あいわながんばるさんの映画レビュー・感想・評価

あいわながんばる

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

狂児を綾野剛が演じると知って、
なんかちゃうなーと思ってた原作ファン。
綾野剛の狂児、めちゃくちゃよかった。
もう少しガタイの良い伊勢谷友介あたりが理想だったんだけど。
紅の気持ち悪い裏声を聞いて、
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ユー・ガット・サーブド(2004年製作の映画)

4.0

ストリートでのダンスバトルを題材にした映画。
何年経っても迫力あるダンスシーンに目が離せなくなる。

個人的にエルがグランマに逆らえない関係性が好き。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

浅野いにおの同名コミックの映像化作品。
東京上空に突如現れた宇宙船「母艦」。
宇宙船が浮遊している日常の中、
青春を謳歌する女子高生たち。

浅野いにお作品の中で1番入り込めなかった本作。
どうしても
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ラストサマー(1997年製作の映画)

1.5

パリピ男女の自業自得ホラー。
まったく共感できず。
ホラーあるあるいっぱい詰め込んでる。

変な家(2024年製作の映画)

4.0

オカルト動画制作者とミステリー愛好家の設計士が
とある一軒家の間取りに出会い、
間取りから恐ろしい仮説を立てる。
仮説から徐々に紐解かれ真相明らかになっていくサスペンス。

原作にまったく触れていなか
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

警察とヤクザが手を組んで連続殺人犯を追うサスペンスアクション。
凄く骨太で見応えあるけど、
微笑ましさを突如盛り込んだり絶体絶命感を煽ったり、
緩急の付け方がとても好き。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

5つの都市で走るタクシー内での会話劇。

①ロサンゼルス
価値観は人それぞれ。
②ニューヨーク
移民者のはじめてのタクシー。
③パリ
真の盲目。
④ローマ
ただただ嫌い。
⑤ヘルシンキ
不幸話とともに
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.5

1があると知らず2から観た人。
だってネトフリで1の配信がないんだもん。(2024年2月現在)
でもこれが2からでもさくっと観れちゃう楽しめちゃう。

アジアンアクションと言えば、
ジャッキー・チェン
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.0

YouTubeが題材の作品。
若い女性の底辺YouTuberを手伝い見返りを求めなかった中年男性が
とあることがきっかけで人気が出てしまい見返りを求めるようになった話。

岸井ゆきのさんが演じるYou
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

些細なことにも臆病なボー。
母が怪死したことから、
母の元へ駆けつけようとするも、
次から次へと降ってくる災難と恐怖。
里帰りまでの壮大な旅路を描く。

主人公であるボーの人生に寄り添いながら、
彼の
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.0

「ラップがイケてれば色は関係ない。」
カルチャーに根付いた固定概念をぶち壊すのは
そのテリトリー外にいる人間。
HIPHOPやラップのルーツは知らねど、
凝り固まった考えを破壊する映画は好き。

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

OLの世界とヤンキーの世界がここまで親和性高いだなんて誰が気づけるんだろ。
可愛い/綺麗な女性が毒づくギャップって好きだし笑ってしまう。
アクションシーンはもう少し頑張って欲しいとも思いつつ、
コメデ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.0

孤独な少年の自分宛の手紙がきっかけで、
咄嗟の嘘により状況が一変していく物語。
優しさに溢れてるのに結末を迎えることが怖い映画はない。
それは嘘をつく痛みを誰もが知っているから。
本作はミュージカル作
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

猫をどっちが引き取るかだけが決められず、
離婚が成立しない夫婦と、
それぞれの不倫相手を含めたカルテットドラマ。

猫のカンタが町を闊歩するシーンを見るとアテレコしたくなる。
もし猫が人間の言葉を理解
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

とある広告代理店のオフィス。
プレゼン準備に追われる中、
タイムリープしていることが発覚。
脱出するためには上司がタイムリープに気づかないといけない。

同じ1週間を繰り返しながら、
上申制度で1人ず
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

この映画が始まって、
ほとんどの人が主人公のトラヴィスのことを嫌いになる。
世の中に対しての不満、
上手くいかない人生、
自身の貫きたい正義や正論が通用せず、
終始凶悪犯罪に発展しそうな危うさ満載。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

ファッションの勉強のためロンドンの専門学校に入学した女の子(霊感あり)が、
寮に馴染めず一人暮らしを始めたことから夢の中で1960年代のロンドンを生きるある女性とシンクロしていくことで巻き起こるサスペ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

性的暴行を受けた親友を失った経験をした女性の復讐劇。

被害者も加害者も痛めつけられるシーンが視覚から排除されていて、
痛みを伴うべき題材なのに優しさに溢れているところが凄くいい。

ひとつの啓発とし
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

近所のレンタルビデオ屋で在庫がなく、
中古円盤も高値で手が出せず、
サブスク解禁される様子もなく諦めていたのに、
22年振りの劇場公開。
待望の鑑賞。

物語の温度感が低めの"低体温系"青春映画。
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

予期せぬ台風の発生と軌道はまさに思春期そのもの。
大人から理解されないあれ。
大人になれば恥ずかしくなるそれ。
真っ直ぐに青春を描いた作品。
理解しようとすれば理解できなくなるいたちごっこのよな
もど
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

2.0

漫画家・浅野いにおが2009年に発表した「うみべの女の子」。
海辺の田舎町に住む思春期真っ只中の中学生の物語で、
過激な性描写が多く過去のいにお作品とはまた違う毛色の作品。
恋や性を通して微細に変化し
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全員切腹(2021年製作の映画)

4.5

コロナ禍だからこそ生まれた26分間。
コロナ禍が生み出してしまった26分間。
豊田監督の腹に潜んでた叫びに感服。
恐ろしい映画を観てしまった。

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

5.0

ロサンゼルス郊外に住むマルコム。
90年代ヒップホップを愛する気弱なオタク黒人青年はハーバード大進学を夢見てる。
そんな彼がドラッグディーラーの誕生日パーティに参加したことで、
ドラッグの運び屋や売り
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

おひとりさまを満喫するアラサー女子のみつ子。
いつも脳内の相談役「A」と日々会話や相談をしながら過ごしている。
おひとりさま満喫生活。
胃袋を掴む年下営業マン多田との恋。
海外旅行と親友。
みつ子の脳
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.5

ある目的のためジョン・F・ケネディ国際空港に到着するも母国のクーデターにより入国拒否され、
母国にも帰国できず缶詰状態になる主人公ナボルスキー。
しかし希望を捨てず空港内で奇怪な生活を送る物語。
なん
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

5.0

記憶をテーマに扱う映画といえば真っ先に思い浮かぶ作品。
ジョエルの記憶を消した彼女クレメンタイン。
そんなクレメンタインに対抗し彼女の記憶を消そうと施術を受けるジョエル。
消されていく記憶と消えてほし
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めがね(2007年製作の映画)

4.5

海辺の小さな島を訪れたタエコ。
マイペースで奇妙な島の人々と交わることで黄昏れの術を学んでいく話。
大きな荷物に棘のある言葉を抱えていたタエコが、
荷物も棘も必要ないことに気付き変わっていく心模様が好
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

週刊少年マガジンで連載されている人気漫画の実写化。
原作の和久井健さんは新宿スワンの作者でもある。
ヤンキーとタイムリープを組み合わせた斬新なストーリーに加え、
キャラそれぞれの個性が際立つから胸躍る
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