放課後の女子中学生さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

放課後の女子中学生

放課後の女子中学生

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

ミッキー・ルーニーを選ばずに歓声の上がる舞台を選ぶ回想の残酷さたるや。あと客との間に愛を育む優しい虚構にボロボロ泣く。

冒頭のオズの舞台セットと舞台裏の明暗の対比からして撮り方がうまいが、さすがに本
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体操しようよ(2018年製作の映画)

3.2

常にゆったり動く草刈正雄が老体に鞭打って走る解放感は見どころ。走るカタルシスと老人は相性が良いのかも。

冒頭の定年退職の挨拶と、ラストの結婚披露宴での挨拶の対比も見事。

エルム街の悪夢5/ザ・ドリームチャイルド(1989年製作の映画)

3.3

割と良かった。ラストの夢の世界の無限階段なんて今までにはないくらい芸術的。前作よりスケジュール潤沢に作業できたからなのだろうか。
ガキにフレディの力が宿った理由はわからんけど

飯をたらふく食わされて
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エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃(1988年製作の映画)

1.5

前作のキャラが冒頭で死にまくるとこは良かった
廃車に囲まれた立地も良いが、何よりベッドに溺れる表現をやってくれたことを称賛したい。

シナリオはひねりもクソもない最悪

トライアングル(2009年製作の映画)

1.0

死体が山盛りのとこはさすがに笑った。
乗船した奴らの名前と性格が全く印象に残らない

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

途中から死の価値観がすげー軽くなるのは死に戻り系あるあるで好き。

犯人の神出鬼没設定の理由付けが最後ででてきたのには少し驚いた

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ぶっちゃけアニメ制作始まるまでが面白い。あとラストにかかるアクションシーンの出来がまあまあなのがリアルすぎて…
シナリオ的にも急造されたシークエンスだから、ある程度のクオリティであれば整合性が取れてて
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

2.0

藤原竜也との殺陣なげーよ…

安慈の話が好きなのにカットされて悲しい。でも宇水が一言も喋らずに瞬殺されるとこは大好き

画家とモデル(1955年製作の映画)

3.0

初めて底抜けコンビの映画を見たけど、心地よいご都合展開に満足。
ミュージカル映画としてのパンチは弱いが、急にソ連的な組織が主人公を誘拐したり、取ってつけたようなEDへ繋げたりして笑ったので許せる。
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ULTRAMAN(2004年製作の映画)

3.0

地下放水路で巨大化するとこは死ぬほど興奮した。地上戦でビルの合間をスルッと飛び回る長回しも見所。

地獄(1979年製作の映画)

4.0

石井輝男版と間違えて見たが傑作。全編に渡って不穏なアングル・構図・ライティングで構成されている無敵映画。ただ日活の神代的演出は一切見れない。
地獄の描写が笑っちゃうくらい混沌としてて最高。漫画とかで見
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沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

2.5

中島貞夫でも実録系は苦手だと再認識…

ラストのボートでの敵討ちは熱い

魚影の群れ(1983年製作の映画)

4.3

相米の長回しがドキュメンタリーとして機能してる。マグロを仕留めるとこをノーカットで撮ってるとことか。

緒形拳の激情の象徴として背後で花火が点くんだけど、そこのタイミングが完璧。元嫁に愛想つかれて逃げ
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反逆のメロディー(1970年製作の映画)

2.0

地井武男のイキリっぷりに笑えた

あとは佐藤蛾次郎が歌い出すとこ以外見どころなし

新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970年製作の映画)

1.3

主演2人のキャラクター像が全く浮き彫りにならずに1時間半が終わる。スター映画だから説明不要ってスタンスだとしてもつまらん、魅力ゼロ。梶芽衣子もただの大人しい女として描かれて気付いたら死んでる。

ヴィナス戦記(1989年製作の映画)

2.0

90年代のOVAを1時間半ぶっ続けで見せられてる感じで疲れる。映画として成立しているのは作画だけなのがなんとも言えない

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲(1997年製作の映画)

2.9

ラストバトルの立地とか、撮影は前作と趣向が変わってて好き(前作から結構年月が経ってるからだろうけど)

ジェット・リーの記憶が戻るくだりもう少しエモくできんかったのかな
池田秀一以外声優を変えたのは許
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

2.5

当て馬の外人がでてきたりして、ただのラブロマンスに…。敵のスケールも小さいし、前作のドニー・イェンには遠く及ばない。


ジェット・リーが馬に飛び乗るシークエンは見事!

