茉さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

茉

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スノーデン(2016年製作の映画)

4.2

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットさんは、『500日のサマー』や『インセプション』のイメージが強かったのですが…面白いほどに全く違いました。

ドキュメンタリーの様なストーリーの運びやシンプルな内容にも関
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真実(2019年製作の映画)

4.5

一言で現すと、愛に溢れた映画です。
また、ストーリーの意図を語りすぎず、視聴者に解釈を委ねている様なそんなオシャレな映画でした。
様々な伏線があるものの見せすぎない、そして母親や娘やサラ等、其々の目線
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ショウ・ボート(1951年製作の映画)

4.0

『ザッツエンターテインメント』に出てきたシーンのように明るく楽しいシーンもあれば、黒人差別・ギャンブラーとの生活・酒に溺れるかつてのスター等等胸が苦しくなるようなシーンもあり、とても見応えのある作品で>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.1

DAY2から始まるので、DAY1(潜伏初日)がいつなのかまた、何故感染したのかが気になったままストーリーが進んでいきます。
 
この作品では、医療関係者が感染したり、普通に会話していた相手がいきなり倒
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

2.5

音楽の担当が、アランメンケンさんという事もあり『go the distance』に少し曲調が似ている挿入歌もありました。
子供向けのストーリーという印象ですが、歌やダンス等等はとても素敵でした。ミュー
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

2.0

ミュージカルのシーンは、観ていて見応えがあり面白かったです。

然し、ストーリーにおいて理解不能な点が多々ありました。

私を野球につれてって(1949年製作の映画)

3.8

ファンだからという見方が強いかもしれませんが、ジーン・ケリーさんとフランク・シナトラさんがただただカッコいいです。
エスター・ウィリアムズさんのプールで泳ぐシーンも、プールの中なのにとても優雅で素敵で
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人生の特等席(2012年製作の映画)

4.0

2回目の視聴ですが、単にドラフトにフォーカスを当てた様なストーリーではなく、父と娘のドラマが盛り込まれている点や、其々のキャラクターが面白い点から、野球に詳しくなくても最後まで楽しく観られる作品だと思>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.8

『1917』が第一次世界大戦時の西部戦線だったのに対し、第一次世界大戦時のアラブを描いた作品。
激動の世界史をこの3時間47分におさめられている凄さ、衝撃を受けました。
(映画館のスクリーンで観たかっ
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プリシラ(1994年製作の映画)

3.8

舞台のPriscillaを先に観ていた為、ストーリーは予め知っていました。
それでも楽しむ事が出来ました。
この作品が公開された1994年当時の社会がこんなにもセンシティブだったのかと思うと、とてもシ
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.7

ミュージカルのイメージが強かった為、歌やダンスの要素がもっと強い作品なのかなと思っていました。
然し良い意味で裏切られました。

欲を言えば、工場のその後のシーンももう少し描いて頂きたかったです。

ボーダー(2008年製作の映画)

4.0

ミステリー作品と前もって聞いていた為脚本を意識しながら観ていました。なので、ストーリーの中盤あたりで真犯人やラストに向けての流れには気づいてしまいました。

ですが、ロバート・デ・ニーロさんや(特に)
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ジュリアス・シーザー(1953年製作の映画)

2.5

台詞が口語というより詩に近いと感じた為、オペラや劇を観ている様でした。
歴史書を読むより映画を観る方が世界史も分かりやすいですね。
ただ、私にはこの作品の良さが分かるにはまだ早かったようです。また何度
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刑事マディガン(1967年製作の映画)

3.3

ある意味古典的な刑事物と噂を聞きましたが、つまらないなんて事はなく純粋に面白かったです。
リチャード・ウィドマークさんや、ヘンリー・フォンダさんにしびれました。

ただ、演出や結末までのストーリーに関
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

ただのギャング映画なのかと思っていましたが、見応えのあるハードボイルド映画でした。マーロン・ブランドさんに惚れました。早くThe Godfather2を観たいです。笑
それと、今よりか血の映像がリアル
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

