七沖さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

劇場版 お前はまだグンマを知らない(2017年製作の映画)

3.6

〝お前はまだグンマを知らない〟
ポスターやチラシ等を見た限りキャッチコピーなし。というか、なんかもう映画タイトルがキャッチコピーを兼ねている気すらする。

グンマに引っ越して来た高校生・神月。なんとか
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.5

〝正義を、語れ。〟
会社で上司に倍返しする話だと思い込んでいたので、なんだか重いキャッチコピーだなぁと思っていたが、観終わったあとに深く納得できた。

会議中に居眠りばかりする八角を叱り飛ばした営業課
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アバター(2009年製作の映画)

4.3

〝観るのではない。そこにいるのだ。〟
3D映画であることを全面的に謳ったキャッチコピー。公開時は、まだアバターという単語が一般的ではなかった気がする。劇場スルーしてしまい激しく後悔している作品。

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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.8

〝このスリル 空飛ぶ映像トリップ!〟
キャッチコピーに偽り無し。邦画のCGもようやくハリウッドレベルに追いついてきたことを実感できる空中戦には興奮した。

真面目で優しいがパッとせず、職場でも家庭で
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

〝伝説のバンド〈クイーン〉 彼らの音楽を唯一超える〈彼〉の物語ーー〟
まさに彼=フレディ・マーキュリーの物語。伝説のバンドの音楽を唯一超えるということで、初見の人にもその凄さがよく伝わるキャッチコピ
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

5.0

〝少年はドラゴンに翼を与え ドラゴンは少年に勇気を与えた〟
やや記憶に残りづらいキャッチコピーだと思ったが、本作の核心部分を綺麗にまとめていると思う。

ヒョロヒョロでバイキング仲間から馬鹿にされる
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

〝ズートピアのディズニーが贈る、夢の《ネットの世界》へ!〟
ウリは分かりやすいが、予告編にもあった「ディズニー、ここまでやる⁉︎」の方がキャッチーな気がした。

シュガーラッシュのプレイに必要なハンド
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.8

〝「誰だって、ヒーローになりたいんだ…!」
いま、ゲームの世界の裏側で、悪役キャラ ラルフの冒険が始まる!〟
作品のウリとなる「裏側」「悪役」に触れているため、作品の魅力が分かりやすいキャッチコピーだ
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.7

〝ヤツらはタイムスリップで地球を守る。〟
ヤツら…というか、タイムスリップするのはJひとりだけな気がしてならないキャッチコピー。

かつてKに片腕を奪われ刑務所に収監された凶悪エイリアン・ボリスが脱獄
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.6

〝VSエイリアン 超攻撃型ユニット完成!〟
MIBシリーズで唯一劇場観賞した思い出の一作。個人的には前作より好きだ。多分、敵がGじゃないからだと思う。

エイリアンによる殺害事件が発生。犯人と目され
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.5

〝守備範囲、地球。ヤツらはノリで地球を守る。〟
ワクワクするキャッチコピーだ。ガーディアンオブザギャラクシーのキャッチコピーの元ネタって、もしかしてこれか…?

実は地球には数多くのエイリアンが住んで
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

4.1

キャッチコピーは、〝『クララーー見た目に惑わされるな』〟
ちなみに自分は普通に惑わされた。

母の形見として施錠された卵型の小物入れをもらったクララ。鍵を求めて名付け親のドロッセルマイヤー邸を訪ねたク
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

1.5

〝その〈黄金〉は〈絶望〉すら焼き尽くす〟
アニゴジプロジェクト第三弾にして完結編。黄金=ギドラ、絶望=ゴジラを示した、最大の敵・キングギドラへの期待値が高まるキャッチコピーだ。

メカゴジラシティの作
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シンデレラ(2015年製作の映画)

4.0

〝本当の魔法は、あなたの勇気。〟
とても素敵なキャッチコピーだと思う。
夢に向かって行動するのも、人に思いを伝えるのも、人にちょっとした親切をすることであってさえ、勇気が必要になってくると思う。守りに
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

〝春の屋には、たくさんの出会いが待っていた!〟
絵柄が明らかに子ども向けて、劇場スルーしようか悩んだ末に観賞。ストレート過ぎて記憶に残りにくいキャッチコピーな気がするが、ひとりぼっちの主人公が仲間に囲
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.8

〝それは、人生を変えるステージ。〟
夢はあるけれど、機会に恵まれなかったり、環境のせいで諦めないといけないことがある。そんなすべての人たち(生き物)にもチャンスが巡ってくることを示唆する前向きなキャッ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

〝最も残虐な、悪(ダークヒーロー)が誕生する。〟
ホラー・グロに耐性のない自分にとって、恐怖しか感じないキャッチコピー。だが、フタを開けてみると予想外の内容に驚いた。

記者のエディは、非道な人体実験
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.7

〝娘を検索するーーはじめて知る闇〟
子どものことを全て知ることはできない、というニュアンスのセリフが劇中にあるが、まさしくこのキャッチコピー通り。SNSを駆使して真相に迫る様子に固唾を飲む!

