幕埜リアさんの映画レビュー・感想・評価

幕埜リア

幕埜リア

2016〜
新作とスクリーンは採点甘め。
2019スクリーンは哀しみのトリスターナからスタート。
ベストムービーは2019上半期。
2018ベスト3
アンダーザシルバーレイク
ローライフ
寝ても覚めても

2016 282
2017 439
2018 430

映画(1436)
ドラマ(1)

机のなかみ(2006年製作の映画)

3.0

吉田恵輔監督初期作。

あべこうじが出ずっぱりで苦痛でしかなく失望しかない…
と思っていたら。
中盤まで我慢した甲斐があった。
咬ませ犬でよかった。

青春、恋愛の描き方は敢えて平凡に、それでいて瑞々
>>続きを読む

細い目(2004年製作の映画)

4.0

先週上映されていた「タレンタイム」を見逃す痛恨のミス。
と本作を見終えて気付いた。

のっけから英語、普通語、広東語、マレー語が飛び交う東南アジアインターナショナルテイスト。
これが彼の地ではスタンダ
>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

午前十時の映画祭。

リドリー・スコットがギーガーが形造った男根の象徴エイリアンとの闘いの後に、パートナーを変えバディを仕立て、ユーモアたっぷりに男どもを痛快に翻弄していく。

80年代感をたっぷり引
>>続きを読む

VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

2.7

ビデオという媒体が、映画表現の底辺のどぶさらいまでをも務めた歴史。
愚かしくも憎めない抑えきれない表現欲求とそれを愛でるどうしようもないマニア達。

滅びゆくパッケージ文化。
なんだか悲しいけど、あれ
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.5

夜中五時に目が覚め、ついつい携帯をいじってるうちにこんなものを見始めてしまった。

ミステリー要素に惹かれたものの、竹内結子はきっととんでもないクライマックスでズタボロになるんだろうという期待は外れた
>>続きを読む

放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.1

少女邂逅スピンオフ。
ファンにはオープニングシークエンスだけでも充分甘酸っぱいって。

所謂オフビート感。
例えば初期山下敦弘。
例えば初期ジム・ジャームッシュ。
女子高生のグダグダダラダラスカスカキ
>>続きを読む

グレタ GRETA(2018年製作の映画)

2.0

ずいぶん昔の話。
ある朝、会社へ向かう途中の乗換駅で、とてつもなく背が高く、髪の毛が腰のあたりまで長く伸び、髪質は妙にペッタリとしていて、原色のミニスカートとパンプスの取り合わせが奇妙などうにも異形の
>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

時を超え場所を超え虚実を超えなんと美しきメロドラマか。
うら若き女優の穢れなき盲信が古き良き時代の銀幕に絵には描けない清らかな心や止められない情念を映し出す。

数々の手塚漫画で体験した時空を超えた愛
>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

3.6

オリジン最終章。

赤い彗星シャア。
その功勲の軌跡。
見所は中間管理職ドレン中尉。

さて、テレビシリーズ1年戦争を久々に見直そう。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

3.6

先日、プロトタイプグフ戦術実証機HGのプラモを購入。
改めて今のプラモのグレードの高さに感心するも、パーツが多過ぎてなかなか組み立て終わらない。
本作ではランバラルが不毛な戦争の匂いに反発しドロップア
>>続きを読む

マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

3.1

レフンの嫁はんによる映画監督というお仕事と夫婦の忖度の記録。

「オンリーゴッド」の仕上がりの微妙さ。
撮影現場に漂う温度の低さと緩さが画面を通して正直に伝わってくる。

手加減無しに、いやそれでもあ
>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.4

毒が盛られ痛みが全身を駆け巡る。
毒は盛られずとも疑心暗鬼が人を狂わせる。

舞踊は祈祷か。
祝祭的空間におけるイニシエーション。
ケとハレの線引きはぼんやりさせない方が良い。
STOP THE MU
>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

2.9

戦車物はガルパン以来。
荒唐無稽なアニメかと思いきや、模擬戦の精度と意外なタクティクスに驚いたものだ。

全露No.1メガヒット!
て言われてもピンとこないが、ハラショーシネマ赤の広場店の大スクリーン
>>続きを読む

第七天国(1927年製作の映画)

3.5

「アンダー・ザ・シルバーレイク」きっかけで。
第一回アカデミー監督賞、脚本賞作品だったと今更知る。

アンドリュー・ガーフィールドのお母さんが電話越しに本作を勧めてくる。
上を向いて生きていくことの難
>>続きを読む

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

3.4

南部の綿花栽培農園始めロケシークエンスがたまらん。
サスペンスと人種差別問題を節度を以って訥々と説いていくようだ。

ただし、スタジオ撮影シークエンスはテレビドラマぽく映画としての色気が弱いのご残念。
>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

大昔に何度か挑戦したものの漏れなく失神。
再挑戦するならスクリーン。
遂に訪れたチャンス。

バッキバキの幻想的なオープニングに興奮。
列をなす車の中には様々な人物が乗っている。
窓越しに前後左右が見
>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.3

初めて見たのは高校の時だったか。
トラビスの残像を刻むまなこに映ったのはクソ寒いコメディアン。
自省や諦念などという言葉の意味を全く理解せぬガキがゾワゾワさせられる事は無く、タクシードライバーの劣化版
>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.5

