Maxさんの映画レビュー・感想・評価

Max

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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.8

とにかくこの映画のテーマは「平等」である。
平等に扱われ
平等に評価され
平等に尊敬され
平等に祝福されること。
それを貫き戦ったビリー・ジーンに拍手を送りたい。

男女の賞金格差是正を訴え、自分たち
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.7

魂のぶつかり合いを見た。
これは本気でド直球な映画。

宮本......お前クソ真面目すぎるよ。
なんだよこれ。
呆れるよ。ダサいよ。クセェよ。
でも、愛する人が傷つけられた時に、指が折れようと歯が折
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.8

まず、中国系アメリカ人があそこまで自分のアイデンティティに苦しんでいるとは知らなかった...
人口があれだけいる分色んな中国人がいるってワケだね。

展開はテンポよく観やすい。
とにかくカネ、カネ、カ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.1

秩序の保ち方はいくつもあるけれど、その中でスーパーヒーローが悪者と戦うことは必要か?と我々に聞いてくる。

また、そもそもスーパーヒーローとは何かを科学的に問うている。
サラー・ポールソン演じるエリー
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.2

ドラマだと『JIN』や『信長協奏曲』など歴史物にはよくありそうな展開。
まぁこれはタイムスリップではないけれど。

一応サスペンスなので結構ハラハラしました。
お父さんめちゃくちゃ身体張ってる。

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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

ゾンビ×人間ドラマ。
そしてそこに笑いを提供できるのはさすがはエドガー・ライトとサイモン・ペッグ。

バイオハザードみたいにゾンビが早くなくて良かった。
ノロノロしているからこそこちらにも多少の勝機が
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

続編を前に復習。
ほとんど覚えてなかった。

悲劇のヴィランの誕生とオーロラ姫との関係を描く。

子どもでも観やすい作り。
おかげで観客はマレフィセントに感情移入できる。
正にディズニー映画と言ったと
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

マジでマカヴォイ怖すぎだろwww
これで主演男優賞ノミネートすらなかったの本当なのか?驚き。

観ていく中でそれぞれの人格の特徴や狙いが出てくる。
特にヘドウィグの演技が凄かった。舌っ足らずな喋り方と
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

これこそ本当に「良い映画」。
みんなが幸せになれる。

どんなときも「うまーくいく」の精神を持つ。
本当に何でもうまくいってしまうw

学校、教育、就活などインドに蔓延っている問題点なのかな?をうまく
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.7

ダニエル・デイ=ルイスのだんだんとやつれていく姿を見て、彼にしかできないのかなと感じさせられた。
ただそれ以上にポール・ダノの狂った演技が大好きだ。悪魔を追い出そうと教会中を暴れ回って時には人を引っぱ
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.6

やっぱり親権争いの映画は泣けますね。
いつの間にか子どもファーストではなくなってしまう。

数学の才能がある7歳の少女メアリー。
彼女の親権をめぐり2人の親族が争う。

才能があるにせよメアリーには普
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

「脳死判定を得られなければ臓器提供は出来ず、脳死=死亡ではない。心臓死=死亡である。」という日本のややこしいルールに一石を投じる作品。

心臓は動いているのに脳が死んでいるから臓器提供の意思確認をされ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

『バットマン』や『ダークナイト』に登場する“悪のカリスマ”としてのジョーカーを描くというわけではないので、無作為に人を殺したり何かを破壊したりするのを過度に期待してはいけない。
むしろそこまでの過程、
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.4

う〜んまぁそれなりに楽しめたと思うね。
デルトロ版を観ていないから比較したりとかもなかったし。

R15+ということもあり割とグロめ。
そこを和らげるためにギャグ要素を多くしていたのかな?
確かに『デ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.8

ラスト30分は盛り上がってきたけれど、そこまでは酷かった。あくまで個人的だが。

もう題名はデヴィッドでいいんじゃないか?
それくらいデヴィッド/ウォルターが無双してるだけ。
キャストこそ豪華だが、ほ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

なかなか面白かったっす。
盲目を上手く活かしていた。

初めは音と匂いから。次に目撃証言。それを基に色々な関係者から話を聞き...という感じに一つ一つの枝を辿るように謎を解いていく。

色々予想して臨
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.6

なかなか衝撃作でした。
本当に実話なのか...こんなことがあったとは考えたくもない。

『プライベート・ウォー』や『ラッカは静かに虐殺されている』で観ても思ったけれど、神を口実にして人を殺していること
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.7

