MaikoOhyabuさんの映画レビュー・感想・評価

MaikoOhyabu

MaikoOhyabu

出来の良い映画よりも、胸をえぐられる一瞬のカットがある作品に心ひかれます

映画(363)
ドラマ(0)

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

王道のおとぎ話ではあるが、ほんのりほろ苦いので嫌いではないです。踊ってはいけないゲームが楽しそう。
おわりははじまりのはじまり

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.3

三谷幸喜の笑いが合わないので、あまり乗り切れなかった。同調圧力とか、陪審員制度の危うさとか、全然おもんないわけではないのですが、、登場人物にイライラしすぎて疲れる。元ネタを観ていたらもっと違うのかもし>>続きを読む

淵に立つ(2016年製作の映画)

4.3

全編を覆い尽くす強烈な違和感とディスコミュニケーション。色彩の使い方、カメラワーク(一瞬だけ手持ちカメラになるところ!)。散りばめられたメタファー。誰かわからないほど不気味な浅野忠信。ラストシーンの並>>続きを読む

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.6

複雑で繊細な心理、人によって解釈が変わるであろうラストシーンがオゾンぽい。アルモドバルが撮ったらどうなるかな、と思ったりした。
ダサいディスコでニューハーフが歌うショーのシーンと、「わたしはカリフラワ
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.7

いい話に着地しそうでしないリアルさがよいです。ダニーの娘さんが撮ってるポルノ映画に爆笑。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7

カーチェイスよりもザクザク人が切り刻まれるシーンの方が多いのでは。眉毛と目の動きだけで演技するゴズりんにロマンチックで賞。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

今までいろんなことがあったねの最終地点がタイトルに凝縮されているのがいい。ありがちだがアイデアの勝利。町を疾走する女の子のお話は好き。

サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012年製作の映画)

3.5

ジョージルーカスとジェームズキャメロンにあれだけ喋らせて、積極的フィルム派がノーランしか出てこないのって不公平。タラちゃん連れてこい!撮影方法は単なる手段で、それぞれの良さを生かして使い分ければいいの>>続きを読む

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.7

初アピチャッポン。森の中でこことあちらは地続きで、それがなんとも言えず穏やかな気持ちにさせられる。全編を流れる森の音はずっと聴いていたかった。途中一瞬寝落ちしたけど、それすらも心地いい体験として。
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2/デュオ(1997年製作の映画)

3.9

たどたどしいセリフとは対照的に、淀みなく流れるようなカメラワークに、ドキュメンタリーではないことを思い出させる。鏡のシークエンス(ブティック/部屋の中)が特に素晴らしい。最初はこの胸くそを90分も観れ>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

眉全剃りのひかりちゃんが本当に綺麗。戸田恵梨香との絆(そして駆け込んだ本当の理由にも)に泣ける。四季折々の山寺の自然、障子や格子を透かす光の陰影、映像がとても美しい。重いテーマを大泉洋の軽妙さ、テンポ>>続きを読む

団地(2015年製作の映画)

3.9

浜村淳のラジオで始まるOPから、さすが大阪あるあるわかってます。団地という範囲も価値観も極小のコミュニティを通して、いつの間にか生命の神秘まで話の広がる驚きの展開。後半のSFにのれるかどうかで好き嫌い>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.6

絶賛インフルエンザ中。何も考えず観れそうなこれをチョイス。眼福。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

最後まで全くいいところなしのヒロインがむしろ新鮮。エミリー・ブラントは単なる目線で、主人公は人ではないのだなと思った。美しく飽きさせない画、緊張感が途切れない演出と最高にクールなベニチオ・デル・トロ様>>続きを読む

監督失格(2011年製作の映画)

3.8

点数はうまくつけられない。説明の多すぎるテロップ、自己陶酔と思えるような演出。が、あのシーンの映像の強度は。あの状況でカメラを回し続けたなんて、表現者の業だと最初思ったけれど、本当は「約束」だったのだ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

ノーランの頭の中どうなってんの?と毎回思うけど、これも発想がぶっとんでて面白かった!本棚の伏線は本当にファンタスティック。俺的物理ルールかなり強引やけど。あと全くいいとこなしのマット・デイモンの無駄使>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.7

コメディと思って観たが、どちらかというとホラーだった。ダメ男を好演、吹越満の色気を堪能。マヤちゃんとお母さんのメガネがエロい。若い女の子同士の友情て儚くて残酷やなー。少しずつ食い違う感情と会話の居ごこ>>続きを読む

