みぃたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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みかんの丘(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

敵同士の兵士が一つ屋根の下で
家主のイヴォにお世話される流れ。

憎しみ合いから始まる関係が
少しずつ軟化して行く過程は
実生活にもあるだろう流れと
前線以外ではこんな風なのかと
静かな中に リアリ
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.3

少々ふっくらしたレアセドゥ。
でもやっぱり魅せてくれますw

美しいフランスの街並みで始まるOP
クレジットが昔っぽくて素敵ですね。

一見 淡々とした日常の切り取りも
個々の些細な変化が際立ちま
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.3

情報無し・期待無しで鑑賞。

いやはや 素晴らしかったです。
OP 水墨画のアニメーションの動きが
早くて上手くて 期待値急上昇。

ちょっとクセのある顔は表情は
観て行く内にクセになる感じのw

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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.0

とにかく役所広司さんが凄い。

序盤から中盤 ラストまで更に凄い。
役所さんが出るシーンは ほぼ号泣。
何故 あんなに引力が有るのか。

田中泯さんと役所広司さんの
親子役が もう国宝級でしたw

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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

実話ベース。そして2010年の事。

薬で眠らせてのレイプが横行。
読み書きが出来ない女性達。
地図も読めないし世間知らず。

色んな意味で驚きました。

ベンウィショーとルーニーマーラに眼福。
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.5

淡々と流れる凄まじいストーリー。
細かな区切りが小説の様です。

公証人が手配した調査員がイケオジで
巻き戻して二度見しましたw

前半の熱と後半の静けさの対比が
ラストの衝撃を大きくしますよね。
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

火事から始まる物語は 最初からヒリヒリ。

同じ出来事を 各自の視点で映し
食い違いを解明させて行く作りは
徐々に深みを増し 驚きの連続で。
脚本の大事さを改めて痛感しました。

序盤は安藤サクラさん
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波紋(2023年製作の映画)

3.0

脇を固める豪華キャストを無駄遣いw
なので小さなシーンも飽きさせず。

筒井真理子さんが良かったですね。
目や表情での語り方が凄いです。
ガーデニングも枯山水も綺麗でした。

新興宗教の話なため
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BOY A(2007年製作の映画)

3.7

1stシーンから惹き込まれる演技に
アンドリューガーフィールドの凄さを実感。

辛い日々を送る友達を持つ少年期。
小さな憂さ晴らしがエスカレートし
取り返しがつかない過去を生み。

少しずつ明か
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僕が大人になる前に/ビッグな僕の青春(2019年製作の映画)

3.2

大人に憧れる世代の痛い系。

格好良く見える年上の友達。
規制しようとする親から逃げ
新たな自由を楽しんでるつもりが
どんどん深みにハマって行って
自分ではどうにも出来なくなる。

観ている側がヒリヒ
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

3.5

設定が面白く 細かな会話がお洒落。
台詞のヒトツたりとも聞き逃せませんw

個人的に 途中からフロント役に変更した
サクラの息子役の方が大好きでしたw

コロコロと気が変わる登場人物達。
ベッドで
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.6

キャストが豪華なリメイクのコチラの方が
細かな台詞で説明が多い分
登場人物の関係性が理解出来。

何か問題があるシーンの展開は
その先の先を感じてピリピリと。
オリジナル鑑賞後だからでしょうかw
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ある愛の風景(2004年製作の映画)

3.5

冒頭の作中曲から切なくて
黒煙が衝撃的なこの作品。

掘り下げの浅さが気になるも
細かな描写が多く使われ
粗さ浅さにも納得の許容。

全員の我慢が積み重なり
ラストシーンで溢れる瞬間が凄い。
あの瞬間
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ウォーク・トゥ・リメンバー(2002年製作の映画)

3.5

オススメされて事前知識なく鑑賞。

アップテンポなOPクレジットが好み。
構図や設定 展開がTVドラマ系で
明るく観れるポップコーンムービー。

だと思いきや。
後半は色々と泣かされまし
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アフター・ウェディング(2006年製作の映画)

3.4

「秘密への招待状」鑑賞前にコチラを。

冒頭から美しい背中で魅せるマッツw
淡々としながらもなるほどの展開。
掘り下げが甘いなと思いましたが
あまり不満無く完走出来ました。

ヨルゲン役のロルフラッ
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ハズバンズ(1970年製作の映画)

3.1

ピーターフォークと男の友情目当てで。

むむむ…。
辛さリアル感を前面に押し出した
「ハングオーバー」的な作品ですね。
ハングオーバーとの大きな違いは
アチコチのシーンで笑えない事ですw
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.3

何処かで観たなと思った天使は
「ヒトラー 最後の12日間」でしたw

舞台を観ている様な優雅さと尺。
詩的な台詞達は非常に哲学的で
芸術性が高く 美しいのですが
私にはハマりませんでした。

ピータ
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天使の詩(1965年製作の映画)

3.4

美しい絵画とクラシカルな音楽。
OPクレジットから癒されました。
ファーストカットの車からお屋敷への
構図も絵画的で素敵です。

歩いたり台詞を云ったり
子役の演技が拙くて可愛い。
「ベニスに死す
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.9

