まいとんさんの映画レビュー・感想・評価

まいとん

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映画(328)
ドラマ(3)
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パンツの穴(1984年製作の映画)

3.5

情緒もへったくれもない剥き出しの下ネタとスカトロのオンパレード
突き抜けすぎてて笑うしかありません
本当にくだらなくて笑えます
しかも演じてるのが名優に新人アイドルに人気絶頂のお笑いタレントにボクサー
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.0

この映画に出てくる場面は実際の場所で撮られています
ニューヨークっていいなあと思う向きもあるでしょう
しかしほとんどの場所がいわゆるセレブ御用達の有名スポットで、一般人は絶対に近づけない所です
歳を取
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鉄砲玉の美学(1973年製作の映画)

4.0

初期のゴダールを思わせる本作
頭脳警察の独特なグルーヴ感がある曲が効果的に使われており非常に現代的です
ハクいスケを感慨を込めて渾身の力で抱いている最中に自分のしょぼくれた前半生がフラッシュバックして
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サンセット(2018年製作の映画)

3.5

とにかくわかりにくい本作ですが、映画の新しい表現に挑んでいることは評価したいところです
観客をその場にポーンと投げ込む
そのまま体験させる
得られる情報は断片的で、さらにその情報を否定する情報も盛り込
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

-

現代的な視点でメアリースチュアートを描き直した歴史劇です

子供を作るためにゲイの旦那と寝る
殴って奮い立たせる
今日的な題材なのだろうか
史実にはない解釈だが
女性上位を描くためにゲイを貶めることに
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.5

劇的な結ばれ方をした満男と泉ちゃんだったが結婚していなかったのだという
なぜ?
ドラマを作るには満男と泉は結婚していてはいけないしお互い家庭があった方がいっそう複雑になる
ドラマとしては理にかなった選
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

2.5

出てくる女優が微妙な人ばっかです
オーディションで決めたらしいですが監督の趣味なのでしょうか…
おばさん好きというか
主演の森崎ウィンがイケメンなので不釣り合いで…
展開はひねってありますが現実離れし
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愛・旅立ち(1985年製作の映画)

2.0

超珍品映画です
笠原和夫の「幻の湖」というべきか
上映時はヒットしたそうですが、今地上波で放送したら楽しそうです
アイドルを使って耳なし芳一と臨死体験をやるという全く理解出来ないアイデアなのですが…
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二十才の微熱 A TOUCH OF FEVER(1993年製作の映画)

4.5

あまりの生々しさにビックリ
WOWOWで放送されていたのですがデジタルリマスターされたのでしょうか
出演している男性のあまりに細い身体を長回しでじっくり撮っているのですがこれがとても痛々しいのです
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赤ひげ(1965年製作の映画)

-

ーなんです? この果物の腐ったような臭いは
ー貧乏の臭いですよ この連中のね

喜劇 セックス攻防戦(1972年製作の映画)

2.5

オープニングからずば抜けて下品でバカ
これといったメインの話がある訳ではなく下品な小噺が延々と続く
本当に劇場公開されていたのかと疑うレベルだが時々吹き出してしまうギャグがあって笑ってしまった
フーテ
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.5

説明はそこそこにしてグングンストーリーを進める
バンバン人を殺す
怪奇現象も説明しない
観客を混乱に陥れる
最近のホラーの中では出色の出来です
ダムとか犬とかちょっと古臭いのがタマに瑕です

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

Jホラーを超えた気味悪さ気持ち悪さ

なんか気持ちが悪い居心地が悪い、しかしそう言ってはいけないという状況も巧みに設定していて、さらにこちらを居心地悪くさせる
最終的には異種だったという結論でぼくのエ
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快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

3.5

理解のためにあらすじを書くと
アパートで女が鋏で心臓をひと突きに刺される殺人事件が起き、現場にいた若い女を取り調べるという形で物語は進む
刑事、予審判事、修道女、女弁護士、牧師が次々に容疑者のもとにや
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

1.5

凡人には縁のないセレブだけが泊まるホテルの自慢話です
まあこれでもかというくらいにセレブが出てきます
何が面白いんだかという気もしますが、実はひどく差別的だったりもするのでそれは見どころかも知れません
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民衆の敵(1978年製作の映画)

4.0

イプセンの民衆の敵の生真面目な映像化です
びっくりするくらい生真面目に映像化されています

製作も兼ねているスティーブマックイーンが主演ですがヒゲモジャのメイクしているので誰なのか分かりません
日本で
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メトロポリス(1927年製作の映画)

5.0

SF映画の最高傑作にして
大スペクタクル映画の金字塔

ムルナウ財団が復元したフィルムでも残念ながら欠落した部分があり完全な形で見ることは出来ない本作だが
テーマの現代性とシナリオの緻密さ
美術の豪華
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リカウント(2008年製作の映画)

