Boschさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

再見
ピンチから始まるのも意外なら、イーサンの結婚から始まるのも意外。

敵が最初から分かっているのでストーリーは意外と一本調子だが、今までと違うのはIMFが組織として表に出てきているところ。
事務所
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.5

ストーリーは予想通りのシンプルなロードムービーで、南北戦争直後の混乱が残るテキサスを舞台に、旅の途中のトラブル、出会いと別れが美しい西部を背景に描かれる。

トム・ハンクスはもはや当たり前に上手いが、
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

2.5

娘のために闘う母親…ありきたりの設定で、色々プロットを練って舞台を動かしたりしてはいるが、この内容で2時間は長すぎる。
そもそも“敵”設定もその動機も弱いし、肝心の“マザー”のキャラも魅力に乏しい。
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.5

久々に再見。

オープニングはケレン味たっぷりでカッコ良いのだが、ストーリーが弱い。薬の争奪戦がメインとなるが、やり取りがもはや滑稽で、敵味方共に行動に説得力が無く、トム・クルーズ主演でなけれは、ただ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

J・ピール監督だけにホラー?サスペンス?と思いきや…。

全体的には緊張感のある演出なので退屈はしないが、一つ一つの間が長い。

小さな伏線がいろいろ張ってあるし、後半は縦横無尽のカメラワークにリアル
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

ストーリーを全く知らずに見たのが良かった。
少しでも知ったら面白さ半減だろう。

美しい南部の景色を取り込んだ演出は見事だし、ストーリーも意外性があって楽しめた。

しかし脚本の煮詰め方が甘く、中盤ま
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

2.5

ユニークなキャラやオフビートな笑いを至る所に散りばめてはいるが、ストーリーが単調過ぎて退屈。友人の設定とか全く不要だし…。

制作者でもあるS・ブロックは、得意のコミカルな演技を披露して頑張ってはいる
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

marvelは他作品との絡みがあるので、どこまで観てないと理解できないかが分かりにくくて障壁になるのが残念。
今作に関していえば、1、2作と「インフィニティ前後編」を観てれば特に問題なく楽しめる。
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.5

今回の敵はナチではなく冷戦を背景としたソ連。さらにはオーパーツ、エリア51などSFっぽいテイストが加味されている。
とはいえ、全編アクションシーンが散りばめられているし、ヒロイン&息子の設定もインディ
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.5

ストーリーが練れており、インディ誕生篇から見事に話が澱みなく進む。

H・フォードとS・コネリーとの掛け合いも見事で、コミカルなタッチとテンポの良いアクションの連続で全く見飽きない。
シリーズではナン
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

ストーリーはどんどん流れるジェットコースタームービー。
そのパワーでラストまで行けるし、見応えのあるアクションも多く、劇場で見た時はひきづりこまれたのは憶えている。

ただ、今見ると、ヒロイン参加の説
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.0

40年以上前の作品なのに古臭さは無く、スピルバーグの演出は緩急織り交ぜて見事。

全体的にややノスタルジックなアドベンチャーのテイストもありながら、アクションシーンやガンファイト、カーチェイスを上手く
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ドアマン(2020年製作の映画)

2.5

「ジョン・ウイック」以降、アクションヒロインになってるルビー・ローズ作品。

オープニングからしっかり撮れていて最後まで楽しめはする。しかし「ダイハード」以来溢れている悪党に占拠された閉鎖空間で戦う孤
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

1.0

まるてサスペンスのように紹介されていたが、退屈な夫婦間の倦怠期ラブドラマ。

ダラダラと思わせぶりで退屈なシーンが続く上にキャラに全く魅力がない。

静かなドラマとしての狙いもわかるが、この内容で2時
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

4.0

ピアース・ブロスナンは見事に007に合っている。何よりマーティン・キャンベルの演出にキレがあるし、ドラマも描けていて見応えがある。

脚本もオープニングタイトルも全て変わったのが良く、今見てもさほど違
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007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

2.5

初見の時、007というよりB級アクションを観たような気がしたが、その印象は変わらない。

オープニングアクションのショボさにビックリで、ジョン・グレン監督は乗り物系のスタントシークエンスなどは上手いが
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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.5

前作に続きジョン・グレン監督作品だが、ボンドが交代した影響か、脚本、編集、演出のレベルが上がっている。

ロジャー・ムーアからティモシー・ダルトンに代わり、リアルな007を目指したことによって、必要以
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

2.5

世界各国のロケに豪華なセットは見事だが、いま再見するとオープニングアクションのセンスの無さ、クレジットのダサさには驚く。
(まあ、30年近く前の作品だから仕方ないかも)

本編のアクションもスゴイが、
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

4.0

日本人から見たら多少違和感があるけど、しっかりと作られている。
ストーリーは想像通りの展開となるし、静かなシーンも多いのだが、オープンロケやセットがしっかり出来ているので気持ちよく見れる。

