wmさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まあ、そうだよなぁ〜人生って…

縁なんてタイミングよ ほんと

この映画の何処かには自分がいるような気がする。衝動が抑え切れないくらい人を好きになった自分、タイミングと運でできた恋人と長く付き合って
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

まだまとまってないからTwitterで書いた感想を転記。


観てきた。なかなか感想を書くのが難しい。

ただ、私はいい映画だったと思った。
映画として楽しめて、その上で「原爆とはなんたるか」を最大限
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なんか
優しくて温かい映画を想像して行ったら結構きついシーンが多くてえぐられた…。


小説っぽかったなという印象
人物に関して、一つ一つは「あるんだろうなこんな環境」「いるんだろうなこんな人」なんだ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

イライラしすぎて疲れた。

文脈がないと作品を評価できない人がいかに多いか… 愚かすぎる。
自分がそんなに偉いと思ってるのか?

つまんねー世界だな

なんかメンタル不調の時に見たからか、フィクション
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関心領域(2023年製作の映画)

3.7

先行上映

ずっと居心地が悪かった。
考えれば考えるほど、自分の無関心さを喉元に突きつけられてるような気持ちになる。

これまでみたことないタイプの始まり方と度々挟まる不穏なカット
終始何かが起こるよ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

私はマシューヴォーン監督とセンスが合わないから、あまり期待しないことにしてる。
だけど今回は完敗!あれだけ監督のやりたいことを貫いて押し付けられたら、もうマシュヴォンワールドに飛び乗るしかない!

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

正直、私にはメインテーマがわからなかった。
一緒に行った友人は「フランス映画っぽいね」と言っていた。

始まりはすごく良くて、大きすぎる音楽で予告の場面までの不穏さをMAXで感じさせたのちにスタートす
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.3

分からなかった…なにも.…

心が空っぽになって、ふらっと出ていってこのまま消えてしまってもいいかなって気持ちだけ分かった。

それにしたってコージーが上の空すぎる
ずっと自分と世界が交わる感じがしな
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.4

アメリカ領サモアのメンタル、超いいな。私もこれになりたい。

最初から最後まで平和な気持ちで見られた。底からはじまると落ちるもんないしな。
選手たちはみんな個性的でかなり図太くてクスッと笑える人たちだ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

すっっごく良かった…!まさか泣くとは思わなかったな。

映画としてもすごく良くて、心地よくて面白さもあって感動もしたんだけど、どうしても感想を書こうと思うと現実と自分についてになってしまう。

まず冒
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

力強さと抵抗

前半の虐げられてるシーンがかなり胸糞で衝撃的だったおかげで、歌の力強さが引き立った。

ミュージカル映画としてはそんなにハマらなかったかな。耳に残るメロディがあまりなく。。。

あとミ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

マリオにわかの私でも知ってるネタが多くて面白かった

ちょうど良い長さ。
ストーリー展開は大体想像通り、キャラクターが全部可愛いので許せる。

「諦めが悪い」ってマリオ(というか任天堂系のゲーム)を楽
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

なんて奇妙で美しい……度肝抜かれたな…

とはいえ、一般的な倫理や感情からは離れたベラを通して世界を見ていたので、物語自体に度肝を抜かれるというよりは、「凄いものを見たな…」という感覚なのだけど。
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千年女優(2001年製作の映画)

3.6

今敏監督作品観るのは3?4?作目。映画館で観るのはパーフェクト・ブルーに続いて2作目。今敏作品にぴったりかもという言葉が思いついた。地続きの異世界。

映画の撮影と回想がシームレスに連なって話が進んで
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

なんか…温かい気持ちになる…。

少女がめっちゃ可愛くてそれだけでかなり愛おしいのに、その小さき子たちがはしゃいだり、色々考えてたりすると思うとなぜか涙が出そうになった。

時系列的にはこっちが先だけ
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.3

登場人物を俯瞰的にみたシニカルな感じ、ウディアレンだ〜〜。

ただ、私の好きなウディアレンの撮る美しさみたいなのを感じられなかったのと、とにかくモートの気持ち悪さについていけなかった…。自分を客観的に
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作ファン、キャスト発表されてから不安のまま観に行った。
総括の感想としては、映像でしか出せない良い部分が増えてる分、映像にしたら結構キツイなーと思うシーンも出てきちゃってるという感じ。

