択/ザ・テーブル(2016年製作の映画)

3.5

わたしが好きなカフェを思い出した。そこでも、こういう風に同じテーブルで色んな人生が行き交っているんだろうなと思ったらはやくそのカフェに行きたくなった。これは役者たちの演技力が問われるしかない演出。韓国>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.7

見終わった後にポスターに書いてある 「平凡な主婦が起こした巨額横領事件」 っていう文字を見て、私が見た2時間はずっと大事件だったのに、全然事件っぽくなくて怖かったんだと思った。それこそ本当に日常に”あ>>続きを読む

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

2.2

つまらなくて映画館で寝てしまったのは久々でした。。。いっそのこと音楽映画にしちゃえば良かったのでは?

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.4

原作読んで何年か経ってるからか原作とのギャップみたいなのは何も思わなかったけど、やっぱ映像だと男女の淡い恋心みたいなのが目に見えちゃって 好きだよね~そうだよね~って胸が痛くなってしまった。私はさ、い>>続きを読む

At Cafe 6(2016年製作の映画)

3.0

え?わたしめっちゃ勘違いしてたわ?!カフェのおじさんが閔綠だと思って見ててまじで最後よく分からんくて必死にレビュー探したけど日本で観てる人めちゃ少なかった。え、そういことなの?つらすぎん?

リン・ボ
>>続きを読む

わたしたちの家(2018年製作の映画)

4.2

抱きしめてあげたくなる。何があっても子供の前で夫婦喧嘩は良くない、どんな理由であっても。女の子はもどかしい時、手や足は出ない。でも言葉で論理的に話し合うのがまだできない幼い時代に葛藤をどう切り抜けてい>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.0

ビジュアルが可愛い。キャロルの大きさと貫禄、、年齢と経験を積んだ女の美しさってのはこういうものよって真っ向から顕示してくるようでした。結局キャロルにとってテレーズはどんな存在だったのか、わたしははっき>>続きを読む

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.8

今まで見たアニメの中で1番キャラクターの表情がよかった。高畑監督はきっと優しい人。音楽を聴いているような、心地の良い映画。見ている間ずっと泣きそうだった。女の子が生きていて過去に経たもの、そしてこれか>>続きを読む

共犯者たち(2017年製作の映画)

3.7

大学の授業で、講師として大学に出向いてくださっているMBCの現役アナウンサーが見せてくれた。ご本人も出演してるし、解説つきなので一緒に見れて尚更意味があったと思う。ストライキ中は給料が無かったから生活>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.6

面白かった。どこまでがフィクションかは曖昧だけれど、全部ありそうで辻褄合ってる。もはやドキュメンタリーに近いと思う。韓国人であるシムウンギョンが演じてくれること自体が民主主義の表現になっていてとても良>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.4

ジメッとした雰囲気が保たれる中でたまに現れるバンドシーンが良いスパイスだった。おるおる、ずーっと地元でつるむ人たち。そしてそこに入ってくる余所者の中の余所者。エンドロールが海に沈んでいく演出、よかった>>続きを読む

春の日は過ぎゆく(2001年製作の映画)

3.6

イ・ヨンエの透き通るような美しさ。キムチと即席ラーメン、長い愛と一時的な愛との対照を表しているのかなと思った。最後の方のイ・ヨンエの衣装が緑などの夏っぽい服装で、春の日は過ぎ行ったことを感じさせる。

アラジン(2019年製作の映画)

3.6

中東の音楽が最高、映画が始まった瞬間に劇場がディズニーランドになります。ディズニーの映画がずるいのはシンデレラ城のオープニングムービー。小さい時からプリンセスに憧れてきた女の子ならあのオープニングを見>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

予備知識なしで見たから衝撃の連続だった。見終わった後にポスターを見直してまた鳥肌。さすがポン・ジュノだ… “幸せは分け合うほど大きくなるじゃないですか” というコピー…怖すぎる。 半地下という場所>>続きを読む

きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

-

校内の映画館で公開されて、訳あって鑑賞することに…。ラジオ製作過程が秒で過ぎてってそこをメインにした方が絶対に面白かったのになあと思った なぜ声を届けたいのか?声だけでメッセージを伝えるラジオという>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.6

え、良い… 私がメンヘラだからかな、すんなり気持ち入り込めた ひたすら好きなんだよな分かる… 原作読みたいし文字で見ると葉山先生もっと素敵に思えそう、わたし絶対に好きやな…

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.0

ええ話… 限りない愛を与えてくれる母親と夢を与えてくれる父親のもとで育った素直な息子。こんなにも味のある大都会は全世界で東京しかないと思う。

パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

3.0

韓国での試写会にて。普段こういうお涙頂戴映画、俳優推しの映画は興味も無いんやけど、今回は足が不自由で車椅子生活をしている友達と見に行ったから見方が違うかったなあ。見終わった後にその友達が「これからの人>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.1

なるほどこれが1600万人動員かあ~~~~そっかあ~~~~みんな疲れてるから映画くらい何も考えずに笑いたいという気持ちはめっちゃ分かる。でも正直もっっっと笑えると思ってたなあ… イドンフィが初めて>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.6

映画が始まってすぐの1音目からもうすでに岩井俊二。 リリィが好きという共通点があっても決して解決などしない人間関係のグダグダ。コントロールできない中学生の闇。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

美術チーム凄いなあと思いながら見てた。こういう時代設定の映画を見るたびにどうやって撮ってるのかすごく気になるなあ、どこを切り取っても綺麗。女王の女王っぷり、表情の小さな変化、顔のシワまでも味方にしなが>>続きを読む

聴説/Hear Me(2009年製作の映画)

3.2

ヒロインの女の子の演技が苦手で序盤はちょっと???だったけど、後々良くなってきて最後は可愛く思えた。お姉ちゃん役、どこかで見たことあるなあと思ったら君を追いかけたのヒロインちゃんでした。可愛い。良い両>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.7

三拍子のOSTが印象的で良かったなあ。途中のホテルマンとしての信念だったりプライドだったりの感情的な部分がちょっとうざいなと思っていたらそこも大事な要素だったのでヤラレタ。豪華なキャストを使った登場人>>続きを読む

君の結婚式(2017年製作の映画)

3.5

韓国版の「あの頃、君を追いかけた」 。女子なら誰しもが好きな、恋してしまう男の子のキャラクターって大体決まってて、その役柄をキムヨングァンが上手い具合に演じている。너의 결혼식(君の結婚式)というタイ>>続きを読む

恋愛の温度(2012年製作の映画)

2.9

日本版のポスターださすぎ、なんじゃこりゃ。 この二人は別れてから会わなければこんなグダグダ同じこと繰り返さず綺麗に忘れられただろうにな。

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.2

おもんなさそうだなとは思いつつ、ヒョンビンとソンイェジンが舞台挨拶に来るとのことで劇場で見たけど、想像よりは面白かったかな…?劇場で見たからこそ臨場感があってそう思ったのかもしれない。家で見ると物足り>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

わあフィンランド行きたい😭ってなる、フィンランドだけじゃなくてどこか遠くに、ここじゃないどこか違う場所に行きたくなる映画。3人の服装も、フィルムの写真もすごく素敵で見てて飽きない。可愛い。おにぎり食べ>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

最初に悲しみがコントロール効かなくて勝手に暴走してまうの見てイライラするけどそれって完全に人間の姿そのままやし、予告なしに過去の悲しみに暮れることもあったり、時には悲しみによって喜びが生まれることもあ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

鳥肌もん!メンバー同士が何回ぶつかっても音楽の趣味が合うから新しいメロディー聞かせるたびにまたすぐ自然と和解してるのすごく良い関係性だと思った もっとスター街道を行く姿をドーンと見せて欲しかった気もす>>続きを読む