キャスト
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ゴヤ・マーダー(2019年製作の映画)

2.0

作品的にはしっかりと作られているが、話の展開が単調で盛り上がりににかける。
(あまり意味もないが)意外な展開もあるものの、そもそも刑事2人組に全く魅力がないので話に乗れないまま、適当に終わった感がある
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ミステリーロード2/悪徳の街(2016年製作の映画)

4.0

前作から2年後くらいの設定かな?
連邦保安官となった主人公が、行方不明の少女を追って閉鎖的な田舎町に来るところから話は始まる。

ストーリーはシンプルで、ハードボイルドを通り越して、もはやウエスタン。
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.0

ストーリーが単調で盛り上がりに欠ける。
どこにポイントをおきたかったのかよく分からない中途半端な仕上がり。

前作より当然VFXは進化しているが、もっとシンプルな展開で、見せ場での”必殺の火の玉連発”
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ミステリーロード/欲望の街(2013年製作の映画)

4.0

オーストラリアの先住民(アボリジニ)である主人公警官が、少女殺害事件を追うハードボイルド。

安っぽいアクションや無駄な銃撃戦はなく、白人からも同じ先住民からも疎まれながらも、一人寡黙に犯人を追う主人
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

2.0

正当なシリーズ作品で、前作の直後から話が始まる。
何やかにやと、過去の惨劇に関係した人々が、マイケルと戦うと言う展開は良いが、相変わらず単調な攻撃で無理があるし、マイケルももはや完全に人間ではなくなっ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.5

映像は本当にすごく監督の才能が伺えるし、ミシェルの演技も見事。

一方でストーリーは単調だしキャラもさほど魅力がなく、ドラマは退屈すぎて2時間超えはつらい。

ブラックユーモアや、パロディも散りばめら
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デッド・ウィッシュ(2018年製作の映画)

2.0

ウイッシュものは色々あるけど、こちらは意外とオーソドックス。ただ、願いの叶え方にひねりがあって、その分、オチは多少効いてるかな。

ただし、魔法のランプの話とわかってるわけだが、そこに行くまでが長い。
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

サスペンスと思いきやホラー的なスパイスもあり。
犯人の動機も曖昧だし、その設定に意外性もない。
しかし、どう展開するかわからないストーリーは意外性があってラストまで楽しめるし、凝った演出も上手い。
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ザ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

Amazonのやる気のなさそうなジャケットだったが、サム・ワーシントン主演という事で見てみた。

意外なことにB急作品ではあるが、しっかり撮られているし脚本も丁寧で、主人公の陰影あるキャラがハードボイ
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スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

1.0

囚人相手の精神薬、と言うか脳内ホルモンの治験で、アッパー、ダウナー系の薬で心理操作をするが…。

テーマも目新しくないし、話ももたついて展開にも意外性がなく、キャラにも魅力無し。

サスペンスとしても
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ザ・ビッグ4(2022年製作の映画)

1.0

こういう笑いが好きな人には良いかもしれないが、ひたすら退屈だった。

ありきたりなキャラに全く意味のないストーリーがダラダラと続く。アクションシーンは派手だが、演出も2流でバタバタしてるだけでキレはな
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

2.0

前作とは同設定ではあるが別の物語なので、見てなくても問題はない。

ロスから宇宙船内、(何故か)タイ?と舞台を転戦しながら派手な戦いが続く。

しかし、演出も2流だし、脚本が行き当たりばったりで、ダラ
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我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)

3.5

引退して静かな生活を送っていた殺し屋が、妻を殺された事で娘と逃避行に…

ありきたりのパターンで、娘が反抗的なのも毎度お馴染みの展開ながら、しっかりとアクションシーンが織り込まれており、コンパクトにま
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.0

パージが始まると思ったら、あっさり終了。
え?そこから無期限?パージ…

ストーリーに工夫があり、元々非白人差別色が強かったパージを、白人とメキシコ人の逃走劇にする事で捻りを加えている。

今までの都
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アンノウン・ボディーズ(2017年製作の映画)

2.5

「ロフト」などと同じベルギー製サスペンス。
6人の首なし死体が見つかる導入部から、精神病院、プロファイリング等等、サイコ的な味付けもありストーリーもしっかり出来ている。

容疑者などのキャラや捜査陣も
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地獄の花園(2021年製作の映画)

2.5

ストーリーはあってないようなもの。
あとはコメディとアクションを楽しめれば良いのだが…。

派手なアクションシーンはあるし、ワイヤーワークやVFXに高速度撮影など色々工夫もあるが、肝心のアクションのキ
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ノイズ(2022年製作の映画)

1.5

サスペンス?不条理?ブラック・ユーモア?

どこか、ラリー・コーエン調の展開ではあるが、はるかにウェットだし話がダラダラと長すぎる。
事件の展開にも説得力が無くてコメディかと思うレベル。

何の捻りも
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