pipicoさんの映画レビュー・感想・評価

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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.9

陽気な欽ちゃん、可愛らしい朱美ちゃんに男らしい勇さんの3人が車1台で北海道を旅する物語。
それぞれ個性たくさんで笑えるポイントもあり、人間味溢れていて微笑ましいシーンがたくさん。
最後のシーンはやっぱ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

1985年、夏。
フランスの海街を背景に少年2人が織りなす物語は、美しく、眩しく、あまりにも儚い。
どのシーンも華があるけれど、バイクのシーンはほんっとうに綺麗で惚れ惚れするほど
アレックスのダヴィド
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.9

100%富裕層向け映画、間違いなく。
たまにお店なんかで、お偉いさん達の薄っぺらいこちらが小っ恥ずかしくなる様な会話を耳にしたことがあると思うが、そんな感じの、ただそれだけの映画。終始きまずく、居心地
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フットルース(1984年製作の映画)

3.7

音楽とダンスを愛する若者たちの気持ちのぶつかり合いが見ていて最高にアツい!
ケヴィンが収まらない感情をダンスで表現するシーンはやっぱりカッコよくて惹き込まれる。
これぞ青春だなぁと感じる映画。

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.7

ペニーレインがお上品ですっごく魅力的。

個人的には"あの頃ラッセルと"くらいウィリアムとラッセルの絆が深まっているように感じたけれど、それよりもウィリアムにはペニーレインが近いようで遠い、憧れの存在
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ブリングリング(2013年製作の映画)

2.9

思っていたより内容ペラッペラ
盗みをしてブランド物を身につけてクラブに行っての繰り返し。
ファッションや音楽はオシャレなので気軽に見れるキラキラ映画って感じ。
エマ・ワトソンがひたすら美

エスター(2009年製作の映画)

3.6

胸糞。胸糞オブ胸糞。

気品があって可愛らしい9歳の女の子のはずなのにどこか不気味。その不気味さがどんどんエスカレートしていって、どうしてそんなことを??の疑問もエスターの“正体“がわかった瞬間納得。
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

相手が透明人間なだけに何処から狙われているかが分からなくてずっとヒヤヒヤ!
誰にも理解されずだんだん孤独になっていく追い詰められ具合も見どころ◎
とんでもない天才執着男に目をつけられて災難すぎる、、

テリファー(2016年製作の映画)

3.3

想像以上にグロくて焦。
ピエロっていっつも不気味で怖いなぁと思っていたけど、これで完全アウト。無理
もし見かけるようなことがあれば即逃げようと思いました。
主人公は助かるってのが多いけど、これはまじか
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

世界的大ヒット小説"デダリュス"の翻訳を巡り、閉ざされた空間で起こるある事件の物語。
ストーリーは導入と結末部分が交互に混じり合いながら進んでいくためやや複雑に感じるが、後でしっかり回収できる見事に面
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

んーーーーーー、難しい。

"これは恋愛映画じゃありません"ってあるけど、恋愛じゃなかったら何なのーー!ってトムの気持ちが痛いほど分かる。
でも、サマーの考えも尊重できるし、自分に正直に生きる彼女はカ
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.5

綺麗で華やかな映像とは裏腹に重めな内容
それがより不安定さを際立たせていたように感じた。

愛する娘たちを想うが故にエスカレートしていく母親の束縛が見ていてきつい。

最期まで美しく儚い彼女らに虜にな
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

以前から見たいと思っていた映画。

ピンクで可愛らしいジャケットとは全く異なり、なかなかグロテスクでコメディ調のキャッチーな作品。
画のアングルや撮り方が独特で面白く、特にスキーのシーンがお気に入り。
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

時の流れの早さが異常なこのビーチ。
それ故に起こり得る様々な要素が散りばめられていてとても面白く、また残酷に感じた。

刻一刻と変化する状況を、メイクやカメラワークなどで非常に上手く表現していて撮影技
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SLEEP マックス・リヒターからの招待状(2019年製作の映画)

4.7

"眠りのための音楽"

今までで最も不思議な感覚の経験。
演奏部分と、ドキュメンタリー部分が交互になっているので、夢見心地になっては目覚め、また夢の中へ、、の繰り返し。
映画中に寝るなんてご法度のはず
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.7

目立つことなく透明人間のように日常を送りたいと思っていた主人公が、あることをきっかけに天才ハッカー集団として世間を騒がせるスリル爽快ストーリー!