以下、原作
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

じわじわいいな〜〜…。

平山さんの淡々とした日常の中の美しさを全身で受け止められる余裕と柔らかさ。

かなり小説的で、ありふれた日常を切り取ったシーンが多かっただっただけに、浮いてるな〜と思うシーン
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

役所広司が素晴らしかった。

「真の弱者は助けたくなる姿をしていない」とも言われるけど(そしてその片鱗はあれど)、その人の全てを描いた時に悪人と思えるような人は少ないのではないかと希望が持てましたね

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

面白かった
タイムループモノの無双感をコンパクトな時間で何度も見せてくれて満足

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.7

近づいてくる戦争の足音、トットちゃん達の無邪気さ。

戦争ってこんなにじわじわくるんだ、日常になるんだというのが一番怖かった。

いろんなタッチの映像で描かれてるのも結構好きだった

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

楽しかった!
チャーリーとチョコレート工場の前日譚ではないと知っていたので疑問なく観れたけど、これ知らない人はハテナだろうな〜という部分はありました(明らかにミスリード狙った「『チャーリーとチョコレー
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

何が起こるか大体(世界史の流れくらいは)分かってるにしては面白かったな〜!
ホアキン・フェニックスが凄かった。完全に「ナポレオン」として観てた…。音楽も良かった!最初の処刑シーンの音楽から「好きなタイ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

ずっと観たいと思ってたらアマプラにきた。

淡々としてたけどなんか目が離せなくて、思ったよりちゃんと観た。

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.5

アマプラのプレビュー写真のご飯が美味しそうで気になったので視聴。
映像と写真が綺麗だった。

語り部の文章が美しかった。詩的でもあったので音だけだと余り内容が入ってこなかった。

また見たいし、別に一
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.5

古い映画と思えないほどオシャレ。
レネットとミラベルの着る原色の服!素敵だわ〜。

ストーリーは掴みどころのない感じがしたけど、ミラベルが画商に捲し立てるところは笑っちゃったな。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

私はイーニドみたいな、自分ですら自分を理解できずに鬱屈してる女の子が好きなんだと思う。多分。

全てが馬鹿馬鹿しく思えて捨て去りたい、という気持ち。青春期の何もかもにむしゃくしゃする気持ち。伝わってき
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.2

観る時間もよくなかったんだけど、とにかくずっと訳わかんなかったな…
サイバーパンク・虚構ジャパンが全編にわたって展開されてて笑ってしまった。
日本の描写がおかしいのは良いとして(日本が舞台なのでよくは
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.6

リバイバル上映を機に、もう一度観てみた。
以前は初っ端の独特な色使いと表現でホラー調の映画にしか見えなかったけど、二回目なのでその印象をなんとか抑え込んで、ドラマジャンルの映画だと思って観てみることに
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

正直そんなに期待してなかった。
パニック映画って好きじゃないんですよ。でも、パニック映画と一括りにするほど単純な映画じゃない。
いろんな「かっこいい」が詰まった映画だったなー。

神木隆之介が好きな人
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

期待以上でも期待以下でもなく、こういう系の映画はこうでなくちゃね!というちょうどいい映画。結構グロいし痛々しいシーンもある。反面ギャグ的な描き方も結構多く、映画館でも所々クスッと笑いが起きてた。

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唄う六人の女(2023年製作の映画)

3.0

映像の美しさ(女たちがとても艶かしく写ってる)とコンセプトは良かった/面白いと思った。
コンセプトに関しては、引っ張った割に伝えたいことは普通だなという感じ。

ストーリーや人物描写はコンセプトありき
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.4

なんか…分かんない…。
三時間半近くあった割に、眠くもつまらなくもならなかったのは、面白かったということなんだろうか?

でも見終わってから、「これに三時間半…?そこまでした熱量って、何…」という気持
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

明日、キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンを観る予定なので、予習。
スコセッシ作品は見たことがなかったので、ディカプリオ主演で有名のこれを観るかと思い立った。

偏った思想を持っているので終始「資本主義
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

設定が良い。

目新しい展開はないが、アジア×近未来という設定自体が面白く、飽きることなく画面を見続けることができた。

ジョンウィックに続き、また偽物JAPANが出てきたのも面白かった。言語は英語、
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.0

これこれこれ!
私が観たかったガイリッチー映画、これですよ〜〜!!ずっとこういうスパイ映画作ってて欲しい……!!
正直私がコードネームアンクルの幻影を追い求めている部分はあるので、それに近しければ近し
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