女性版『96時間』的な作り。
まぁタイムリミットは無いし、既に家族は殺されているしで細かい所は異なるけれども。

麻薬組織に夫と娘を殺された母親が5年後の同じ日に復讐する。

結構やられる。
さすがに
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.7

ラスト10〜20分くらいの所で題名のヘイト・ユー・ギブの意味が分かった。
なるほどと思った。これはかなりの良作ですね。

ただの人種差別反対映画ではない。

そしてそれぞれの主義主張が真っ向からぶつか
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.6

クレイジーすぎる。
とんでもなくイカれてるw

前半はカルト集団に妻が殺されるまでを、後半はその敵討ちに行く。
前半が少し長く感じた。30分くらいでまとめられそう。

とはいえカルト集団もかなり狂って
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オペレーション:レッド・シー(2018年製作の映画)

4.2

いや〜やっぱり中華アクション最高じゃないっすか〜

規模が大きすぎる。
日本は真似出来ない。

何人殺しても次々と出てくる敵がかなり強くてストーリーもトントン拍子では行かない。

そして人質奪還という
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

この映画を観て思ったことは、もっと心に余裕を持って生きたいということだ。
毎日朝早く起きて仕事に行って妻の作るサンドイッチを食べて時に人間観察をしながら仕事を終えて家に帰ってバーで1杯飲んで寝る...
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.4

友達とポップコーンを食べながら観るような映画だ。
これぞエンタメって感じ。

『ゴジラ』や『トランスフォーマー』で観たような展開で特に新鮮味はないが、とりあえず頭をカラッポにして楽しめてしまうのは正に
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

2.8

ニーナを助ける所までは「どうなる?」っていう感じが続いて良かったのだけれど、いざウィリアムズ邸に乗り込んでからは物足りなく感じた。

雰囲気で見せる映画なのかな。

主人公ジョーの過去が彼自身を苦しめ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.1

『荒野の誓い』を観て、クリスチャン・ベール出演作を観たくなったので再鑑賞。

良かった点は3つ。
まずは題名の通り、バットマンになるまでの始まりを丁寧に描いている。最初から仮面を被って街を助けるのなら
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

公開してからどんどん平均点が下がっていくのでかなり不安を覚えたまま鑑賞...
ですが、結論としては良い。ハードルを下げたこともあり思ったよりも楽しめた印象。

というのもIMAXで鑑賞したからかもしれ
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.9

クリスチャン・ベールはこういう寡黙な役が似合う...

憎きインディアンの護衛を任命されたジョー。彼らと行動を共にする内に彼の心情が変化していく所に注目ですね。

次々と失われていく仲間。
虚しさが残
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.4

RBSS(ラッカは静かに虐殺されている)という市民ジャーナリストグループを描いたドキュメンタリー。
ISが力を増しシリアを制圧していく中で、ISがどれほど酷いことをしているかを密かに撮影・録音するなど
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.7

息子の戦死をきっかけにかつての戦友に共に埋葬することをお願いする...

知られざる息子の死の真相。
果たして国のために尽くして亡くなったのか?

アメリカ政府に対する静かな怒り。
国が一人一人の兵士
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

安定感あるな〜
今回はイーサンの孫娘CJに何度でも会いに行くという展開。

絶対にCJを守る。
本当に意志が固くて賢い。

CJもイーサンと同じく、段々とこの転生を理解していく。
ただ今回は他の飼い主
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

特にシリーズを追っかけていない人ならそれなりに楽しめて帰れると思う。実際に自分もかなり驚いたし、怖さもあった。

ただ、これをここまで続いたシリーズとして観ると面白さはほとんど得られなかった。
これい
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃいい話だった〜
なんとなくだけれど、『こんな夜更けにバナナかよ』と似ている部分もあった。

ポリオに感染し首から下が全て麻痺したロビンは人工呼吸器を取り付けられ入院していた。しかし妻のダイ
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.7

2回目の鑑賞だからある程度の耐性はあったけれど...
やっぱり怖え〜〜。

後半はもうアナベルが無双しまくるからもはやドカドカうるさいだけだが、前半の本性を表すまでがジワジワとこちらを苦しめてくる。
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

飼い主イーサンに拾われたベイリーは何度転生してもイーサンを探し続ける...

ベタかもしれないけれど、構成も良く心温まる作品。
犬は飼い主を救っているのか。確かにそうかもしれない。

ニオイを嗅いで飼
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

1人のネイティブ・アメリカンの少女が雪の中で裸足で遺体となって発見された。
果たして真相は?

ウィンド・リバーという先住民居住区域。
警察は常に孤立無援。
FBIから捜査官ジェーンが来るも、権限は彼
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運び屋(2018年製作の映画)

3.7

家族に見放され家も失った男が、運び屋として新たな収入を得る話。

ステイサムのトランスポーターみたいなカッチリした運び屋ではなく、爺さんらしく自由気ままに運んでいく。
途中の寄り道なんて当たり前笑
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