実話ベースだと知らずに鑑賞。
知った上で再見したい作品です。

冒頭 海辺の後ろ姿は誰でしょう。
OPクレジットで印象的な映像でした。

「ごくせん」や「ルーキーズ」等
尖がってる若者が一致団結
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.6

タイトルコールの画から美しいです。

それよりもまず。
ジェレミーが父親で アンハサウェイが母親
アンソニーホプキンスが祖父な家族構成に
ジェシカが学校へ講演に来る設定。
私もそんな身分になりた
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.1

OPクレジットが個性的でしたね。

前半はドキュメンタリーの様な流れで
淡々と専門用語飛び交う会話達。

途中途中 細切れに映る過去映像。
少しずつ起こる裏切りや波紋。
そしてそれらも全て細切れ。
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34丁目の奇跡(1994年製作の映画)

3.3

サンタを信じるか信じないか。
夢を残すラストも良かったです。

Xmas時期に再見したい作品。


「私達は 信じます。」

プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(2004年製作の映画)

3.7

ゲイリー監督作品祭の最後はコチラ。

タイトルコールの画から もう素敵ですね。
宙に舞う学帽に紛れるティアラってw

前作のキャストの継続は勿論の事
アビゲイルブレスリンや 兄役だった子等
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.6

昨日から開催の勝手にゲイリー監督祭。

みにくいアヒルの子的な王道の展開は
いつの時代にも希望を与えてくれます。

ヘクターエリゾンド。今作も素敵な役で。
ジュリーアンドリュースの女王っぷり
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プリティ・ブライド(1999年製作の映画)

3.6

プリティウーマンの主演が嬉しい再タッグ。
ゲイリーマーシャル組のキャストも多数です。

やはりコメディ要素が強めですが
細かな描写が多くてニンマリですね。
演出が凄いのか 演者が凄いのかw
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プリティ・ヘレン(2004年製作の映画)

3.5

完全にケイトハドソン目当てで鑑賞。
ジャケ写からもう可愛すぎです。

なのですが。
「好きだった君へのラブレター」で
注目していたジョンコーベットが…。
リードの上手な彼氏役に もうメロメ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

クリスプラットとアニャちゃん目的の筈が
4DXを楽しむ為に吹替え版を。

映像がとても美しいですね。
一気にゲームの中に入った感。
作中曲も素晴らしかったです。

ストーリーはそれほどな感じですが
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.8

景色や街並み 衣装や建造物
ピアノや内装 装飾品に書籍。
全てが美しい作品でした。

ヒューグラント目当てでの鑑賞ですが
ケイトウィンスレットの美しさが際立ち
エマトンプソンを始めアランリックマ
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ハンガー:飽くなき食への道(2023年製作の映画)

3.4

中華鍋の強火オンリーで戦う主人公w
「バッドジーニアス」からの再会です。

冒頭から「セッション」が浮かぶ流れは
調理の仕方や盛付けにツッコミ所満載で
これが超一流なのかと しばし呆然w

ただ
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.9

主演のお二人と景色が美しい。

降ろしたロールスクリーンに映る姿など
見せ方も本当に感嘆物でした。

アゴクイからのキスシーンは完璧過ぎて
何度もリピりたい位の美しさ。

ホテルのレストランでマッ
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.8

機械が動かないと叩く時代w

トムハンクスの演技が素晴らしいです。
NYのホテル初日なんか本当に…。
もう子供にしか見えないですw

1988年の作品ですが 古過ぎず
展開もラストも凄く素敵でした。
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しあわせな孤独(2002年製作の映画)

3.3

初のドグマ95作品をマッツ目的で視聴。

冒頭から衝撃的過ぎる事故シーンは
劇場で観たら飛び上がる勢いで。

制約条件の手持ちカメラの効果か
カメラワークや細切れカットの繰り返しで
ドキュメンタ
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桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

4.0

久々の小雪さん主演なので
事前知識全く無くレンタル鑑賞。
凄い実話ですね…。

まず リリーさん演じる医師。
嫌な奴過ぎて逆に凄いですw

幼少期の智役の子役が可愛く
切ない台詞や演技が良いです。
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.9

キャストが素敵な方々なのと
法廷物で 更にホロコースト系。
これは観なければ案件です。

冒頭 登場人物が多くて
台詞も早口で展開も早く
脱落するかと思いましたw

ティモシースポール。凄いですね。
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

PC画面上で展開される作りに
驚かされた記憶が新しい前作。
2の公開をずっと待っていました。

冒頭から激しかったですねw
ネット社会に生きる子供だからこそ
検索や行動にスピードもあるし
前作同様
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幻滅(2021年製作の映画)

4.1

グザヴィエドラン目的で鑑賞。

先日鑑賞した「オペラ座展」の
記憶が残ってて良かったですw

衣装や内装 音楽が素晴らしく
ストーリー展開も中弛み無く進み
風刺や嘲り 裏切りに寝返りと
目が
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