ヴェンダースファンなので少々期待が強かったかもしれない。随所に「クールジャパン」的な視点が据え置きされてた感じがある。元々その言葉にかなり抵抗感のある方なので殊更に。慎ましさの安売り。穿った見方だと自>>続きを読む
とにかくケイト・ブランシェットが最高。大好きな映画になった。ただキャラクター設定がピンと来ない人は多くいそう。ポール・オースターやジョン・アーヴィングを読み漁ってた80〜90sのアメリカ現代文学層には>>続きを読む
クーリンチェみたいな、ゆったりした流れじゃなくて、めちゃくちゃに会話劇だった。好き。濱口竜介の作品を思い出した。
AIは人間を殺害するために作られていない前提。その上で描かれた戦争はなんだか妙で面白かった。所々チープでガバガバなとこもあるので、基本的には雑に見えたけど、大枠の構造を捉えたら面白い映画。もっと上手く>>続きを読む
何度も観てるのにマークし忘れてた。ごめんなさい。マスターピース。
2回観てから一言書きたかった。仕方なく。
正直、ここで書けるような言葉がない。足らない。思いつかない。動悸が止まるような思い。
いつかまた観て、きっと同じような気持ちになると思う。素晴らしいということだけ言える。
このレビューはネタバレを含みます
大好きなシリーズの完結編ということで期待が高すぎたのかもしれない。カウンターアースの死にゆく住民達が、正直あまり好意的な見た目で描かれてなかったことになんだか複雑で若干嫌な気持ちになった。
なにが起きてるんだ?なにが起きるんだ?の連続で、他のレビューが言うような間延び感は特に感じなかった。シュールな描写だな、くらい。しかしあの胸糞な愉快犯的連中はどう集まったんだ?
匂わせネタ多めだったけど、文脈読ませてくるような演出は好きです。SFと人間性って本当に相性が良く思えてくる。ソラリス然り。今作で監督&主演のジョージクルーニーはSF好きですね。
彼らは何者なのか。何者のメタファなのか考えている。切なすぎる物語だった。
なんか薄っすら感動するから困る。エンドロールの曲「A Better Way」が最高だった。
観ていて同情から諦念に変わるコリン・ファレルの演技(と眉毛)が光っていたし、やはりバリー・ケオガンの存在感が凄い。
美しく素朴な風景を見せておきながら、人々と時代の苦しさと痛々しさを感じさせ、次は何>>続きを読む