パリ、夜は眠らない。(1990年製作の映画)

3.8

華やかなクラシックス定番ナンバーにのせて語られる、80年代NYゲイカルチャーのドキュメンタリー。黒人である上にゲイで、社会からも家族にも見捨てられた彼らがマザーを中心にハウスと呼ばれるコミュニティを作>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

クリスマスなので鑑賞。ルーニー・マーラの可憐さは最強。ケイト・ブランシェットの顔って割と男性的というかタカラヅカ的なことに気づく。間と目線の演技。エレガントな作法(見習いたい)。主演二人の恋愛もさるこ>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

昔観て好きだったな〜と思い再鑑賞。奥菜恵が小学生に見えないけど、このヒロインは彼女しかありえないし、中学生の話だとニュアンスが変わってしまう。それぞれの心に刻まれる眩しい幻のような、夏の思い出。

ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

3.9

ぎゅっとへの字に結んだ口元、深い孤独と闇。他人とうまく接することのできない彼女が、唯一他人と共鳴し合えるのはファインダー越しの一瞬だけだったのかな。それほどまでに彼女の写真は魅力的で、ユーモアと悲哀、>>続きを読む

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

4.0

援助より貿易による自立を
公平で公正な取引を、とWTOの現場で訴える途上国の代表たちの生きた表情と、自分たちだけの談合や密談で決まったことを淡々と報告する欧米諸国の代表たちの無表情の対比が心に残った。
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

うっとりするような美しい色彩のパリの風景から始まるオープニングから、魅力的な偉人たち(演者が皆楽しそうだ)や優しく手招きしてくれる過去の人達と、素直にファンタジーを楽しめばよいのに、じゃあ「皆殺しの天>>続きを読む

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.7

派手なマサラ味じゃない、ほんのり甘酸っぱくてほろ苦い大人の恋愛話。お弁当が美味しそうすぎてヨダレ。スパイスやチャパティ焼く香ばしい香りがしてきそう。もっとお料理のシーン見たかったな。
主人公の女性が美
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

4.4

ずっと観たくて探していたら、netflixに登録されていた。インターナショナル版を鑑賞。
Vシネ独特のチープ感とシュールな笑い、そして不思議な透明感。なんともいえない魅力的なバランスが光る傑作!
バイ
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FAKE(2016年製作の映画)

4.1

いろいろ揺すぶられる。どちらが嘘をついてるか、善悪を問う映画ではない。嘘をついてない=信じる=善、でもない。
普段テレビを観ないのだけど、画面の中だと余計に異常さが際立つね。作られていくイメージ、それ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

前フリ長すぎるけど、よくできてるし退屈しなかった。芸達者たちの汚れ役は観てて楽しい!西部の正義、アメリカの闇。気持ちいいくらいハデなドンパチとグロ描写。

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.8

女同士てめんどくさいけどやっぱりいいよねぇと思う。
思いがけずぐっとくるシーンもあり、良かったです
じゅんちゃんのポテンシャルが高くてナイスだ。

シュガーマン 奇跡に愛された男(2012年製作の映画)

3.8

ロドリゲスという人の音楽性よりも、むしろ地に足のついた生活者でありながら、毎日のルーティンを楽しんで特別な行為に変えているところに心を動かされる。彼にとっては音楽もそのうちの一つなんだろうと思う。とは>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7

タランティーノが観たくて観るとちょっと地味に感じるけど、普通に面白いよ。でもデニーロにあの役やらせるってやっぱりふざけてるわー。70年代ディスコクラシックス定番たちの音楽がキメキメで素敵。本番に向かう>>続きを読む

TOKYO!(2008年製作の映画)

3.5

レオス・カラックスとドニ・ラヴァンはやはりセットなのね。怪人ぷりすごい。
ちょっと笑えて不穏なポン・ジュノの3作目が一番好きかな。
全部豪華キャストかつシュールな話で遊んでるんやけど、それならもうちょ
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.3

自分のアイデンティティを中心に描くことから卒業し、普遍的な愛をテーマに選んだ前作からさらに(主人公の1人にゲイの弁護士がいるものの)新しい領域に行ってるな という気がする。この国のリアリティとひりひり>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.7

豪華なお屋敷のセット、アルモドバルのフェティッシュな映像美にうっとりできる。自分の仕掛けた罠にとらわれていってしまう哀れ。
ラストは違う方が良かった気がする、なんか小さくまとまっちゃったような。

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