切なすぎて、胸が抉れるかと。
恋愛映画だけど、安易なドラマチック展開に頼らないのが良き。
まずは、ニューヨーク旅行映画としても秀逸。昔観た、「ビフォアサンライズ」を思い出した。人と行った旅行で、景色>>続きを読む
何度もこの映画のレビューを書こうとして、でもうまく書けなくてを繰り返して。
とりあえず言えるのは、できれば原作を読んでから観てほしいということ。これは映像化できないだろ、と思うくらい脳天を撃たれるよ>>続きを読む
今泉作品らしいゆったりとした時間は流れていたけど、ミステリー?暗い人間ドラマ風のストーリー展開とはちょっとミスマッチかなと思ってしまった。
今泉監督作は好きだけど、意外と個人的には当たり外れあって。>>続きを読む
アイデアはタイムリープものとしては新機軸で面白いけど、コント風の作風があまり好みじゃなかった。吉本新喜劇みてるみたい。
2分を繰り返す、その間に出来ることが限られているという設定は斬新で、面白いけど>>続きを読む
絶望的につまらなかった。
僕はジブリもとい宮崎駿がそこそこ好きだと思っていたけど、そうでなかったことに今更気づいた。
僕は解釈や議論の余地がある作品は好きだけど、たまにアートとかである何もないことが>>続きを読む
ホラー感は薄めだけど、ゾッとするという意味ではなかなか楽しめた。僕はこれくらいのテイストのホラーが好き。
いわゆる不気味の谷現象というやつか、僕は人型人形とかアンドロイドがすこぶる苦手。やつらが人を>>続きを読む
作品のタッチはもちろん是枝監督だけど、台詞の端々に確かに坂元イズムを感じた。
予告編など、どういう作品かという全貌が伏せられている本作。まあ前情報を入れずに行った方が絶対楽しめるので、未見の方はUタ>>続きを読む
こんないたたまれない気持ちになるなんて。もうちょっと戻れない子供時代に想いを馳せて切なくなるくらいの映画かと思ってた。
大人になった主人公が、実際に残ったビデオカメラの映像と記憶を繋ぎ合わせたような>>続きを読む
なんかわからんが凄いものを観たという感じ。ケイト・ブランシェット様映画ですね。
役柄は全然違うけど、自ら破滅に向かうケイト・ブランシェットという意味ではちょっと「ブルージャスミン」を思い出した。あと>>続きを読む
ものすごくよく出来たファンムービーって感じ。マリオに対する思い入れがまんま評価に繋がる感じ。
ちなみに自分はたいしたゲーマーではなくて、1番みんなが通るであろうポケモンとマリオはそれなりに通ってきた>>続きを読む
「エゴイスト」以上に主人公がエゴイストな映画だった。チャーリーのことを共感できるか、好きになれるかは置いといて、強い感情が動いた。
まずは舞台の映画化と聞いてなるほどと思う。確かにチャーリーの家の中>>続きを読む
はちゃめちゃ、やりすぎ、詰め込みすぎ、下品、意味不明、だけどめっちゃ良かった。まさにカオス。
まずは映像体験として、どんなCGにも慣れてしまった時代に、圧倒的な編集力とはちゃめちゃなアイデアで、観た>>続きを読む
いわゆる娯楽映画なのに、不思議となんか生きる勇気をもらえた。
まずは高いとこ超怖い。低予算とは到底思えない地上600mの高さ表現が凄すぎてびっくり。そしてシチュエーションスリラーとして、ちゃんと過酷>>続きを読む
変わった映画なのに、すごいロマンチック。
はじめてのパク・チャヌク映画。バイオレンスとエロが強烈な監督らしいけど、本作ではその辺はまったくなく。なのに、すごい官能的だなと思った。
編集のテンポ感と>>続きを読む
公開直前に原作を読んでいたので、展開は知っていたものの、ものすごく丁寧に作られた映画だなと感じた。
原作者の高山真の自伝的小説ということで、なんというか事実は小説よりも奇なりというが本当だなと。フィ>>続きを読む
簡単に消化しきれない一作。人間の、他者の底知れなさや分からなさを痛感させられる一作。
前作、「スリービルボード」がオールタイムベスト級に好きなので、楽しみにしてた一作。しかし今作は前作がストーリー的>>続きを読む
