まうさんの映画レビュー・感想・評価

まう

まう

映画(290)
ドラマ(0)
アニメ(0)

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.5

サンドラの復職かボーナスとは酷な選択だ。彼女の立場になったらそのまま引き下がってしまうだろうなあ。ボーナスとったとしてもそれぞれの事情があるから責められない。
泣いちゃだめと言いながら泣いてしまってい
>>続きを読む

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.3

「なめたらいかんぜよ!」はこの場面でしたか。てっきり夏目雅子が花子だと思っておりました。

岩下志麻、夏目雅子美しいです。

繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.0

着ているもので心のもちようが変わる。何着ても一緒普段ユニクロでいいやな自分には耳が痛いです。お店に関わる方が皆丁寧に生きていておとぎ話のようです。喫茶店サンパウロのケーキが美味しそうでした。

女殺油地獄(1992年製作の映画)

4.0

私がみた歌舞伎のとはちょっと違う。遊びつくしてしれっと嫁入りする豪商の娘役藤谷美和子とすんなりしてるのにどうしても色気が抑えきれない樋口可南子にくらくらしてしまうわ。あんたいくつにならはったん?からの>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.2

あんな目にあってよく悪い道にいかなかったなあ。激しく主張するのが目を引きやすいけど真っ当に働くのも戦いだと思う。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

パンツ一丁のおじさんと幻想か現実なのかわからないのに戸惑いながらもつい観てしまった。今のハリウッド(と社会)への辛辣なメッセージか。ドラムが印象に残る。かすれ声で毒舌エマストーン好きです。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.0

色々突っ込みたいけどまあいっか。でもカイロレンにはがまんできないレン君って呼びたくなる。そんなのだからマント装備させてもらえないし称号もないのよ。BB-8とR2-D2かわいかったです。

う~ん、まあ
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

欲に駆られた若者が感覚を麻痺させてゆくのかと思ってたら元々世界は自分とその他しかいないサイコが天職みつけちゃったものでした。やっぱりそうする?っていうことを当然のようにやってしまいます。主人公の眼に狂>>続きを読む

パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

3.3

まんまと丸め込まれたような気がしなくもない。気持ちのまま行動して周り傷付けたのによくもまあ図々しい。契約数日後に売り主が亡くなることもあるし三十年払い続けた買い主が先に亡くなることもあるヴィアジェは賭>>続きを読む

創造と神秘のサグラダ・ファミリア(2012年製作の映画)

4.0

生きている間には竣工しないだろうと思ってました。ガウディと同じものを見ようと改宗までした彫刻家同じ日本人として多く取り上げられていたのは嬉しい。発展させちゃった方もいただけに穏やかで真摯な態度が際立っ>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.3

自分もボケてしまうかもしれないと少しでも気にしたことある人はキツいかも。病名を知って子供達に遺伝してしまったのではと心配し自分のせいだと謝るのは母親だなあ。初期の頃準備したものうまくいけばよかったのに>>続きを読む

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

3.5

まだ十代前半なのに一生が決まるかもしれない厳しい世界。アジア系の子が白人かノルウェー人だったらよかったと言っていたのが印象的何か感じるものがあったのかな。学費を気にして出願しなかった子(王子顔)をみつ>>続きを読む

ハイネケン誘拐の代償(2014年製作の映画)

3.1

友人だったのに後悔や疑心暗鬼で崩壊していってしまうこんなに脆いものか。犯人達のその後にはもやもやが残ります。人質になりながらも要求通してしまうハイネケン氏の精神力がすごい。(やっぱりレクター博士だ。)

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

3.2

ケイトウィンスレットがむちむちで強い生命力感じる。庭仕事というより土木工事の力仕事もこなすガッチリしたむちむちです。それでいて絵画に描かれた女性のよう。国王とオルレアン公兄弟が天上人な雰囲気漂わせてい>>続きを読む

人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.0

ハッピーエンドもバッドエンドもやることやってすっきりしただろうな。体制側とお金持ちには意地悪な感じ。「悪党に天罰が下ればいいと思ってる人は多いけど実行するのはいない」言ってたおばちゃんと花嫁さん好きだ>>続きを読む

わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.3

よくぞ無事で。オープニングは足の爪先がもぞもぞしてしまう。自暴自棄になった人生のリセットが究極の自暴自棄にもみえた。自然の美しい景色や出会いは一緒にトレッキングしている気分でも観られる。笑顔がキュート>>続きを読む

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

3.8

モヤモヤする終わり方。これって映画にしてもいいのだろうかとさえ思う。実話を元にしているとのことで関係者は今どうしているのだろうか。釈放されても無罪にはなっていない特殊な司法取引の内容も気になる。怪しく>>続きを読む

ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

3.5

JBはなんて熱いなんて俺様なんだろう。子供の頃の家いつの時代なんだ?って驚いた。ぱっと見微妙なのだけどステージに上がり歌い出せばJBにみえてくるから不思議。リーゼント時代はフィフスエレメントのルビーち>>続きを読む

サボタージュ(2014年製作の映画)