3.5

当時大混乱だったような記憶があるが今見るとまだまだ牧歌的だった様子が見て取れる
さらなる混乱が20年後に起こるのである

ただ今見ておいた方がいい映画である
大きな対立の火種が生々しく映されている

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.0

どこまでがドキュメンタリーなのか分からない凝った作りになっている
ほのぼのとしたロードムービーだがメタ構造になっていて仕掛けは高度である
ゴダールの扱いは彼の物語も利用していて上手く出来ている
本当に
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だってしょうがないじゃない(2019年製作の映画)

4.0

親族の気やすさもあり対象に深く斬り込んでおり発達障害についての記録映画として非常に優れています
しかし特筆すべきなのは撮影者の目線です
ともすればこの映画の主人公は切り捨てられてしまうような世の中です
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

映画ジョーカーの元ネタの本作
びっくりするくらい似ています

誇大妄想狂でコメディアン志望の男デニーロと、人気コメディアンのストーカー女の話ですが笑うに笑えないシーンの連続です

コメディーですが設定
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出国 造られた工作員(2018年製作の映画)

4.0

非常に良く出来たスパイものです
(実話を元にしたとありますがモデルの呉吉男、申淑子さんの話をスパイアクションに仕立ててあります。かなり大胆なアダプトです。別物として見たほうがよさそうです)
ストーリー
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

2.5

いつもの下品なドタバタ劇ですが文芸作品として発表されたためか話がしっかりしており登場人物の背景などもきちんと作られています
ドラマにも芯がありシリアスな場面も多いです
世界と自分、生き苦しさとそれでも
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108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

1.0

差別と偏見に満ちた自己肥大映画です
ギャグでなんとか乗り切っていますがいつか告発される時が来ると思います
芝居の方では少し自己反省の方にシフトしていますが…

恋の門(2004年製作の映画)

1.0

この映画はものすごくつまらないですけど大人計画の芝居はこれに輪をかけてつまらないのでなんと言ったらいいか…
ギリギリストーリーは成り立っているので最後まで見通せました
内容は悪趣味偏見不謹慎流行に自意
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

良質な映画です
おそらくは実体験もいくらかは入っているのでしょう
心理も細やかに追えており丁寧に作られています
葬式の映画はやたらとあるのですがこれは出来のいい方かもしれません
窪塚洋介だけ描ききれて
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

5.0

非常に真面目な映画ですが素晴らしいです
しかも面白いです
汚れた世界を浄化するためにタクシードライバーが40年の時を経て聖職者として帰って来ました

娯楽よりの映画が多い現在ですが、このような作品が見
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ザ・レイプ(1982年製作の映画)

4.0

これは非常に重要な作品です
強姦事件について向き合うべき問題が過不足なく描かれています
とてもシリアスな内容をおそらくはかなりの調査をして描いたのだと思われます
迫ってくるリアリティがしっかりしている
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.5

この映画はとてもヒットしたし、よく知られた作品ですが非常に分かりにくい作品です

とりわけ不思議なのがボクサーを引退した後のコメディアンになってからのパートです
これが意外に長く、また何を言いたいのが
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大菩薩峠 完結篇(1959年製作の映画)

3.5

この大菩薩峠シリーズは割と面白いです

完結編のラストの橋桁崩しは見事です
幻想シーンも上手く視覚化されています

凪待ち(2019年製作の映画)

1.5

香取慎吾さんは好演しています
しかしストーリーがとっ散らかり過ぎててついていけません
端的に酷いです

薄っぺらい感動に持っていかないのは好感が持てますが、だからと言って全くリアリティーのない悲劇に持
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1941(1979年製作の映画)

1.5

知性のかけらもないドタバタと下ネタの2時間
ストーリーを作る気はなかったのだろうか

肉体の門(1977年製作の映画)

3.0

割とよく出来てます
五社版より文学的でしっかりしています
肺病病みの女を葬るシーンなどは詩的に撮られていてどこか美しいです

三池監獄 兇悪犯(1973年製作の映画)

4.0

この映画は凄いです
ぶっ飛び過ぎです
実録モノ全盛期の東映で作られた作品ですが一体誰に見せようと思っていたのか…
舞台も暴力表現も性描写もタガが外れていて北陸代理戦争に近いです
ソフト化されていないの
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーは面白いです
このような切り口をよく考えたと思いました
アイデアだけでも素晴らしいと思います

しかし演出が酷いです
しつこい、トロい、クサい、なんだか馬鹿にされてる気分にもなります
きっと
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パレス・ダウン(2015年製作の映画)

3.0

強烈な体験をしたんだけど共有できる相手がいなくて幻のように感じてしまうというまさかの哲学的なオチ
観客体験型の映画なのに(よく出来ている)、作中に出てくる「二十四時間の情事」に重ねて、忘却とたたかうよ
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