mahalo3さんの映画レビュー・感想・評価

mahalo3

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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.3

さすがの韓国映画!圧巻でした。
都内での上映が3館だけなんてもったいない。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

東京国際映画祭での鑑賞からの2回目。
池松君、目だけで表現する演技の上手さは相変わらず。沙莉ちゃんの低音voiceのヒロイン、新鮮でした。ラスト、静止画のような長めの映像からのクリ―プのあの曲が流れる
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

壮大な宇宙を舞台に繰り広げられる父と子の話。
SFエンタメ的なものを期待していくと肩すかしくらいます。
深い深い家族の話。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

初回のテアトル新宿から今回2回目。
私的ベストアクトは岸井ゆきのと若葉竜也。
特に若葉竜也は出演時間は圧倒的に少ないながらも見る人にあたえたインパクトは大きく、かなり印象に残る演技。
この映画、見る人
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.7

オンライン試写にて。

この映画、アメリカの話だけどアメリカだけの話じゃない。
似たような事は日本でも起きていてゾッとした。(平気で嘘をついて国民をだましたり、嫌らしいまでの拝金主義の風潮、とか)
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

本当に見た人たちのレビュー通りの映画。
いい意味で裏切られた!(あのポスターもそういう意味では相当裏切ってる(笑))

本当に映画館でみて欲しい。
満席の劇場。
途中からおこる場内全体の笑い。
口々に
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

この映画、1度見終わりネタバレを知った上でもう1度みた方がより面白いと思う。
物語の深さをより感じられるような。

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.6

試写会にて。

物語がどんどん替わり、着地点はどこでどうなるの?、というまったく先のよめない展開。
たしかに薦める人を選ぶかも。。

公開したらもういちどじっくりみて見たい。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.7

劇中キーになる曲以外、音も少なく静かで詩のような映画でした。
個人的には富山に行った後の終盤30分のエモーショナルな感じが良かった。
終わりの感じもいい。
見終わった後に「赤い靴」のあの曲が聞きたくな
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

監督登壇トークイベント付プレミア試写会にて。

悲劇であり喜劇でもあり、ブラックだったり
皮肉ってたり、現代社会のダメな部分を風刺していたり。
ただ、このまま終わるかと思いきや終盤の主人公の行動に一抹
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心と体と(2017年製作の映画)

3.6

filmarks試写会にて。

もらったパンフレットの最期のほうに書かれてあった「目に見えるものだけに囚われてはいけない」という一文。
まさしくこの映画が発するメッセージ。
そして見終わった後に気づく
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

バリー・コーガンをキャスティングした時点で、監督はこの映画の出来と勝算がみえていたのでは?、と思うくらいのバリー・コーガンのストーリー全体を覆う圧倒的な薄気味わるさと存在感。まさに静かなる怪演。
yo
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

filmarks試写会にて。
時代設定の「昭和感」がとにかく凄い。
美術さんとか大変だっただろうなあ、と思いつつ鑑賞。
コメディよりの話かと思いきや、しっかり「末井昭」さんの濃厚な人生を描いた映画。
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.7

戦争映画を見終わったあとと同じ感覚。
戦争同様、差別や暴力が何故無くならないのだろう、と、人が行う愚かな事をただただ悲しく思う。そして同じくどちらにも共通することは、関わった人たちに残す大きな心の傷。
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

まさに、ザ・松岡茉優劇場。
最高でした。
主要キャストのキャスティングも絶妙。
もう1度みます。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

ラストの2人だけの楽屋のシーン。最高に切なく、でも最高に愛おしいシーンでした。
あとオダジョーのフェロモン駄々漏れ、女たらしの役柄は本当にハマり役。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.6

言われている程、共感度0でも、観て落ちる映画でもなかったかも。
人間誰しも人に見せてない顔があったり、駄目な部分ってあるはず。それが表にどれだけ出ているかの程度の差だけのような気がするから。
ラストは
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.1

テンポの良さと予測のつかない展開に、135分終始引きつけられたまま鑑賞。
終盤、法廷のアノ見せ場は圧巻。
良く出来た脚本でした。
あと、この映画のタイトルは原題の「Miss Slone」の方が絶対ベス
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

