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泥棒稼業の夫や友人デイヴの間を行ったり来たり、2人が刑務所にいる時は、何年も男なしの生活なんてと気軽に男と寝ちゃうゆるい貞操観念の母親なんだけど、息子への溢れんばかりの愛情だけは揺るがないのでそこは安>>続きを読む
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「雨のしのび逢い」でピアノ弾く姿がめっちゃ可愛かったディディエ・オードパンくん。
神学校の寄宿舎で出会った、少し年上の少年と、子ども〜って感じの2人が惹かれ合うのが、ちょっと違和感あったかな...。>>続きを読む
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離婚したアル中の母親と暮らす少年のもとに死んだと聞かされていた姉から連絡が入る。見たこともない姉に会おうと(だいぶ強引かつ短絡的ではあるが)資金調達のためピストル強盗に入り、顔馴染みの刑事に出くわし彼>>続きを読む
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2015年METガラのテーマである「鏡の中の中国」舞台裏ドキュメンタリー。
泣く子も黙るアナ様と、MET服飾部門のキュレーターを軸に進んでいきます。
(METガラは服飾部門の運営費に充てるための莫大な>>続きを読む
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個展に向けて創作に打ち込む、ちょっと不幸そうな彫刻家。制作に没頭できない隣人や家族とのトラブル、失敗する作品など思うようにいかないけど、怪我から回復した鳩みたいに未来に飛び立てたらいいね。
「リバー>>続きを読む
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前作までのモノクロから、カラフルに彩られたカラーになって見応えUP!
レトロな車や、ちょっと怖いオートメーション化されたモダンなお家(変な魚の噴水さいこう)素敵すぎるし、甥っ子ちゃん可愛いね〜♡
2>>続きを読む
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ゆるい...ゆるゆるな単調さ。
10年前に観た短編3本の時と同じ感想かな。
ユロ伯父さんのバカンス先での人々とのゆるいドタバタ劇。カヌー二つ折やアイス二つ持った坊やのヒヤヒヤ感は良かった。
202>>続きを読む
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サイレント期のような陰影際立つメイクに、ポマードべったりな若かりし三船敏郎がめーーーっちゃカッコよくて震える...!(デビュー間もない三船敏郎の黒澤作品への初となる本作)
貧しい人々への情に熱い酔い>>続きを読む
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女性解放三部作②
情熱的すぎる須磨子の人生。恋も舞台も命懸け。
この時代に自らの選択で仕事もパートナーも選び(略奪愛は良くないけど)先駆的な女性であることは間違いないんだけど、指針を失ってしまった先>>続きを読む
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女は恋に生き、男は仕事に生きるということか...。
女同士の嫉妬や競い合いだからか、女性解放三部作に比べたら、うんと面白い!
2024-25
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うぅん...結局夫が迎えに来た車に乗るんかいっ。
ある日若い男が裕福な人妻を殺害する現場を目撃したアンヌは、その日から心がざわつき始め、若い男との道ならぬ恋に突き進んで行ってしまう...。
しかし男>>続きを読む
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息子にべったりな母親を持つ病弱でわがままな夫に冷め切っていたテレーズが、強引で男らしい夫とは対照的なトラック運転手のローランに惹かれ、二人は恋に落ちる。
離婚を承諾してくれない夫と渋々旅に出たテレー>>続きを読む
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女性解放三部作①
女性の自立と解放、封建制度の打破など、テーマは良いものの筈なのに、何故だろう1ミリも心動かされなかった...。
GHQ占領下に作られた民主主義の啓蒙・促進という、背後からの圧力が>>続きを読む
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恩人の仇討ちのための刀を一心不乱に打つ刀鍛冶(花柳章太郎)の、火花飛び散る躍動感すごい。(生き霊みたいな幻想の娘が現れ刀鍛冶に参加してるのちょっと面白い)
想いを寄せる恩人の娘(山田五十鈴)に刀を託>>続きを読む
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ベルリン三部作③
「ドリアン・グレイの肖像」と「ドクトル・マブゼ」を融合した奇抜な作品ながらも、ストーリー仕立てのためか他2作品より観やすかった。
タベア・ブルーメンシャインが再び登場し、その輝きに>>続きを読む
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ベルリン三部作②
FREAK CITYの迷宮に迷い込む、狂乱と悦楽の映像奇譚。
門をくぐったオルランド(マグダレーナ・モンテツマ)は5つのエピソード毎に変身を遂げ、荒廃した西ドイツの工業地帯をバッ>>続きを読む
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ベルリン三部作①
"飲酒とは 飲むことではなく、死に至る見事な計画"
外国からやって来たブルジョワ女が飲酒観光を決め込み(観光といっても戦勝記念塔や壁くらいなものでほぼ酒場ばかり)西ベルリンのあら>>続きを読む
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労働者や敗者三部作のような、社会の底辺でもがき苦しみながら生きる2人が出会い、小さな愛の灯火を見つけるカウリスマキ流の愛おしさ溢れる物語。
アル中が原因で何度も仕事をクビになるホラッパと、クビや店主>>続きを読む
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あらすじ見てなかったらついてけなかったかも。討ち入りシーンないのも斬新。
能の舞台とか、すごい贅沢な気分になる雅なひととき。雪がはらりとして寒椿があらわれる情緒にもため息...。
2024-16
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莫大な製作費が投入され、これセットなの...と驚くばかりの壮観で豪華なつくり。(松の廊下とか原寸大です...)
