小石川さんの映画レビュー・感想・評価

小石川

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映画とは華です

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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

もうとにかくクリス・エヴァンス!!という作品。彼を主人公にして、哲学専攻の元准教授という設定にしたことがまず個人的なファンとして感激した。
話の筋としては出来過ぎなところがあって、え?なぜ?というとこ
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.8

真相を見つけ出そうとするときに、信じる側と信じる根拠を考えさせられる良作だった。鑑賞者側、メタ的視点から観ている僕らにとって、犯人は明らかであるにも関わらず、それをミスリードされているのか?と疑いたく>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.6

デルトロ監督の真骨頂はやはり各々のキャラクターの作り込みと描写だなというのを改めて感じた。独創的でカテゴライズされ切らない人々が動き回る時に出来上がる物語の精度が非常に高い。深いバックボーンがあるとい>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.7

子どもの頃観たら嬉しいだろうな〜という作品。日本の昔話と海外の童話のいいところをうまくミックスしたところがあり、作品の作り込みや手法に良い影響を与えていたと思います。ストップモーションアニメの持つ独特>>続きを読む

16歳の合衆国(2002年製作の映画)

4.1

誰が何を言おうと変わらない事実、起きてしまったこと、現状…それに対して行われる数々の言動、同情、涙、たくさんの言葉、書かれた小説、何も心配いらないというセリフ…無力だと知っていても多くの人はそれにすが>>続きを読む

フラットライナーズ(2017年製作の映画)

2.5

筋の都合が良すぎる映画だった。設定倒れ。臨死の先に別の扉があって、人それぞれ別々の分野が開かれていく、という部分は興味を惹かれたけれど、それ以外は説明不足、御都合主義が目立つ。

Fahrenheit 451(原題)(2018年製作の映画)

3.4

紙の本禁止令に対して、人1人が1冊を完璧に記憶して受け継ぐという設定はかなりくすぐられる。「彼は『羊をめぐる冒険』だよ」と言われたいなという感じ。

レジェンダリー(2017年製作の映画)

2.5

場面が全部暗い、みんな粗暴、宗教に疎いためわかりづらい、盛り上がりに欠ける。

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.7

二人の共生関係がとても興味深くておもしろかった。お互いを痛めつけ、お互いを警戒しあっているけれど、同時にお互いから学び、お互いが離れてしまわないように引き止めあう。主人公の持つ優等生を続けることに対す>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.6

予想していたよりは楽しめた。登場人物が少ない割に話の浅い深いの操り方にストレスがなかった。浅く片付けられているところに疑問は残るし、ベタで必要なのか微妙なギミックも多くて冗長なところもあるけど、作品全>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.3

大人向けのヨーロッパ版千と千尋の神隠しのような様相。導入とかまさにな感じだった。寓話っぽく仕立てられてるように思うけど、大人に振り回される子どもを見ているのがつらくて、ラストシーンにもなんだか救いを見>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

人はみんな、何かしらの悲しみを抱えてる。そして、それを癒してくれる愛を探してる。家族、恋人、大切な友人…それはどこにいても通じる何かがあって、それがもしかしたら愛なのかなって思った。大切な人に注意深く>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

いろいろ繋げたい気持ちはわかるけれど、やはりしっくりこないところはいくつか。ウィザーディングワールドファンとしては楽しめる。これはこのギミック、あれはこの伏線、これはもしやあれと繋がるのでは…?的なね>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

凝った感想とか、細かいギミックとかは全然どうでもよくて、ただひたすら魂が震える作品だった。今まで全く感じたことのない高揚感と感情の揺れ動きがあった。バンドのことなんてほとんど知らなかったけど、曲が、セ>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

エディ、ヴェノム双方をわかりやすく、きっちりと描いている作品だった。とても安心して観れたし、観ていて全くストレスがなかった。シンビオートがどのような存在で、ヴェノムがどういった立ち位置なのか知っている>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.7

IMAXでやると聞き及び、行ってきました。変な汁が大量に出て、開いていなかった扉がいくつかフルオープンしました。とにかく音がすごい。途中で休憩があったんだけれど、シンとした会場に取り残されてしまい、映>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.3

