トイストーリー4大号泣勢なのでこの手の話に弱いけど、この映画もじんときました。
みんな生きる意味、知りたくない?
雑誌現代思想の特集号で、人生の意味の哲学、という回があって。そこで「生きる意味」と>>続きを読む
だれが悪いということを言うのはナンセンスだけれど、一番悪いのは男性性(男らしさ)な気がする。
母子家庭父子家庭になっている原因も、湊くんの方は父親の不倫とか言ってたし、その子供が学校生活で憂き目を見て>>続きを読む
信仰ほど怖いものはない…。
砂虫を呼ぶ、という行為が畏ろしくて好き。一定間隔で地響きをさせたら来るって設定がたまらない。
セルフドキュメンタリーだけど、映画的に作っているという発見がありました。
このレビューはネタバレを含みます
半ば結末が最初から決まっている状況で、脚本次第でここまで掘り下げられるのかと感心した。
後半は夫婦の関係性に焦点が当てられていくのだけれど、描かれているのは共働き夫婦が普遍的に持つ歪みなんだと思った。>>続きを読む
エンディングで涙が出た。
最初は重度の知的障害の人を想起させた。
でもそんなベラがだんだん成長し、問題提起の語彙を得ていく過程を描くことが、希望として重要だったように思う。
社会問題に触れると、自分>>続きを読む
中山美穂きれい。
とよえつがチャラい。
90年代の冬の北海道の雰囲気がいい。
ありきたりなゴジラ論だけど、ゴジラは人災であり天災であるというのと、それが米軍によって生み出され日本に上陸するという、理不尽が魅力なのだと思った。
特に今回は、ゼロがマイナスになるということで、これ>>続きを読む
おじさん批判に時間使ってて、若い世代のおじさん化の防止に少しでも貢献しているのがよい!
出張帰りに那覇のシネマパレットで鑑賞。
主演の方の演技が上手すぎて、フィクションと思えない。ストーリーがあまりに暗すぎて出来過ぎなくらいなのだけど、それが現実に起こっているということが悲しい。
沖縄>>続きを読む
いくらヤケクソになっていたとしても、「インコ大王様」はあからさま過ぎて面白かった。
塔が象徴する、エコロジー/ユートピア的世界。それは維新後、近代化と脱魔術化(=宗教的世界の否定)によって対立概念と>>続きを読む
初ホンサンスだったけど、たぶんかなり薄味な方の作品なんだろうな。
気まずさというか会話が全部絶妙に噛み合ってなくて手探りな感じが、濱口ぽい。
見ててそわそわする会話シーンのオムニバスみたいな映画。>>続きを読む
ソフィアコッポラのSomewhereを思い出した。
父と娘の関係に焦点を当てた映画はあまり知らないから嬉しい。
父と娘とで、経験しすでに欠けた側と、まだそれに憧れる側。
終わりあるバカンスの中で、な>>続きを読む
Dolbyで観ましたが大迫力、大満足!
基本的には筋肉!暴力!復讐!という感じで、たしかに観るのに体力はいるかも。
ただエンターテイメントとして演出しきっているから、難しいことを考えずに見れるのがいい>>続きを読む
東南アジアのくらしの雰囲気は如何とも形容し難い温かさがある。
韓国に行ったときに南大門広場の裏路地にある店でカルチチョリム(太刀魚の辛鍋)を食べたんだけど、店の人が色々熱心に話しかけてくれて嬉しかっ>>続きを読む
オンライン試写会で視聴。
19世紀フランスの社交界とジャーナリズム。王党派と自由派。その狭間で成り上がり堕ちていった主人公のドラマが圧巻だった。バルザックってこんなに面白いのか。
寝そべって葉巻をふか>>続きを読む
セカイ系と現象学とマルチバース、の違いについてなにかきれいな説明が読みたいと思った。
シナリオは良かった。
社会的に孤立した人は救われないなとも。
キャストとキャラクターがめちゃくちゃ魅力的。
三浦透子さんと伊藤万理華さん好きってのもあるけど、家族の風景がすごくいい。
ただ、アセクシャルという重めのマイノリティを抱える主人公が、2時間映画分の思>>続きを読む
脚本が良かった!
難しいテーマだけど、切り込める範囲に自覚的だし、テレビドラマっぽいわざとらしい仕立ても開き直ってて良かった。
プレゼンのシーンが面白かった。
構成が上手いと思った。
35人の中学生の一部を小気味よく120分に収めるのは本当にすごい。
序盤に使ったシーンの続きを、後半で別の女の子の視点から見せてみたり。
製作陣がカジュアルだったからこそ引き出>>続きを読む
サングラスかけたらサブリミナルが見えるという発想が分かりやすくて面白い。
ここでは支配手法として出てきているけど、中国みたいな監視国家だと逆に反権力のコミュニケーション手段としてもありうるのよね。>>続きを読む
本気のしるしに続いて、2本目。
ここまで不条理さを煮詰めても、人は自分が思う愛にすがりつくしかない。
団地の舞台が良かった。