若さ爆発!な明朗快活アクションだった、という印象。目黒祐樹はイケイケカメラマンで銀座のビルの屋上で広告写真をバシャバシャ撮っていて……という冒頭からして、細かいことは良いからとにかく勢いだけで話をドカ>>続きを読む
地球滅亡系の映画では珍しく、いわゆる国家中枢にいる人間の描写を徹底して省き、市井の人々が目の前の大問題にただただ翻弄させられる様子をなす術もなく見守ることしかできない、そんな究極の小市民映画。
高確>>続きを読む
権利関係がどうなってるのかしらないが、映画会社のマークが削られた形で配信されていた。
タイムスリップSFとしてはオーソドックスで、かつご都合主義的で行き当たりばったり。かなりお粗末な印象を受けたが、>>続きを読む
サスペンス映画のようなタイトルだが、サーカスを舞台にした愛憎劇。国際女優になる前の京マチ子が気立ての良い娘役で出ている、という資料的価値のほかには、主人公の滝沢修がちょっとその役にしては年を取りすぎて>>続きを読む
田舎住みのメタラーに対する迫害は自虐と誇張が激しく、現実のメタラーが見たらわかるわかる!と納得するのか、バカにするな!と怒り出すのか、そのあたりは判断がつかないが、音楽ですべてを解決してくれる音楽映画>>続きを読む
全部盛り欲張りセットみたいなポスタービジュアルに圧倒されるが、話自体はそんなにたくさん人が出てくるというわけではない(大規模な花会のシーンがあるだけ。それじゃ普通の任侠映画と一緒だ)。ただし、最後の殴>>続きを読む
もはや改めてこの映画についてなにか言うことはないだろう、という後年のサブカル視点での昭和文化再評価狙い撃ちの作品。浅丘ルリ子の美しさはただ美しいだけではなく、もはや"人間ではない何かである"ということ>>続きを読む
白黒映画なので古い映画なのかと思いきや1965年。
ルリ子とアキラのオーラも、もう若者同士のキラキラした感じはなく、大人同士のシビアな関係になっている。アキラの熱血社員ぶりはさすがのハマりぶり。それに>>続きを読む
浅丘ルリ子と二谷英明の恋愛コメディを勝手に期待したらちょっと違った。2人は兄妹で、ルリ子の結婚相手に小高雄二と山田吾一が名乗りをあげる。なんか知らないがそこに川地民夫までついてくる意味のわからない展開>>続きを読む
『キング・コング』などと並んで戦前からの南国ロマンの原点がここにありという感じの観光+アクション+文化蹂躙。
生捕り火あぶり上等の未開の部族を相手に現地のプリンセスに手を出すジョエル・マクリーが無茶>>続きを読む
アキラとルリ子は渡り鳥シリーズが始まる前に、すでにこれだけの文芸ロマン大作を演じ切るだけの実力を持っていたという。
渡り鳥シリーズも暴れん坊シリーズも流れ者シリーズも大好きだが、いくらなんでも映画の>>続きを読む
タイトルが出るまでのブチ上げ演出と、坂田晃一のラウンジ系BGMのカッコよさで大いに期待するが、割と早い段階で任侠映画の姿を借りただけで、結局黒幕は深江章喜と安部徹という日活アクションのフォーマットであ>>続きを読む
続編なのに、アキラの役名とヘリコプターに乗っているという設定以外はすべてリセット。池袋西武のヘリポートは出てこないし、ルリ子は出てくるのに別人という。しかもガラス細工の企業から多額の協賛が出ているのか>>続きを読む
池袋西武の屋上にヘリポートがあり、そこでアキラがヘリコプターに乗って人助けをしているというお仕事シリーズ。本部と通信員をしているのがルリ子。これだけで安心安全の激アツ設定になってしまう。日活マニアはス>>続きを読む
アキラ、ルリ子、マリ、信雄、章喜、安部徹、高品格、近藤宏、以上イツメン。
話はどうでも良くても、好きな人たちが出ているとそれだけで良い気分になってしまう。完全に映画と馴れ合ってしまってよくないよくな>>続きを読む