背景を知って観た方が楽しい作品。6割はスティーブン・キング・ファンのための映画でしょうか。今後「中間世界シリーズ」として小説をなぞるように続き、「スティーブン・キング・ユニバース」が多くの作品のリメイ>>続きを読む

Jの悲劇(2004年製作の映画)

3.9

悪魔の使いは予期せぬところから現れる、ということばかり考えた。気球に乗っていた少年はいったい何を考えていたのだろうか。全く描かれていない彼の情報が、狂わされていく、または初めから狂っている人々をより鮮>>続きを読む

モンスター(2003年製作の映画)

3.5

愛は魔物。信仰は針の筵。善よりも生。本当のモンスターは何なのか、考えながら観ていたけれど、信じるという行為に潜む何かがそれに該当するのではないかと思った。愛はその亜型で、信仰は純然たる魔物の表れで、善>>続きを読む

Bubble(2005年製作の映画)

3.8

「何もない、つまらなく淋しい街から始まる物語」というものが、年に数回、定期的に自分のところに舞い込んでくる。そしてその物語はたいてい、「そうして現れるべきだった」というタイミングできちんと現れてくれる>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.4

愛と呼べない二人の関係が僕にはよくわからなかった。どうしようもないものをどうしようもないままにズルズルと続けた結果として、失ってみてその大切さに気づき、自分の不正直を悔いたということだろうか。失う前に>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

好きって気持ちは、「どうしようもなさ」と「呪い」なんだろうな。それでもって、歌はいろいろなものをきれいに吸い込んでくれる「祈り」みたいなもので。ささやかだけれど二人に根を下ろしてたものが鮮やかで、でも>>続きを読む

ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

完璧に作り込まれた虚構は現実と区別がつかない、という一文に集約される作品だった。信頼や信用の難しさについて考えた。少し冗長だったかもしれない。

(2000年製作の映画)

3.5

いびつな愛の形と魚の死骸。友人愛、恋、隣人への慈しみ、家族愛、博愛などについて考えた。

BRICK ブリック/消された暗号 BRICK ブリック(2005年製作の映画)

3.7

個人的にとても好みに合った作品でした。アメリカの高校生ってこんなにマセてるというか、こんな高校生いるの?という感じが拭えなかったけれど、それを抜きにして一匹狼の探偵モノとするならかなりの出来栄えだと思>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.1

ヒロインとサブヒロインの合わせて3人が奇妙な絆で繋がっているというのはわかるし、そのあたりの被せ方や三者三様の苦悩の描写は見事だったんだけれど、男側が最低だという事実を前提としても女側と3人とも自分勝>>続きを読む

PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.5

自分が大学生だった時の語り口を思い返してみて反省する描写が多数あって観ていて少し恥ずかしかった。音楽で繋がる青春というのは清々しくて、観ていてとても気分がよかった。もう少しオチや描写にひねりが欲しかっ>>続きを読む

地獄の逃避行(1973年製作の映画)

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「悪人になってみたかっただけさ」というセリフが頭から離れない。それらしく生きることとその通りに生きることの対比について考えた。世界は想像以上に広く、難しく生きる必要性について、いろいろなことを頭の中が>>続きを読む

ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.3

ジャック・リーチャー、ジョン・ウィック、エージェント・ウルトラ、フリーファイヤーなどなど、無双(ガン)アクションの走りに思えた。なんども再生産されてるいわゆるドンパチモノなんだけど、キャスティングは豪>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

科学の話とかメイン・ウェポンの与える世界観への影響とか深掘りすればスゴそうだけど、マーベルの「細かい話は置いといて」となんやかんや楽しめる枠としてアントマンシリーズはとても素晴らしい作品だと思う。あと>>続きを読む

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.5

伝記映画ってどうしても退屈に感じてしまう部分がある。今回は脚色の力不足を感じた。内容、テーマ、登場人物やシーンの数々に重みはあるのだけれど、もう少しそれらに初めて触れる人たちへの導入があっても良かった>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.0

不覚にもYUIのfight!がかかったシーンで泣いてしまった。いろんなシーンで青春のフラッシュバックを感じることができる良作だった。音楽って素晴らしい。アニメーションも湯浅節炸裂といった感じで、新旧の>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

みてきた。一信九疑で行ったけど、とてもよかった。映画好きなら満足できると思います。

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