龍の歯医者 特別版(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

馬などのCGの馴染み具合が凄い。作画ももちろん良かったが、それ以上にCGの可能性に再度気付かされた。

前編はお仕事ものとして好きなんだけど、後編はガチの戦争が勃発するのに歯医者陣営の死への倫理観が欠
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ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦(1999年製作の映画)

3.0

新規の怪獣三体に新兵器のCGとかも用意されてて前作に比べて金かかってるなぁ…
学校が攻撃されて崩れるとこの危機感もよく描かれてる。

赤い玉に操られて怪獣を生み出したことになってるけど、子供の過ちとし
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ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち(1998年製作の映画)

3.0

子供が大事に持ってるティガのソフビがすげー使い込まれてるのが好印象。
「SHININ' ON LOVE」がCD版より大人しい…

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

4.0

死ぬほど面白くてビックリした。日本の街中でもガチカーアクションって撮れちゃうんだな…。

出番くそ少なかったけど原田芳雄の背面撃ちかっこよすぎ。

暴力教室(1976年製作の映画)

2.0

クールスの舘ひろしが松田優作の妹をレイプするときに、カメラ手前の襖が閉められるカットがクール。
その次カットで事後の描写を差し込めばカッコイイんだけど、東映のヤンキー映画なのでそんな洒落たことはせずキ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

予告詐欺だとは思うけど泣いちゃった。
母親が暖炉の炭を口元に塗りたくって父親の演技するとことか、蝶を追いかけた後の悲劇とか… 靴紐は結構わかりやすい演出装着だったなぁと思う

最後のダンスは、母親とし
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.0

岸田今日子と大野雄二の音楽の力が強い。怖すぎ

ラスト付近の夕焼け色に染まる部屋の撮り方にゾクゾクっとしたが、そこ以外は絵的にふつーな印象。増村が監督だから期待しすぎたかもしれない
岩下志麻が人殺すと
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時代屋の女房(1983年製作の映画)

4.0

話の筋とかオチはいろいろ思うところあれど、アバンでの出会いと、美郷の旦那と酒交わすとこでウルっときちゃう。
あと2階の窓から歩道橋が目の前にある家っていう立地が素晴らしい。相米の『ラブホテル』でも思っ
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ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱(1992年製作の映画)

4.5

ジェット・リーvsドニー・イェンが戦うのアツい!高低差のある狭小した空間でのバトルは滾る。トドメさすとこの主観カメラもかっこいい。

なぜか絶対に地面に着かないように戦う大師戦もすき。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.0

「こんにちは赤ちゃん」を流しながらドスで滅多刺しにされるとこ、良い意味でのミスマッチ感がたまんないね

溺れる魚(2000年製作の映画)

1.0

宍戸錠追悼の意を込めて見たけどクソつまんなくてキレた

緊張感あるカットでカメラを不自然に揺らすの稚拙すぎる。

佐藤二朗このときから芸風変わんないのな

巨蟲列島(2020年製作の映画)

1.0

例の廊下のシーン、せめてもの抵抗で難易度高い広角カットがあったけど、そこも作画が失敗してて泣けた。

恋の豚(2018年製作の映画)

3.0

序盤では拾えなかった自販機の下に落ちた小銭も、終盤では拾える。こういう些細な成長の描写が好き

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.6

歴代007シリーズで1番なんじゃないかと思えるくらい面白い。イギリスでドンパチ起こすのって本作が初?
それと、BMTが銃ぶっぱなすとこでカンドーしちゃったよ…

ラスト恒例のドンパチパートはボンドが籠
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

最終局面でプルシュカの半生の回想を挟むの、下手すると緊張感を切らせるリスク高い構成だと思うけど、そんなこと気にならないくらい泣いた。

ヘソ刺す描写を3回されたときは流石に気分悪くなった