ホラーアミューズメントではあったが、大人の人生のヒント宝探しイベントは盛り込まれていなかった。
大物俳優を使いながらあまりに小物な脚本。

メガネのビル・ヘイダーが凄く良い。
トロピックサンダーに出て
>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.8

アジャコングが獄門党を飛び出しバイソン木村とジャングルジャックを結成。
ユニバなどのインディー団体で熱いファイトを繰り広げ徐々に女子プロレスの新規客層を拡大。
やがてオールスター戦に至る女子プロブーム
>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

3.6

エルメス。
パリの本店でスニーカーを買ってみようかと迷ったことはあるけども流石に一つのアイテムも持ってない。
小学生にしてなけなしの小遣いで手に入れた緑のエルメス。
そう、ララァ・スンが操るモビルアー
>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

3.6

子供のネットワークを駆使して何件かのプラモ屋の仕入れ入荷タイミングをそれとなく押さえメインどころでは無いものの数々のモビルスーツを入手。
パテ、ガンダムカラー、銀色のハゲ加工を駆使して、仕上がり精度を
>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.6

先日友人と集まった際にガンダムの話題になり、それぞれをモビルスーツに例えるならどれ?という話題に。
目出度く全員一致でグフと認定していただきました。
心のヒートロッドを振り回してアグレッシブに生きてい
>>続きを読む

機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.6

初めて買ったガンプラは残念ながらホワイトベース。
それでも念願のガンプラには違いない興奮を今も記憶している。
その後、あの街この街チャリンコで走り回って、ようやくゲットした初モビルスーツはシャア専用ゲ
>>続きを読む

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.7

オープニングクレジットとアワアワ音のSEがたまらなくキッチュ。
画面の隅々にまで充満している80年代英国の香り。
若きダニエル・デイ=ルイスの色香。
失神しつつも堪能出来たデジタルリマスター作品。
>>続きを読む

スローイング・ダウン ファストファッション(2016年製作の映画)

3.0

ファストファッションの最初の波は過去のものになったとは言え、薄利多売を是とする大企業の論理が消費財の大半に反映される時代になった。

西洋社会からの地球環境への警鐘。
繊維業界の端っこに身を置いている
>>続きを読む

あさひなぐ(2017年製作の映画)

2.3

ドジっ子主人公のスーパーライトコメディが、やがて熱を帯びてくるスポ根物。

乃木メンをヲタが愛でるにはサービス精神充分で、誰一人高校生には無理がある点もファンタジーとして堪らないのだろう。

「ちはや
>>続きを読む

妻の秘蜜~夕暮れてなお~(2016年製作の映画)

3.1

城定秀夫監督エロVシネ大傑作選
<秋の城定祭り 2019 in ポレポレ東中野>
ただ今開催中。

本作の脚本は長濱亮佑氏。
愛聴するボンクラ映画館のメンバーであの白石晃士の大学の後輩でもある。
>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.5

先日、会社でデジタル研修なるものがあった。
どっちかって言うと古臭い体育会気質なもんだから、未だに気合いの営業力が自慢という嘘みたいな奇跡が続いている。
そういう自分もどちらかと言うと"物作りの魂"み
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.8

もしもボックス⁈
あまりのド直球に素直にバットを合わせることは出来たし、フェアゾーンに球は飛ばせた。

マンチェスター工場でブルーワーカーしてるノエル・ギャラガーが見たかったな〜

〜〜

今日の一曲
>>続きを読む

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

4.0

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・サウスアメリカな序盤から乾いた空気と焼け付くような熱気がモノクロから浮き立つ。

アフリカン、原住民インディオ、ロバにまたがったメスティーソ、そして流れ者達。
ここは
>>続きを読む

サウナのあるところ(2010年製作の映画)

2.5

期せずして昨日に続きドキュメンタリー。
最近女性含めた静かなサウナブーム。
"サウナイキタイ"Tシャツ着てる人も見かけた事あるし、かつて仕事のパートナー組んでた女の子もサウナキャップとか買ってハマって
>>続きを読む

アルツハイマーと僕〜グレン・キャンベル 音楽の奇跡〜(2014年製作の映画)

3.4

洋楽を聴き始めた頃、チャートに必ずランクインしていたのがウイリー・ネルソン。
洋楽ヒット原理主義者だったが、当時身長160にも満たないガキンチョに流石にカントリーは無理。

グレン・キャンベルの顔は見
>>続きを読む

女は女である(2018年製作の映画)

2.1

あいち国際女性映画祭2019

フィルマ運営様、ようやくの作品登録ありがとうございました。
ファーストレビューゲト^ ^

いわゆるLGBT物の香港映画。
プロデューサーと主演のトモ・ケリーのトークイ
>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

税関職員の醜女の数奇な人生。
現在の私の業務に近い場所で生計をなす人の生活を覗き見てみようかと、残業終わりのレイトに心の準備もないまま向かってみれば。

カンヌ映画祭:ある視点部門グランプリも納得のア
>>続きを読む

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.1

1976年、ウガンダ。
イスラエル軍によるサンダーボルト作戦。
聞いたことはあっても全容は全く持って無知。

ドイツ赤軍革命細胞とパレスチナゲリラによるエールフランス機ハイジャック事件。

いずれかに
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.5

2008年、インドとの初商売にチャレンジ。
プリント物が流行るとこのとでストールやワンピなどに引き合いが集まり、後輩を引き連れまだ訪れたことが無い土地に向かった。
空港を出るなり、人の群れに襲われる。
>>続きを読む

>|