娘が失
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デスペラード(1995年製作の映画)

3.8

〝タランティーノを殺したスゴい奴。10秒に1人を葬る復讐のショータイム。 let's play!〟
なんというか、もっと良いキャッチコピーにできた気がしてならない…。

かつてギャングに恋人を殺され
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WHO AM I?(1999年製作の映画)

3.7

〝新世紀成龍計画(ジャッキー・プロジェクト)始動!〟
ジャッキーらしい、その場にあった小道具を駆使したアクションがたくさんあって楽しい作品だ。

アフリカでの任務中、アクシデントで記憶を失った特殊部隊
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.7

〝WHATCHA GONNA DO?〟
主題歌のフレーズを切り取ったキャッチコピー。何気に歌の歌詞をキャッチコピーにした映画って珍しい気がする。

盗まれたヘロインの行方を追うマイクとマーカスのコンビ
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

3.6

〝合衆国大統領 ハリソン・フォード〟
インパクト大のキャッチコピー。映画の中身に何も触れていないようでいて、実は映画の本質の7〜8割を表してしまっている名キャッチコピーだ。

大統領専用機エアフォー
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酔拳2(1994年製作の映画)

3.8

〝酔えば酔うほど強くなる!〟
ウリが分かりやすく、そして内容も気になる、良いキャッチコピーだと思う。

酔拳使いのフェイフォンは、列車で荷物を取り違えたことで国家の名誉を左右する事件に巻き込まれていく
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コン・エアー(1997年製作の映画)

4.5

〝雲の上に、地獄はあった。〟
子どもの時何度も観た作品。大人になった今観ても、全く退屈しない。ストーリーも綺麗にまとまっていて、90年代アクション映画のオススメを訊かれたら真っ先に推薦する一作。

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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

〝《ザ・ロック》へ、ようこそーー〟
直球のキャッチコピー。
ジェリー・ブラッカイマー製作の作品にハズレなしと、幼い頃に学んだ作品。

遺族への補償が不十分で恨みを抱いた海兵隊のハメル准将らが、脱出不可
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スピード2(1997年製作の映画)

3.7

〝スリルと興奮が水上を走る超アクション!〟
90年代アクション映画巡り第2弾。不評が目立つ続編だが、個人的には大好きな作品だ。

アニーとアレックスは豪華客船でクルーズに出かけるが、船の自動操縦システ
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スピード(1994年製作の映画)

4.3

〝ラッシュ・アワーは命がけ〟
なんか、サラリーマン川柳みたいで違和感のあるキャッチコピーだ…。
個人的には再上映にあたって公募キャッチコピーで候補の一つとして挙がった〝次、停まりません〟がわりと好き(
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.1

〝海は立ち上がり 都市は沈む 残るは希望のみ…〟
もし『アルマゲドン』の作戦が失敗していたら…という展開を描いた作品。両作の公開時期がかなり近い(本作の方が早い)のも興味深い。

「僕は映画で育った
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

〝集結せよ。地球最期の日、人類60億の明日はたった14人に託された。〟
20世紀末、当時のノストラダムスの大予言により終末ブームが漂うなか公開された、爆発魔マイケル・ベイ監督の超大作。

先日、職場の
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

〝まとめて合格、請け負います。〟
やってることはただのカンニングなのに、こんなにスリリングだなんて…!

特待生のリンは、勉強ができない友人グレースを救うため先生に気づかれないようテストの答案を彼女に
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.3

〝その約束が世界で一番のたからもの〟
悪役はいても、悪人はいない!
心が洗われ、かつ映画的な伏線回収のカタルシスもしっかり味わえる作品だった。

パディントンは大好きな叔母の誕生日に飛び出す絵本をプレ
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パディントン(2014年製作の映画)

4.2

〝きっと見つかる、もっといいこと。〟
純度100%のファミリー向け映画だが、完成度は高い。実写と混じっても違和感のないパディントンのCGは必見だ。

喋るクマ・パディントンの故郷が地震で壊滅。パディン
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

〝毎日が、新しい。〟
このキャッチコピーは素晴らしいと思う。毎日繰り返すルーチンワーク的な日常であっても、完全に同じ日などない。文字通り、毎日が新しい日であることを気づかせてくれる。

ストーリー…と
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アラジン 新たなる冒険(2015年製作の映画)

3.6

〝ランプの魔人とともに、世界を救え!〟
こんなに的外れなキャッチコピー、久々に出会った…!このキャッチコピーを信じて本編を見ると、いい意味でも悪い意味でも裏切られる。

バイトでサンタの格好をして、お
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

4.0

〝「バーフバリ」の原点。400年の時を越えて甦る、運命の恋。〟
またすごい熱量の映画を観た。この監督の作品は平均テンションが高すぎる。バーフバリは英雄譚だが、本作はラブストーリーがメイン。

王国の勇
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.6

〝僕の春の思い出。彼女の一生の思い出。〟
実写版はいまいちだと感じた(浜辺美波はとても良かった)が、今回のアニメ版は楽しめた。

ストーリーは実写版と同じで、膵臓の病気で余命少ないヒロインと、その秘密
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