3.0

DEA特殊班の荒くれ野郎共とお姐様いかれすぎです。あそこまでやられると人体と認識し辛くなる。七三のシュワちゃんと髭三つ編みサムワーシントン、詰め所のランボーのポスターがツボ。あれを金網で包むのが謎知識>>続きを読む

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.5

現在数ある絵画美術品を目にすることが出来るのも彼等と協力者のお陰なのだなあ。ジョージクルーニーはマットデイモンの使いどころよくわかってる。フランス語喋ってると英語でって何度も言われたり地雷でテンパった>>続きを読む

グラスホッパー(2015年製作の映画)

3.0

生田斗真さん出演なので観ました。拷問の仕方もなってないクリーナーもいないし何かチンピラの寄せ集め感漂う組織だなあと思ってたらそういうことですか。押し屋が一番殺し屋っぽかった。眼鏡スーツでへなちょこ巻き>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

目が覚めると突然40才隣には見知らぬおじさん、それだけでもゾッとするのにさらにゾッとさせてくれました。手に入らないもののためにあんな面倒くさいことを毎日続けていた彼は偏執的で気持ち悪いけど悲しくもある>>続きを読む

ドラフト・デイ(2014年製作の映画)

3.5

年一回思い出したようにスーパーボウル観てQBはモンタナ位しか知らない。ドラフトでこんなじりじりとした心理戦やっていたとは。知ってたらもっと楽しめたのかも。ここぞという時大博打に打って出て勝つのはめちゃ>>続きを読む

しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

3.3

少しずつ味見して修正しながら進めばいいじゃないという気持ちにしてくれる。特に劇的なこともない現実はこんな感じよね。離婚切り出された直後の顔がギスギスで酷いそれがラストあんなに穏やかな顔になるのだもの。>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

英国紳士のスーツ姿ごちそうさまでした。サミュエルジャクソンに付き従ってたガゼルかっこいい!威風堂々流しながら花火それとすぐわかる指導者みせたりして皮肉ってるなあ。ジャックバウアーだとみんな巻き添えにな>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

5.0

大大大好物です。息子がやらかした事を聞いた時のボスの「うちもうだめかも…」って顔して冷静にうろたえるのがおかしくて仕方ない。最後うわ、やっぱりジョン来た!ってなったら笑うしかないよね。クリーナーのお爺>>続きを読む

ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

4.0

ナチが勝利していたらこんな国が誕生していたのだろうなと前作で感じたのだった。監督は”外国人”だからまだいいけど静まってた汚泥引っ掻き回す様な真似させて訪ね回った人は今無事なのかとても気になる。共産主義>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.0

う~んイマイチわからない。人のお金は人のお金商品にしか感じられないしあの若者に惹かれる理由もわからない生涯賃金投げ捨てるまでのものとはとても思えない。もっとかっこいい男いるでしょう!!
ただベテラン行
>>続きを読む

あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

4.0

ネリーにとって夫は収容所での生きる希望だったから執着するのはわかる。それなのに夫!欲に目が眩んで完全に見えなくなってて腹立たしい。気付くチャンスはいくらでもあっただろうに。囚人番号見せながらスピークロ>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.5

ビルマーレイそのものなんじゃないかと思わせるクソジジイヴィンセント。でも本当は優しいのだと気が付く少年もいい子。聖人発表会でうるっときてしまった。担任と妊婦ストリッパーと猫がいい味出してる。

ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏(2015年製作の映画)

3.0

舞台監督が硫酸かけられた衝撃事件犯人逮捕まではなんとなく記憶にあった。首相自ら秘密兵器というだけあって内部政治が大変そう。腐敗払拭に抜擢されたエリツィン似の支配人はいつまで続けられるのか。光りが強けれ>>続きを読む

ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.5

遅かれ速かれきたであろう破滅への旅。スーツにパナマ帽サングラスのヴィゴモーテンセンがずるずると破滅してボロボロになってゆく様を堪能しました。「希望」を無くしてから信用ならない同士の逃避行はドキドキ。最>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

「好きなことさせていただいているのだから死に物狂いで努力するのは当たり前」という言葉が頭に浮かびました。好きな言葉です。
サイコ教師がおかしくて仕方なかった。他の教室にいきなり入ってきて我が物顔、自分
>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.3

犯人の告白からはじまるときくとどうしてもあの作品が浮かんでしまいました。いつコバヤシはでてくるのか。(出てきません)ああ、そっちなのねという感じです。最後は大博打だったろうに。どんなシステムも人が弱点>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

憧れの時代の人もまた違う時代に憧れてた。無い物ねだりだったのかもね。ヘミングウェイとダリがとっても変な人で実際もこうだったのかな。フィツジェラルドがロキ君でごちそうさまです。日が暮れてゆくパリの街並に>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.3

「君の脳にも希望ある」なんて言われたら「はあ?(怒)」ってならない?コリンファースだから緩和されたのかな。街一番優しい司祭から地獄に落ちると言われただけのことはある嫌なやつ。かといって変な歌の御曹司も>>続きを読む

>|