Jナカノさんの映画レビュー・感想・評価

Jナカノ

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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.1

若さという多大なエネルギーを持て余している女子高校生が、自分で曲を作って歌うみたいな自己表現に行かないのが新しいなと思った。

才能の使い方と、自らの力の向きは、何度でも間違えるけど、別に間違ったって
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.1

一曲目の歌詞や映像表現、エヴァンの立ち振る舞いから、彼がずっと孤独であることが完璧な状態で伝わってくる。
「嘘がバレるかもしれない」という葛藤をそこまで描いてないのは、このまま良い方向に進んでいくだろ
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.5

重厚なストーリーに、一種の爽快感。
最後に残るのは、アル・パチーノ演じるトニーの圧倒的な強さ。

ピストルや麻薬がメインを張るマフィア映画だが、アクションよりもセリフで魅せる場面が多い。

会話劇に重
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(1954年製作の映画)

4.4

普遍的で、数十年経った今でも色褪せない作品。

軸となるのは、ジェルソミーナの感情の起伏。観る側の心を存分に揺さぶってくる。
旅の途中に出会う綱渡りの男によって、「自分なんて何の役にも立たない」と悲観
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.1

俳優のジョニーと、離れて暮らす11歳の娘の数日間の物語。

観ていて思うのは、どのシーンも大きな差を付けず、全部同じくらい大切に扱っているということ。授賞式のような特別なシーンも、部屋でアイスを食べる
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

4.3

今より男性優位の体制が強くても、彼女たちは声を上げることを選んだ。山場が多く、「これで万事解決!」と思ったら次の試練へと展開していく。
出だしの場面はコミカルに描いているが、途中からは会社内の出来事な
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.4

家族の問題もある、経済の問題もある、技能実習生も出てくる。そのうえ人間の生死だって扱う。それなのに、不思議と重くない。
なぜなら、問題を"提起する"のではなく、あくまで問題はすぐ隣に"ある"ように描い
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

様々な要素が作品を彩っている。
空港から出られないという最初から積んだ状態で、周囲の人を巻き込み、物語はどんどん展開していく。ずっと「どうなる?」という気持ちで観ていた。
リアルだけど、結構現実離れし
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.1

自分からは何も悪いことしてないのに、事態がもつれていく様は見ていて可笑しかった。色んな登場人物が巻き込まれていって、最終的にどうなれば収拾がつくのかわからなくなる。余計なセリフが無くても、主人公の後悔>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

この映画の2大要素である「日常」と「戦闘」。それぞれは急に切り替わるけど、戦闘の時は日常の空気を引きずらないし、日常の時は戦闘のことを忘れられる。アクションの凄さが目立ちがちだが、日常のシーンも手を抜>>続きを読む

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