ヘンダーソンさんの映画レビュー・感想・評価

ヘンダーソン

ヘンダーソン

スカーフェイス(1983年製作の映画)

2.0

主人公トニーモンタナの思考回路があまりに成り上がりのチンピラ過ぎて、どうにも感情移入が難しい。すぐ激昂するだけで、魅力が描かれていないのもちょっと主役としては如何なものか。

何よりも割と長尺の作品だ
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ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン(2013年製作の映画)

4.0

もう10年近くも前なのか。サマソニでローゼズを観たのは。あの時はレニの調子が悪くてローゼズがもつグルーヴが弱くて少しガッカリした。
とにかくギターとベースとドラムがこんなにも有機的に絡み合うバンドはな
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

1.2

インディジョーンズと比較しないわけにはいかない。明らかにインディジョーンズ、特に1を参考にしているし。オマージュに溢れ過ぎて、よくわからないことになっている。要素を詰め込み過ぎてワチャワチャしてしまい>>続きを読む

ゲット・バック(1991年製作の映画)

3.9

ポールマッカートニーのライブが悪いわけがない。この人はサービス精神旺盛だし、ライブが本当に好きなんだろうって思わせてくれるからこっちも楽しくなる。
サービス精神がそうさせるんだろうけど、ある時期からビ
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カジノ(1995年製作の映画)

2.4

勿論、カジノの裏世界を見せてくれた前半は面白い。だけど記憶に残るのは、妻とタチの悪いチンピラのやり過ぎエピソード。

何故ここまでどうしょうもない女を最後まで見捨てなかったのか。
単純に、あまりに人を
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.2

この映画全体を覆う寂寥感が凄まじい。サムロックウェルの一人芝居と言っていい作品だし、舞台も宇宙なので当然なのかもしれないけど、主人公が感じる孤独を見事に描いている。

SFものとしてはそこまで予算をか
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さかなのこ(2022年製作の映画)

5.0

大傑作。
この作品の素晴らしさは上手く言語化出来そうにないけど、生きていることを圧倒的に肯定してくれる奇跡的な映画。

ミー坊の純粋な姿と映画の根底に流れる多幸感に何度も涙が出てしまう。

そもそもさ
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

2.3

じいさんと孫の戦争と言っても、やってることは可愛らしいし、わちゃわちゃやってるだけ。
それも含めて良くも悪くも安心して観ることが出来るファミリー映画。
デニーロの存在感がこの映画の魅力の半分以上を占め
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

4.3

1作目のラストに出ていた保管庫の中に、宇宙人の遺体があったり、クリスタルスカルが宇宙人の頭蓋骨って設定が最高だ。

アクションも冒険に付随する仕掛けもてんこ盛り。CGも勿論ふんだんに使われているけど、
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.3

自分の過去との折り合いってつけたつもりでも、深いところで残るんだろう。トラウマという言い方が正しいのかはわからないけど、思春期の頃の在り方はその後の行動に影響を与えるはず。

本作の主人公2人は、かた
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.6

メチャクチャ笑えるわけではないけど、くだらなさに溢れているし、ウィルフェレルが好きなら楽しめる。
コメディなので文字にすると違和感はあるものの、ペアを組み互いに感じるようになった友情、ライバルペアの家
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マンデラ 自由への長い道(2013年製作の映画)

3.3

マンデラを人生を知ることで、考えるべきことは山ほどあるのだろうけど、今作を観る限りでは半端な作りになってしまっていて、彼の偉大な功績がわかりにくくなってしまっている。

映画としてフォーカスが絞りきれ
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モービウス(2022年製作の映画)

3.3

マーベル作品ということを考えなければ、ある程度楽しめた。特に前半部分はよかった。
特に心理的、肉体的に抑圧されていた人間が世界に対して抱かざるを得ない憎しみというテーマは、どうしても新自由主義の問題に
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

1.0

とにかく取り止めもない会話をし続けるという構成は、成立させるだけで画期的だし、難易度はとても高い。
ただ、それだけにその会話の内容が作品の良し悪しを決めてしまうし、非常に繊細に扱わないといけない。
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

2.1

如何にも邦画といった空気感、つまり会話と会話との間に行間がたっぷり詰められたような空気感を持った作品。
ただ、あまりに登場人物たちの会話が噛み合っていないので、どんどんしんどくなる。これじゃ会話の機知
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.8

良くも悪くもあまり文句を付ける場所が見当たらなく、全てがバランス良く組み合わさった作品。
ストーリーも演出も、あまりに過不足なくキレイに良く出来ているので、逆に印象に残りにくいかも。

保険会社が破産
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俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク(2013年製作の映画)

1.6

感想は1と全く一緒。破茶滅茶過ぎて、シュールなところまでいってしまっている。
そして、何より笑えないのがポイント。単純に面白くないのだ。スティーブカレルの奇人さだけが救い。
何故2が作られたのかも不思
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ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