情報局国民映画参加作品のクレジットや冒頭の"護れ 興亜の兵の家"など国策映画の一環なの>>続きを読む
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タイトルからは想像できないコミカルさ!
的屋で焼きそば作ってる、スカジャンにポニーテールの亜紀ちゃん可愛すぎっ♡
風間杜夫とのコンビも最高だし、吉永小百合もスケスケ姿の風俗嬢とかしてて驚いちゃう。>>続きを読む
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原作:夏目漱石
宗近 → 藤尾 ⇆ 小野 ← 小夜子
(四人の男女が織りなす愛憎劇)
教え子の藤尾を好きになってしまい、恩師の娘との破談の件を友人にさせる、ちょっとどうなの...という小野(宗近に>>続きを読む
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原作:夏目漱石
中川信夫の方が丁寧に描かれているのでわかりやすかったかな。
(こちらは癒しの糸子がほとんど登場しないので残念)
藤尾は死なないし、ラストが欠落しているので突然おわる。
2024->>続きを読む
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原作:泉鏡花「売色鴨南蛮」
〈活弁入り〉
悪党に喰い物にされ悲惨な人生を送っていたお千の前に現れた医者を志す貧乏学生。勉学を続けさせたいお千は彼を支えようと自身の身までも犠牲にしてしまい、それが元で>>続きを読む
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"パンまつりかい?"
"梨園の洗礼なの?"
大人計画の荒川良々さん、掴みから笑わせて頂きました。(歌舞伎役者以外の方の登場は初めて観たので斬新)
中村獅童も凄かった!観客を巻き込んでの怒涛の笑いの渦>>続きを読む
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西南戦争の世、一文酌婦のお雪とおきんは逃げる乗合馬車のなかで心根の腐った士族一家に侮辱されまくる。しかし情に厚い二人は、握り飯を恵んだり娘の身代わりになろうとまでする。
男気のある官軍の隊長に惚れてし>>続きを読む
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アヴァンギャルド~~~! これ大正15年ですのよ。
表現主義的な光と影のコントラストや、狂った踊り子の前衛的ダンスなど、カッコよすぎて震えます...。
2024-7
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内容はよくわからないけど、なかなか良かった。動作ごとの写真をプリントし切り取って作成されたストップモーションアニメ的な。
ペラペラな人をミシンにかけるの好き。
2024-6
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連れてこられたテント村、まるで強制収容所なのコワイ。子どもが掘った穴から自分だけ脱出成功って。
ジャック・タチの縁で出会ったピエール・エテックス × ジャン=クロード・カリエールの短編3作・長編4作>>続きを読む
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結婚記念日のディナーで早く帰りたいのに渋滞や駐車トラブルで全然帰らせてもらえない!床屋で髭剃り中だった客と、北駅に行きたいタクシー客が出会うのもニクいし、テンポよくって見応えあり。
パリの縦列と渋滞>>続きを読む
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別れの手紙への腹いせに返事書きたいのに、ペン壊れたりインクこぼれたり机折れたり切手剥がれたりで全然書かせてもらえない!
ロッキングチェアーの遠心力で窓から落ちるラストがブラック。
別れの手紙に自身>>続きを読む
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周りから固められて結婚に至った感はあるけど工場長の地位も手に入り妻とも仲睦ましい。ところが新しく入った若い秘書アニエスに一目惚れしてしまい恋煩いに。親友にもそそのかされ彼女にアタックしようと試みるけれ>>続きを読む