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ドキュメンタリーのように映しつつ、しっかり映画。
養子縁組の話かと思いきや、生みの母親である女の子の話がメインだと感じてしまったのは、私の感情移入の矛先がそちらだったからなのだろうか。
ひかり以外の女>>続きを読む
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印象的なことば。
野々宮良多( 福山雅治 )
「血のつながってない子供を今まで通り愛せますか?」
斎木ゆかり( 真木よう子 )
「愛せますよ、もちろん。そんなことにこだわってるのは、子供とつながっ>>続きを読む
2歳の我が子を子育て中の今、沁みる映画だった。
特に、みきちゃんが小学生になって今日から友達と登校する、となった時に、父親がいつも保育園までベビーカーで送り迎えした坂道の幻像を見た時。子育ての節目がい>>続きを読む
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すごい映画だった。
貧困層の家族が、富裕層の家族に雇われるだけでなく豪邸に住んでいる気分や食べ物を味わったりと、途中までは富裕層の家族にパラサイトするスリルを描いていた。
が、突然の大雨から、一気>>続きを読む
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最後までしんどかった。
サーミの暮らす自然の美しさや歌などの文化、すばらしい。
しかしスウェーデン人社会に出ると、侮蔑の眼差しや扱いを受ける。
そうしたつらい眼差しや扱いを受けて、差別を内面化せざる>>続きを読む
まるでドキュメンタリーのようにリアル。
映画に出てくる人々がまずリアルですごい。
ピーターはマニラの路上ミュージシャン、少年たちの多くはフィリピンの路上で見出されたらしい。
他にもニューハーフの人や、>>続きを読む
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ルースのことを知れて良かった。
勇気をもらえる映画。
彼女が法廷で闘うまでの道のりで、家族との関係性が大きく取り上げられているのがよかった。
夫との対等な関係性、娘ジェーンのハッとさせられる言動。>>続きを読む
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すごく好きな映画。
日々の生活のちょっとした出来事から人の心が動く様子を自然に描いている。
本人たちの表情の動きが際立つ。
経済成長の鬱屈した面が垣間見れる一方で、ダッバーワーラーの歌やお弁当の料理風>>続きを読む
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リアルな描写がすごい。
ケイティのフードバンクでの姿、ダニエルのネット申請のはがゆさ…。大きい出来事ではなく、日常の延長で物事の深刻さを描いている。
イギリスの行政がほんとひどい。こんな現実があったの>>続きを読む
いい作品だった。本人たちの現在の社会情勢だけでなく、戦時中やその後の親の人生やそれによる想いや振る舞いも表れていて、深かった。身動きできないような社会の中で、友達や家族への思いが動かすことがある。特に>>続きを読む
DVDで鑑賞。
映画の構成や風景映像を楽しんだ感じ。
物語がわかって観ると、また印象が変わる場面も多い。
てっしーの「別に。普通にずっとこの町で暮らしていくんやと思うよ」という言葉。1回目観た時は、何>>続きを読む
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久しぶりに見たら、随分印象が違っていた。
もっとコミカルな映画だと思ってた。それか今の自分には笑えないのかもしれない。
最後、お母さんがずっと息子を見つめているのは、すべて気づいてたからじゃないかな。>>続きを読む
映画というか、マヤの人のリアルに触れられた気分。
決定権のない女の子。
母の愛の大きさ。
言葉の権力性。
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衝撃のラスト。
少しでも希望のある方向を願ってしまった。
殺処分は現実に起こることだから、つらい。でも、生活の核が失われるってこういうことなのかな。冷静に見えた弟の全ての支えは羊で、粗暴に見えた兄は弟>>続きを読む
物語としては、特別大きなことはないけれど、二人のユーモアあるやり取りがよかったな。最悪なことも、ジョークに変える感じがアメリカ映画でいいよなーと改めて思った。最後のカッツからの絵葉書とか、すごく好き。>>続きを読む
個人的に大好きな映画。
ニュージーランドの美しさ。
家族の状況や、超頑固だけど孫を送り迎えする祖父が自分の子ども時代とかぶる。
ラストは現実的ではないけど、監督の願いが込められてると感じた。
なんだかよくわからないけど、すごいものをみた。
数年前観た時とまた同じ心境になった。
理解を超える映画。きっと何度見ても。