かと思いきや、最後に全て覆される予想外の展開に。
2
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.8

この映画に感じたのは、情熱、様々な愛の形。

スリルな恋、燃え上がる恋には、ヴィッキーのように愛に対する考え方がどんなに堅実でも、惹かれてしまうのかなぁと。それが異国の地ではなおさら。
でもやっぱり、
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

とにかく、リアル。演技、ストーリー、セリフの言い回し、心情描写だったり全てがリアルすぎて気づけばどっぷり感情移入してしまっていた。

お互いの共通点をきっかけに距離が縮まるも、その共通さが薄れていき段
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

家族間の憎しみ悲しみや、迫り来る呪いの恐怖に色んなくらーい感情がぐるぐるぐちゃぐちゃとなる感じ。
否が応でも"継承"の意を感じさせられる。
じわり、じわりと迫る呪いに気が付けば心臓がバックバク。

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コンジアム(2018年製作の映画)

3.6

動画配信と言う設定が見やすくて面白かった。
序盤は全然怖くないやん、、と思っていたけど、終盤にかかるにつれどんどん畳みかけてくる怖さがゾクゾクした。
よくありがちな音と勢いだけで驚かせてくるタイプでは
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Guava Island(2019年製作の映画)

3.9

長編のミュージックビデオを見ているかのような、、、
鮮やかな色使いに、イケてる音楽、全てがとてもエネルギッシュ!!

音楽が人々を団結させる力を持っていることを感じる反面、それを恐れる権力によって繊細
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エブリデイ(2018年製作の映画)

3.6

リアノンとAとが惹かれ合う過程で、今日のAはどこのどんな人だろう、と見ているこちら側もわくわくする。
互いへの想いや、これからの二人の関係についての葛藤が繊細に描かれていた。
まさに、ひと時の儚い恋っ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.4

光を奪われて、暗闇の中で襲われるのはやっぱり怖すぎる。いつ、どこから現れるのかという不安で怯えまくる。
その存在にもしっかりルーツがあって、ストーリー性もしっかりしていたので良かった。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.9

自由奔放で愛嬌のあるケイトの役柄にエミリア・クラークがバッチリはまっていて、とても可愛い。笑顔が印象的。
トムの存在は不思議に思っていたけど、まさか、、、、胸がギュッとなった。
ラストを知ってからのラ
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クリスティ(2014年製作の映画)

3.1

薄暗くじめじめしたようなシーンが多く、恐怖心をかき立てられた。
得体の知れない集団にどこまでも追いかけられるというのは結構怖かった。
けれど、その集団の正体や動機に少し引っかかってしまったのでこのスコ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.7

心が温まる、すごく良い作品。
ユーモラスで笑ってしまうシーンも。
そして、レイチェル・マクアダムスがとってもキュート!!可愛すぎる。

愛や時間についてしっかりと考えさせられ、胸がジーンとなり涙が込み
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.3

異国の地での出会いには何かご縁があるのかも。
アマンダとグラハムのパブでのシーンはほんっとうに素敵!!お二人の表情も、流れる曲も最高。短いシーンだけど1番のお気に入り。
そしてグラハム役のジュード・ロ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

タイトル、ツインガールズのみの知識でまさかホラーだったとは、、、
家族3人には無駄に広すぎるホテル、迫りくるような音楽、狂気じみた表情全てにドキドキさせられる。
シンメトリーの構図がよくとられていて、
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.7

ロバート・デ・ニーロ演じるベンはお上品で、常に周りを見て気配りが出来る、そんな素敵すぎるおじいちゃんでとても惹かれた。
正しい時に正しい行動をするのは出来るようでなかなか難しい。
年齢も性別も超えて、
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

斬新すぎる設定が面白すぎる。考えた人は天才!!
そんなこと考えたこともないから、もし自分がトゥルーマンの立場であっても絶対気づかない。こわい。
徐々に気づいていくトゥルーマンの気持ちを考えたら少し悲し
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.7

家の売買を中心に起こる出来事にハラハラドキドキしっぱなしで、常に緊張。笑
見終わったころには、ふぅーーーとなる感じ。
歳を重ねても、日々を有意義に過ごし、お互いに必要としあえる夫婦は素敵だなぁと感じた
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アメリ(2001年製作の映画)

4.1

独特な雰囲気で繰り広げられていく作品。
ストーリーの展開はあまり無く、目的はなにや、、と思うことも、、。
けれども、所々に笑えるポイントがあったり、ユーモアが散りばめられていた。
展開を求めるよりも、
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.6

パリに魅了されまくってる自分には、もってこいの映画!!
惜しみなく出されるパリの街並、映像にベストマッチな心躍る音楽、もちろんストーリーも夢のようで全てが刺さる。
何度見ても楽しい作品。

雨のパリ、
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