間違って削除してしまったので再投稿。

愛人が幸男に放つある台詞がある意味ツボでした。
こんな台詞を言わすなんて、さすが男前な西川監督。

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.6

この映画のこのポスター。
1つのシーンとして映画の中に存在していて、この時の台詞や彼の行動に一番胸が締めつけられた。

もう一度時間をおいて、改めて見たい映画。

笑う故郷(2016年製作の映画)

3.9

レビューどおりの映画でした。
全体に漂うブラックとシニカルな空気が絶妙。

あとでパンフをみると監督、撮影、脚本のスタッフが、2012年に日本でも公開された「ル・コルビュジエの家」のスタッフと同じと知
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.1

カリコレにて鑑賞。
とにかく最高のドキュメンタリーでした!
映画好きであれば誰もがそう思うであろう至福の内容。
個人的には、「ソーシャルネットワーク」の冒頭に流れる、ピアノと電子音の切ない効果音の話が
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

オンライン試写にて。

見る前は??、だったこの映画のコピー「犯人より危険なのは、彼女だった。」の意味が見終わった時にようやくわかった。
冒頭いきなりのレイプシーンで始り、その犯人を追うサスペンスもの
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

先の読めない展開、先の読めない映像。ホラーというより終始不気味な雰囲気を漂わせた映画。ところどころにカットインする説明のつかない謎の映像がまた不気味さを煽る。膝ぐらいまでずっと沼に足がつかっているよう>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

フランス映画祭2017、最終日オオトリの「RAW」を鑑賞。
話の展開や映像にそこそこパンチがあっただけに、最後があのオチだったのがちょっと意外。
ちなみに監督はとても美しい女性監督。
ラストシーンとエ
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トラフィック(2000年製作の映画)

3.7

初ソダーバーグ作品。
この映画でデルトロを知り、この人に強烈に興味をもった。
アメリカの麻薬汚染の現実や、アメリカ・メキシコの麻薬事情をとてもリアルに描いた作品。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

久びさに見たホラーがなかなかの良作だったので大満足。
効果音で恐怖を煽ったり、急に何かが飛び出す系の演出は古典的だったが、謎解きの要素は面白かった。この映画のカギとなるあの童謡のような歌の使い方も上手
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この世で俺/僕だけ(2014年製作の映画)

3.7

ほぼオッサンと野郎しか出てこない映画。
池松壮亮とマキタスポーツ、この二人のキャスティングを考えた人は素晴らしすぎる。
特に二人が殴りあうシーンはある意味この映画の見せ場で池松壮亮のブチギレ演技が個人
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.7

シチュエーションはバラバラだが、色んな意味で「スイッチが入ってしまった人逹」を描いた6話、オムニバスの映画。
オムニバスだし、1話1話先が読めず単純に面白かった。海外のこういう作品は本当に面白い。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.4

話の展開も映像も全て良し。
特に、音楽・効果音は素晴らしく、まだ本編が始まる前の、配給先のロゴが出ている時に微量な効果音を流し、少しずつ音量を上げながら本編に入っていくオープニングはかなり格好良かった
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(2017年製作の映画)

3.8

台詞=音声ガイド、のシーンが幾つかあり、時折目をつぶり擬似音声ガイド体験をしつつ鑑賞。
ラストの樹木希林さんの音声ガイドのシーン。ほんの数分の声のみシーンだがさすがの存在感と安定力。心地よい声に、もう
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.6

試写会にて。

暴行事件に巻き込まれた一組の夫婦。
事件後の妻の思い、夫の思い、両方の気持がわかるだけに、クライマックスの展開にはやり場のない深い喪失感が。そしてその余韻のままエンドロール。
公開後に
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

話の展開や、映像・音楽もポップで面白かった。
頭が吹っ飛んで花火になるシーンはシュールすぎてギリギリなライン。
主人公の男の子が男前すぎないところもナイスキャスティング。

ハン・ゴンジュ 17歳の涙(2013年製作の映画)

3.7

実話を映画化したもの。
劇中特に説明もなく、何度か出てくる主人公の女の子が水泳を練習するシーン。
このシーンの意味することが最後の最後に判る。本当に切なく悲しいシーン。

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