極限の状態でも人間愛を大事にするトム、そんなトムはドイツ兵によって殺されてしまうが、戦場での優先順位や常に危険とは隣り合わせである事を心得ていてるベテランのウィルは生き残る。

正直、エクーストでの女
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

実は3回目の鑑賞ですが、何度でも観たい映画です。
ど迫力のドキュメンタリー映像を観ているかの様でした。

主人公はいませんが、キャラクター其々が気になる描かれ方をされているので、彼らの過去や将来などを
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ハスラー2(1986年製作の映画)

3.3

トム・クルーズがとても若いので、ポール・ニューマンの渋カッコいい感じが際立ちます。
ビリヤードを詳しくない人や、ハスラー1を知らない人も楽しめる作品でした。

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.0

発想が面白く、とにかくクスクス笑っていられる映画です。

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.0

何も考えずに観て笑っていられるし、スポーツに明け暮れた学生時代を思い出させる。そんな青春ムービーです。

スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.0

初めに、空っ風が道路に吹き荒れ土埃がたつシーンをみた時、『バグダッドカフェ』の様なロードムービーが始まるのかと思いました。
然しこの映画は真逆でした。
『バグダッドカフェ』が、人の優しさや温かさを詰め
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

貧富の差を描くという大きな括りで考えれば『万引き家族』と『パラサイト』は同じ系統だと思っていました。
また、アカデミー賞において前者は外国語賞ノミネートなのに、何故後者は作品賞なのか疑問でした。

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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.5

福田監督が作る世界観は好きですし、今回の作品も思わず笑ってしまう程面白かったですが、ミュージカル仕立てにする必要はあったのかなと疑問に思いました。

ミュージカルシーンでは、LALALANDを思わせる
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.6

序盤から最後まで、猫ではなくやはり人間に見えました。
観ている内に目が馴染んで猫に見えてくるかもしれないと思いましたが、カメラが引いて全体が見えると、リアルな周囲の建造物や置き物等と猫たちとの差がはっ
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

Les Misérablesの小説や今までの映画では、善者と悪者がはっきり区別されていたり、善者が窮地に陥ったら誰かしらが救うといったイメージですが、この作品は全く違いました。
『Les Miséra
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.7

GoodLiarのジャンル分けをする時、果たして『スリラー』が正しいのか疑問に思いました。
たしかにYahooで検索すると、ジャンルは『スリラー』と表記されています。
また、過去という名の影が執拗なま
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

ホアキンフェニックスさんの生い立ちを調べてから観たこともあり、ただのエグい映画で終わる事は出来ませんでした。
それに、ジョーカーが蹴られてしまったり騙されたりしたシーンでは、正直私も頭に血が昇りました
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.6

ロペス姉さん、当たり役とはまさにこの事ですね。
110分の中に女性の美と智と嫌らしさと情が詰まっていました。
映画を観る前は、もっとオーシャンズの様な華やかさを強調したストーリーかと思っていましたが、
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.8

ゴッホの絵を観に行きたい、ゴッホの半生を読みたい、ゴッホをもっと知りたいと思わせる映画だった。
俳優さん特に主演俳優ウィリアムデフォーさんの表情は釘付けになった。
スクリーンいっぱいに広がる自然や、ゴ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.7

二宮和也さんの演技は、4DXで観ているのではないかと錯覚する程迫力があり、見応えがありました。
然し個人的には、木村拓哉さんはやはり木村拓哉さんはでしかありませんでした。

ストーリーに関しては、終始
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

『正義』という個人の価値観によっては十人十色の考え方が出来、あまりにも抽象的な事柄に対して、アフリカの歴史を織り込ませながら、様々なキャラクターの視点から『正義』について描かれていたところが面白かった>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

社会的マイノリティへの目が現代より遥かにきつかった時代が鮮明に描かれていたなかで、イライザとクリーチャーとの愛は美しかったです。
また、恋を知ったイライザが変わっていく様子や、バスの窓についた水滴の描
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