拝一刀さんの映画レビュー・感想・評価

拝一刀

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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

時効により法で裁くことが出来なかった悪党を最上検事(木村)が実力を行使して恨みを晴らす。これはまさに現代版「必殺仕事人」の世界。
尊敬していた最上先輩と対立する道を選んだ後輩の沖野検事(二宮)が、ラス
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ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

4.2

渋谷アップリンクにて鑑賞。
今極東には「ナチスの手口」を懸命に真似て、往時の帝国の復活を期する時代錯誤の国がある。
ナチ宣伝相ゲッベルスの秘書であったポムゼル氏が語る言葉をこの国の多くの人々が将来再び
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.0

8月31日テアトル新宿にて鑑賞。
木竜麻生さんや韓英恵さんをはじめ玉岩興行のお相撲さんを演じる女優さん達全員がとてもエネルギッシュで魅力的でした。今後のさらなるご活躍を期待します。
この素晴らしい映画
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

今年映画館で鑑賞した映画の中では比較的面白い方の部類でした。

現時点で今年一番楽しめたのは
「勝手にふるえてろ」です。

2018年もあと4ヶ月あまり。
「勝手にふるえてろ」を凌ぐ良作の登場を期待し
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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.5

2018/08/12
Cinema Jack and Bettyにて鑑賞

軍隊の目的は体制維持である。

軍隊の目的は国民の生命・財産を守ることではない。

国民は軍隊の任務遂行のための一手段であっ
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.0

2018/08/11新文芸座
3部一挙上映③
青春スポ根もの。
楽しめた。
21:55終映後
会場で暖かい拍手沸き起こる。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

騙されたと思って見て下さい

綿矢りさの原作を読んでから映画館で鑑賞し、その後原作を2回読み直しました。

先日Blu-rayを購入し、今12回目の鑑賞を終えたところです。

皆さんの中には、太宰治の
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

谷崎潤一郎の世界ですね。
春琴抄と痴人の愛を読み返したくなります。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

血の繋がった家族の中で幸せになれなかった人達が
血の繋がっていない家族を作って幸せに暮らしている。
この幸せな家族が「法」に基づいて合法的に壊されてしまう。
映画ゴッドファーザーの冒頭、葬儀屋のボナセ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.5

 政治と軍・警察の関係を考えるための絶好の教科書。

 軍人や警察官達は時の最高権力者の命令に忠実に従う実力組織。
 最高権力者が真に国益を考え、国民の安全を第一に考えれば彼らは我々に発砲したりはしな
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少年ジャックと魔法使い(1967年製作の映画)

4.2

「少年ジャックと魔法使い」は今から50年ほど前、私が小学生のときに目黒文化劇場で見ました。物語りの面白さと画面の美しさに感動して、祖母にねだって三回見に行ったのを覚えています。
他にも、
「白蛇伝」(
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.8

黒澤作品の時代劇の中では一番好きな映画です。

黒澤明の「蜘蛛巣城」と小林正樹の「切腹」は私にとって時代劇の双璧です。

ともに、劇場・ビデオ・DVD・BDでこの40年間で100回以上見てきました。
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スペシャリスト 自覚なき殺戮者(1999年製作の映画)

4.3

これまでに何度鑑賞したでしょうか。

数え切れません。

組織の中の一歯車に過ぎない私ですが、職場では自分の中に巣食うアイヒマンに負けないように日々頑張って来ました。

権力者の命令に盲目的に服従する
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.0

出演者はよく頑張ったと思いますが、いかんせん社会の中に構造的に埋めこまれた《差別と貧困》という視点が欠けているため、迫力と重厚さを感じることができませんでした。

1974年に公開されたあの不朽の名作
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.0

いろんな映画のゴチャ混ぜ感がすごくよかった。

綾瀬はるかも綺麗だが、私なら桜庭ななみを使いたい。

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

4.2

帝政ローマを時代背景とした冒頭シーンの重厚さ。

それはまるでグラディエーターのよう。

さぞや迫力満点の戦闘シーンが続くだろうと思いきや....。


話はいきなり今の日本。

しかも庶民が集う銭湯
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

この映画は昔死んだはずのヒットラーが現代に蘇るところから始まり、その死んだはずのヒットラーが何度殺されてもしっかり蘇る場面で終わります。

一定の社会的な条件が整えば《ヒットラー的なるもの》は繰り返し
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FOR REAL ベイスターズ、クライマックスへの真実。(2017年製作の映画)

4.2

横浜ベイスターズファンならずとも、プロ野球好きの方なら一見の価値ありの作品だと思います。私は故あってこれまで阪神を応援してきましたが、この映画を見て横浜ベイスターズファンになりました。
この球団が、ベ
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.5

今の与党、および与党寄りの政治家達に是非鑑賞して欲しい作品です。

歴史修正主義など、どんなに頑張っても真実には勝てないことを学ぶべきです。

「いわゆる従軍慰安婦」という誤魔化し表現を好む人達は、も
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果し合い(2015年製作の映画)

3.8

『切腹』を見て以来、
仲代達矢ファン歴 50年 。

『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」を見て以来、
桜庭ななみファン歴7年。

なのでこの作品を見るのは
《必然》でした。

存分に楽しむこと
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白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005年製作の映画)

4.0

反政府活動で即刻「処分」。

ナチス支配下のドイツ?

治安維持法下の日本?

近未来の日本?

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

4.3

主君と「心・中」する覚悟を「忠」と呼ぶことがよく分かる映画。

映画の後半はまさに「涙滂沱として禁ぜず」の状態。

桜庭ななみの品格あふれる美しさが素晴らしい。

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