中盤までは満点級に面白かった。今年ベストかと思った。逆に終盤の展開でここまで点数を落とす映画も初めて。
韓国の、交通機関パンデミックものといえば、やはり「新感染」を思い出すところ。やっぱりこういう大>>続きを読む
実話の同名小説の映画化ということで、まるでドキュメンタリーを観ているよう。点数をつけづらい作りではある。
ハーヴェイ・ワインスタインをめぐる一連の事件はなんとなくの概要は知っていたので、驚きはなかっ>>続きを読む
素晴らしかった。どこかで生きている誰かの日常を丁寧に切り取った映画。岸井ゆきのは新境地。
ポスターの感じや、ボクシング映画のイメージから想像するハードなタイプの作品、ではなく、ものすごく静かで、地に>>続きを読む
2023年劇場鑑賞1本目。
作品の意義はとてもあると思うし、三浦透子演じる佳純の存在感はとてもいいけど、表層的なところを触るだけで終わっちゃったなーというもったいない感じ。
最近、多様性への理解と>>続きを読む
2022年映画納めの一本となった。個人的には2022年「カメラを止めるな!」枠をあげたい。
近年、本当に溢れるタイムループものに、仕事で同じ1週間を繰り返すという誰しもが想像したくないもしもの発想を>>続きを読む
これは…凄すぎる。
脚本構成もシンプルにアニメの技術としてのレベルの高さもただただ驚き。
まったくスラムダンクを知らない門外漢で、聞いたことあるのは桜木花道の名前くらい。バスケ知識もほぼゼロ(恥ずか>>続きを読む
なかなかの傑作でした。
なくならない差別意識に加え、人が違う誰かの名前を名乗るという行為に対しての願望を描いたのは唸らされた。
まずはキャストが豪華すぎる。冒頭で、やはり一気に引き込まれるのは安藤サ>>続きを読む
今泉力哉のオリジナル脚本の新作。もう期待を裏切りません。いや、期待も時に残酷なのか。
今作でも、今年公開された城定監督との共作2本同様、男女関係が乱れております。浮気のつるべうちなのに、不快感も後ろ>>続きを読む
75分という短い上映時間が意外と長く感じた。(良くも悪くも)
非常に静かな映画。内容的にもよく似てるなーと思い出したのは「思い出のマーニー」。でもこちらの方がよりドラマチックな展開もなく、ヌルッと進>>続きを読む
多分予告編がネタバレしすぎな気がする。いっさいの予備知識なしでみたらアダの姿に驚けたのでは。
映画前半は不穏な空気感だけはビンビンにありつつ、とにかく静かで何もおこらないので正直眠くなる。アダが生ま>>続きを読む
ジョーダン・ピール監督作は、3作とも観てるけど、本当にゾッとするようなホラー感と、笑いのバランスは絶妙。そして、敵とのバトルシーンのアガりっぷりもさすが。今作は敵が人間でないぶん、残虐さもそれほどなく>>続きを読む
「愛なのに」はめちゃめちゃ好きだったのに、こっちはダメだった。城定脚本が合わないのかな。
まずは登場人物の4人が全然可愛くない。今泉作品の良し悪しはキャラを愛おしいと思えるかどうかにかかってると思っ>>続きを読む
思いの外ずしんとくる。自分の実人生と照らし合わせて考えさせられた。
まず、タイトルのキャッチーさよ。「わたしは最悪。」って。主人公のユリヤは、まぁ確かになかなか衝動的で、人によっちゃ受けつけないタイ>>続きを読む
吉田恵輔監督作は、毎回そこまで好きになるわけでもないのに、公開されると気になってみてしまう求心力があるんだよなぁ。
今回取り上げたのはyoutuber。なんというか、どんなジャンルも露悪的にというか>>続きを読む
子どもを育てる、子どもと向き合うということを誇張なしに真摯に描いた作品だった。
叔父と甥っ子という関係性を描くのであれば、もっと子どもに親と違う視点から接するのかと思いきや、主人公のジョニーはきちん>>続きを読む
手軽に楽しめるB級ホラーコメディ。
入れ替わり物は鉄板の面白さがあり、今作もヴィンス・ヴォーンのJK演技が面白可愛いので、そこの面白さがいい感じ。あとは確かにこれだけ体格差のある男女が入れ替わるとな>>続きを読む