ヌーベルヴァーグから一歩も進歩していない90歳の監督による作品。二日連続で二度鑑賞。
今年(2022年)観た新作のベスト!と興奮しながら鑑賞後フィルマークスを開けてみたら、酷評しかないないですね>>続きを読む
中年になってからは平凡なサラリーマン役みたいなの多い大森義夫が、サラリーマン的な生き方を真っ向から否定する自由な若者役で出ていたのが面白かった。
藤間紫の代役みたいな花柳小菊も新鮮で良かった。
ラストがリンクレイターの『6才のボクが、大人になるまで。』と同じで、子供に巣立たれる母親の気持ちは時代、国(文化)など関係なく同じなんだなあと思いました。
劇的になりそうな戦争部分をバッサリは潔くて>>続きを読む
山根監督の割にはギミックのない凡作だなあ〜と思っていたら、終盤近くなって得意の3連続ショットが飛びだしはじめ、ラストシーンは明らかに「ひまわり」のオマージュ。ばんざ〜い!最高!
RADWIMPSは知らなかったけど、良いドキュメンタリーでした。
朝倉監督、応援してマス。
本作と『メイクルーム』しか観ていませんが、今いちばん好きな日本の映画監督は森川圭監督かも知れません。
新作をどんどん撮って欲しいです!!!!!!
日本映画に初めて出演しました。是非観てください。シネマート新宿で5月28日から!
2月28日(日)ゆうばりファンタ映画祭でのワールドプレミアも大絶賛の嵐の模様!
ちなみに私の初出演作はアメリカ・ブ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭から、やたら人物のアップばかり、やたら喋べくりまくりで、ほどなくして気分が悪くなった。劇場の前方で観た人でそうなったは多いはず。
それでも「クソ映画『サウルの息子』といい、こういう撮り方がトレン>>続きを読む
源氏鶏太が原作だろうが裕次郎映画は裕次郎映画。ずばり言えば、くだらない。
弱小玩具会社勤務の何をやっても上手くいくスーパーサラリーマンの話。
当時の女性はそれにときめいたのだろうけど、今なら酷くヤな>>続きを読む
長々と書いたけど消えた…。映画は予想を大きく上回る大傑作だったけど、使い勝手最悪のfilmarksには閉口。
『ローマの休日』を挙げるまでもなく世界中の大衆が大好きな身分詐称コメディ。
財閥の面白オーナーが自分の菓子会社企画の懸賞スキー旅行にお忍び参加し、貧乏好青年と素の人間として出会う話。
当時のアメリカ映>>続きを読む
冒頭、文化屋雑貨店前でブランコに乗りながら「ちょっと来てみそ!」とナンパする岡村ちゃんに向かって女子大生ふうの子が冷静に「何をそんなに頑張っているの」と投げかける。
その言葉が私のこの映画に対する感想>>続きを読む
状況説明のような序盤はちょっと退屈に感じたけど、話が回り始めたら俄然面白くなった。
ちょっとぽっちゃりで昭和な色気を発する遊女・山本富士子がおっさんにはたまらん。
その彼女が出会ったばかりの芥川比呂>>続きを読む
ほのぼのとしたタイトルながら、老人のうつなども扱った結構な重喜劇。老け専役者が総出演して、その重い話を語り口だけは優しく描く。タイトルに「喜劇」の文字がなかったようだけど、公開時に急遽つけたのかな。>>続きを読む
始めの方で、柴田恭兵が驚きの表情と共に「じぇじぇ!」と言い放ったシーンでもう勝負は決まり。正直、子供の頃は苦手だったんですけど、昔からこんなにあぶ刑事って面白かったっけ?
調子に乗ったスーパーおじい>>続きを読む
冒頭、少年がニコラス・ケイジに「木を切っているの?」とたずねた答えが「木を殺しているんだ。(略)雇い主に言わせりゃ弱い木は役に立たないから殺すのさ」(←うる覚え)で、いきなり不穏な空気がびんびん。そし>>続きを読む
何もかもが軽く描かれているせいか、終始イライラさせられて、素直な気持ちで「この映画が面白いと感じる人なんているのかな」とまで思ってしまった。
何が気にくわないって、ある種の統合失調症と思われる主人公>>続きを読む
今ならスラッシャー映画として作られるであろう題材を独特な演出で暗いんだか明るいんだか分からない不気味な映画に仕上げていて素晴らしかった。
・どう考えても自殺とは思えない高さでの首吊り
・古尾谷雅人が>>続きを読む
数少ない苦手ジャンルである最近の音楽映画にもこんなに素晴らしい作品があるのかと驚きました。こんな映画ばかり製作されて、『はじまりのうた』や『セッション』みたいな映画がこの世からなくなりますように。>>続きを読む
段落分けのように出てくる山谷初男のナレーションが、子供にお伽話を聞かせるような口調でメチャクチャ鬼畜な事を言っていて最高。
いつも精神を病んでいるような顔つきの宮下順子だけど、本作では本当ではないか>>続きを読む