ヘンダーソンさんの映画レビュー・感想・評価

ヘンダーソン

ヘンダーソン

トロールズ(2016年製作の映画)

3.3

単純に笑いながらいい気分で観ることの出来る映画。思ってたよりずっと良い出来。曲もいいし、もっと沢山劇中で出して欲しかった。

ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

2.5

なんとなく散漫な印象のドキュメンタリー。より深くジャズを知っていればもっと楽しめたのかもしれない。

アート・オブ・ラップ(2012年製作の映画)

3.5

基本的なヒップホップの歴史は知ってから観た方がいい。
出てくるラッパー一人一人がインタビュー、ビートなしのラップ、フリースタイルを見せてくれるが、その時間が短いのが残念。
それでも、この空気感を味わえ
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.6

スケボーが商業化し始めた時代の青春譚。
商業化していくシーンの中で、それぞれ異なる考え方によって、違う道を歩むことになっていく仲間たち。
テクニックなんかも今と比べるとすごくシンプルだし、コンテストも
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品を観ることが出来た。
アートの意義について考えさせられるし、この作品が答えだ、とも言いたくなる。
心をザワザワさせて、問題提起があり、高揚感がある。この作品には、毅然としたアートへの信頼
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.3

映画に『音』がどのように関わってきたのか、その歴史の変遷。
少し前までかなりの部分をアナログ、手作業で音を作り出していたことや、フィールドレコーディングを多用していたこと、デジタルで音作りをし始めたの
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

2.1

これは観ていてなかなかしんどい。
夫に先立たれて、子供とも疎遠。孤独に生活する老人が、脳内で過去の自分やキャラクターを作り出す。
また、主人公がいい具合に目が死んでいるのも嫌な気分を更に加速させる。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

家族の在り方を問うてくる作品。というより小さな愛に溢れた作品。
何故寄せ集めの人間たちが家族という形式を取ったのだろう。血の繋がりと愛情の繋がり、そしてお金での繋がり。どれが家族にとって最も大切なのか
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.1

高校生って半分大人だけど、まだ狭い世界で生きているから、その世界で起こる一つ一つがとても大切だし、ましてやそれを失うことのツラさは果てしない。
女子高生と、様々な経験をして色々なことを諦めてしまったと
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スパイの妻(2020年製作の映画)

1.7

全員が全員、特に高橋一生に顕著だけど、演技が異様に大仰。時代的なものを考慮してるのかもしれないけど、芝居がかりすぎて違和感が凄い。
そもそも優作が何をしたかったかが微妙。日本は国際社会で既にアメリカを
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罪の声(2020年製作の映画)

1.5

なんとも重苦しい空気感の作品だが、正直そこまでどうこうの話には思えない。ダラダラ進む展開にも、正直入り込めない。
そもそもただの一般人が、テープ見つけただけであそこまで色んな人に話を聞き回らないと思う
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ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(2011年製作の映画)

3.4

生活、人生をダンサーとなることに捧げる子供達を描いたドキュメンタリー。家族ぐるみで多くを犠牲にして、投資する。
本編でも扱っていたが経済力や時間等の環境が揃っている人間でなければ競争のスタート地点に立
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.0

トーキングヘッズのことを少し勘違いしていた。もっとコンセプト重視の頭デッカチバンドだと思っていた。勿論コンセプトバッチリのアートロックバンドなのだが、バンドとしての基礎体力もしっかりしてるし、デヴィッ>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

随分沢山の要素を入れ込んだ映画だなという印象。
家族、黒人、ナード、スクールカースト、里子、DV(母親が新しい男から精神的に支配されている)、など。
一つ一つを深掘りも出来ただろうけど、時間の問題もあ
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.4

ベリーゴーディーとスモーキーロビンソンがモータウン設立期〜最盛期について、バンバン語るという画期的なドキュメンタリー。
お互いが長年の馴染みということもあり、とにかく楽しそうに過去を回顧しているのがい
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

2.8

無茶苦茶な環境に身を置き、自身の気性も荒く、破天荒なアスリートであることはわかったし、作品の作りも悪くなかった。ただ、事件の内容はそう大したものでもないし、題名は変えた方がいい。周囲の頭の悪い人たちが>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.4

皇帝として幼少期から育ち、その立場に翻弄されながら生きた溥儀についての映画。蒋介石も毛沢東も知識が浅いので、そこを知っておけばより楽しめたはず。

一人の人間の物語として観ると、あまりに孤独かつ悲劇的
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パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.8

パバロッティの名前はもちろん知っていたけど、有名なオペラ歌手の中の一人というくらいしか知識はなかった。特にポップス分野とのコラボレーションが多かったことで、名前を見ることが多かったのだろう。