1.6

コメディに重きを置いたラブコメ。
でも、全く笑えないのが残念。インターンシップもそうだったけど、このコンビのコメディは面白くない。ヒロインに笑えるスピーチを指南するシーンがあるけど、その手法を映画で活
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

9年の歳月を経ての再会ということだが、やはりどうしても2人の考えや行動には差異が出てしまう。
セリーヌが強い意見を持ち過ぎてしまって、すぐに議論に持ち込もうとするので、ジェシーは冗談に逃げるしかない。
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.4

列車の中で不意に出会ったアメリカ人とフランス人の男女が、降り立ったウィーンで過ごす夕方から朝を描く。出会いから別れまでを丁寧に切り取った、とてもステキなラブストーリーだった。
主要キャラが男女2人のみ
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

4.3

伯父さん二人がとにかくチャーミング。
二人がウォルターに見せる捻くれた優しさ。

人には真実かどうかは別として
信じるべきことがある
人は生来、善なるものだ
自らの誉れ、勇気、高潔さこそが全て

信じ
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

2.8

単純に思っていたものと全く違っていた。
前半の、小さい頃に失ってしまった父親との繋がりを取り戻すストーリーを深掘りしてほしかったのだ。
なのに、後半はもうタイムパラドックスを使ったサスペンスアクション
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.2

例え敵対している国のスパイであっても、それによって人間性が歪められるわけではない。

ドノヴァンはアベルをただソ連のスパイだから、という理由だけで彼の人間性をラベリングすることを拒否した。
それは当時
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

1.8

何に焦点を当てたいのか、何を語りたいのかが全く不明瞭。全てが中途半端なので、煮え切らない気分で観終えることになる。

とにかく母親の愚かさにはため息しか出ないし、父親の位置付け、テッドの超能力者として
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.1

詐欺を絡めたサスペンス風味だけど、今作は親子の在り方をテーマにしたヒューマンものだ。テンポも良く、とても楽しめた。

詐欺師だけど、娘にいいように翻弄される父親をニコラスケイジが上手く演じている。潔癖
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ガープの世界(1982年製作の映画)

2.7

最初から最後まで、どこかモヤモヤする映画。
この作品のテーマの一つが【女性の独立の難しさ】だと思うのだけど、結局それを肯定しているのか、否定的なのか判断が難しい。
そもそもガープの誕生の仕方は何故この
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Make Us Dream(2018年製作の映画)

1.0

リヴァプールという伝統と人気があるクラブチームの絶対的なキャプテンとしてかけられる期待や重圧は如何程のものだろう。特にサッカーがグローバル化が進み、注目度合いが昔と比べて桁違いである現代においては。>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.9

前2作に比べて、圧倒的にアクションシーンが洗練された。というより全体にメリハリがついて一本の作品としてとても見やすくなっていると感じた。

そもそも聖杯伝説なんてワクワクする。お決まりの密室での生き物
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

1.4

正直、何の面白さも感じない。ヒーローものとしても、アクションとしても、サスペンスとしても。
お金だけが注ぎ込まれたのがわかる悲しい作品。

唯一印象に残るのはバットマンの残虐性。どんなに力量に差があっ
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俺たちダンクシューター(2008年製作の映画)

3.2

思ったよりしっかり作り込まれている良質なB級コメディ。明らかに不要なラブストーリーも挟み込みつつ、笑いはクオリティが割と高い。
バスケシーンもコメディから外れることなく、変にスポ根感を出さないのもよか
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

劇中でも言及されているインディジョーンズの現代版といった趣き。移動する時に地図上に線を引くシーンはオマージュのように感じたし。

実際にインディジョーンズと比較すると面白い。
どちらも大作で謎を解きな
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.8

大傑作。
生まれ変わりについての物語。
人間は生きていれば、決定的に変化する瞬間がある。それは肉体的にだけじゃなくて精神的にもそう。人は生きながらにして、何度か生まれ変わる。
ベンジャミンはそれを生ま
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

2.7

社会の不公平を正したいという、理想を捨てない老人。やり方は戯曲を書いたり、テレビの受信料を払わなかったりという方法なのがとてもいい。
身近なところをどうにかしようとするのが労働者階級の老人らしくてかわ
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

4.0

大きな笑いがあるわけではないけど、クスクス笑えてホンワカと良い気分で見終えることが出来るクリスマスコメディ。

実はこういうファミリー映画で笑わせるのはとても難しいと思うが、今作はあくまで子供が見ても
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

2.3

前作にも増しておふざけっぷりが凄い。でもそれを真剣にやり切るところにこの作品の魅力がある。気がする。
ヘビの詰め物料理や甲虫料理、目玉のスープに猿の脳みそシャーベットなどは40年前だからこその異文化へ
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.7

勿論軽い映画ではあるんだけど、そういう映画もあって欲しい。登場人物は勿論悩んだり失敗したりもするけど、それでも多幸感が常に感じられる今作は素敵だ。

親友と結婚したら夫婦円満だとか結構ムチャ言ってたり
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