そんな
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

2.4

よく言われているような青春映画とは思わなかった。
観た後に思い返すと、あまり印象に残るシーンは少ないし、この映画ならではの何かがあるわけではない気もする。
何故90年代半ばを舞台にしたのか。何故ローテ
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

2.6

面白くなりそうなのに勿体ない。宗教の対立と、料理の調和を対比させようとしたのだろうけど、この宗教問題はそんな風に簡単に扱えるような浅い問題ではない。
いくら親族でも会う度に言い合いをする人たちがなぜ毎
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ライセンス・トゥ・ウェディング(2007年製作の映画)

4.1

この笑いのセンスはかなりツボ。牧師であるロビンウィリアムズの弟子に小太りの男の子がついた時点でもう間違いない。
笑って最後はホッコリするファミリーコメディだけど、笑いの質が高いのが好感度高い。
主人公
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

恋と愛と執着とあと言葉に出来ない何かの違いについて。どこまでなら許されてどこからが気持ち悪くなるのか。
人は相手の気持ちにどこまで鈍感になれるのか。手に入らないものほど大切に感じてしまうのは何故なのか
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.0

とにかく情報量詰め込んできたなって思ったし、いつかは誰かが作る映画をスピルバーグが手を出したってことに感心した。

こういうバタバタしたのが苦手なことを改めて知れたのは良かった。何回寝ちゃったかわから
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街の上で(2019年製作の映画)

2.7

小さな、本当に小さな人と人とのサークルの中で描かれる人間関係。
要領の良さなど一つもない主人公はあまりに生き方が下手。何かに一生懸命になるわけでもなく、感情の起伏も少なく、なんとなく流されるままに生き
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

4.3

1と比べると断然面白い。30年後の設定だが、1の世界観、登場人物をほぼ全て引き継いでいるのがまず凄い。
そして、コメディタッチで軽く観ることが出来るが、ストーリーは深い。国王として、夫として、父親とし
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.6

登場人物がほぼオールブラックのコメディってなかなか珍しいと思うけど、それが独特の世界観に繋がっていた。なにしろエディマーフィーがアフリカのどこかにある国の王子様という設定なのだから、アフリカンアメリカ>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.7

テーマは自分と向き合うことの難しさ。何か問題を抱えながら、それと折り合いがつかず、苦しむ人たち。
アメリカの地方都市の本当の姿がこれなのだろうか。離婚や家庭内暴力は当たり前で、みんなそれを問題だと分か
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スティル・クレイジー(1998年製作の映画)

3.1

コメディタッチだけど、面白くなりそうでギリギリならない感じが残念。
ストレンジフルーツといういかにも70年代なバンド名やMOJOを読んでる感じは良かった。
ビルナイやティモシースポールが出ているだけで
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

2.7

あまり丁寧に作られていない印象。トレイル中に起こるであろうあれもこれも詰め込みすぎて、一つ一つがフワッとしてしまっている。
主人公がトレイルをしようと決意する理由もカッツがわざわざ一緒に行くことになる
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

2.0

題材は面白いし、若者たちの軽い青春ドラマとしては楽しめるが、勿論深みはない。
ダンスカルチャーやドラッグカルチャーがしっかりと描かれているわけでもなく、全てが浅い。
少なくともダンスカルチャーへの啓蒙
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.1

同じタイムループもので、『パームスプリングス』と比較すると興味深い。あちらがタイムループにハマってしまったことを受け入れた時、刹那的な生き方を模索したのに対して、こちらでは日常に希望を探そうとする。何>>続きを読む

ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー(2007年製作の映画)

3.4

パンクは、クラッシュは音楽性だけで全てを判断されるものではない。時代背景を知れば、より重要性が理解出来る。
成功を望んだけど、いざ成功するとそれが足枷になり、バンドが瓦解していったというのはパンクバン
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

1.5

これは酷い。
タイムトラベルものはいいけど、要素を詰め込みすぎて意味がわからなくなっている。
今までのシリーズを全てぶち壊しにしてしまったことにこの製作陣に憤りを感じる。

ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.8

ターミネーターの設定を使って、一気に完全なSFに舵を切った作品。とにかく世界観がかなり凝っていて、ワクワクする。
かなり絶望感を煽る展開も悪くない。

ただ一点、スカイネットがこれだけ高い技術力を持っ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.3

なんというか観ていて良い気分になれる映画。それは映画の雰囲気もだし、主人公二人の少しダルそうなキャラクターもだし、映像のキレイさも。
タイムループものだから、勿論生きることやその瞬間の儚さについて考え
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アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

2.5

コメディとしてもファミリー映画としても半端な印象。コメディ要素は少なく、マフィアのボスであるポールの深層心理を探っていくという内容だが、抑揚のない展開が退屈。ロバートデニーロが泣くシーンも、半端な展開>>続きを読む

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