タイトルは「姐御 あねご」のみ。
斎藤武市監督で小林旭がいて、しかもアラカンまでいるので観た。どうせ彼らは助演で、おそらくアキラも顔見せ程度に一瞬出てるだけだろう…と思いきや、けっこう出る。何の説明>>続きを読む
『クリード』『クリードⅡ』を観た後だと感動が倍増。9割がた泣きっぱなしだった。勧善懲悪的に出てくるドラゴにもその後の物語があり、よく見ると単純なヒールでは全然ない。オリジナル版を見返してないので確認が>>続きを読む
大学の後輩が監督と脚本で、お世話になった教授(というか映画監督か)の指導で作られた作品。同級生が作った自主映画を観る時の、あの頃のドキドキした感じがありました。
普段は目に見えないもの、見えてはいけ>>続きを読む
観てた。当時取材に立ち会った。なつかしい…
いろいろとバランスの悪い映画だったけど、そこもご愛敬という感じでどうにも憎めなかった。
スピンオフのスピンオフだけど、『容疑者 室井慎次』より面白かった。昔、新文芸坐のオールナイトで、寺島進さんと一緒にスクリーンで観ることができてうれしかった。
お祭りの夜に丹波哲郎が敵の親分を刺し殺す、あまりにも景気が良すぎるオープニング。渡哲也はOPクレジットが出終わってしばらくするまで出てこないので、それまでは丹波哲郎主演映画のように話が進む。しかも挿入>>続きを読む
ジョンとポールが出会うまでにこんなにも長い道のりがあったとは、
今まで見逃していた情報があまりにも多すぎた。
この映画を観た後、ビートルズの聴こえ方が変わるかも。
……という推薦コメントを公式サイ>>続きを読む
10何回くらい観て、ようやく何が起こっていたのかが理解できた気がする。しかしそこに至るまで、わけもわからぬままに10何回も観続けられる映画はそんなに多くないと思う。
どこで誰が間違えたのか。それがや>>続きを読む
音楽ドキュメンタリーとしては割と淡白な演出で、けっこうスイスイと60年代、70年代とヒストリーが語られていく。彼らのパフォーマンスもたっぷり見せてくれるところが少ないのでちょっと忙しない印象さえあった>>続きを読む
とにかくパンケーキが美味そうなんである。そしてチップとデールの策略によってそのパンケーキが凶器となってドナルドに襲い掛かる。凶器になるパンケーキ。意味不明だが本当だ。
ごっそりごちそうをかっさらって>>続きを読む
生活を改善するためにという名目で、明らかに無駄すぎるシステムをわざわざ導入しようとするドナルドの器用貧乏ぶりが大好きだ。なぜかドナルドの家に飼われているプルートが自動洗濯マシンの実験台にされそうになる>>続きを読む
ドナルドダッグの初登場作品。「シリーシンフォニー」シリーズだったとは。顔が少し違うが、最初から名前もあり、衣装も同じ。
ドナルドとピーターピッグの遊んでいる「ぐうだら過ごす会(Idle Hours >>続きを読む
冒頭から「アヒルの丸焼き」のレシピを見て激昂するドナルドが最高。レシピのスクラップブックを作るための液体のりを間違えて飲みそうになる前フリからすべての展開が事前に予想され、ドナルドがご機嫌に料理を進め>>続きを読む
ドナルドがメインと見せかけて、ハチミツを狙って暴れるクマ公ことハンフリー・ベアのほうが出番が多い。再三注意されているのにもかかわらず、有刺鉄線の向こうにあるドナルドのハチミツを前にのたうち回るクマはほ>>続きを読む
いろいろすっ飛ばしていきなり大勢の捕手から追われている片岡千恵蔵の国定忠治が、結局捕まらないどころが逆に大勝利を収める景気の良い東映時代劇。
今回の忠治は年貢を上げようとする代官の居所に直接殴り込ん>>続きを読む
ピーター・フォンダの、お決まりのレールから外れつつも大スターとしての品格を保ち続けているあの感じは唯一無二だなと思う。初登場シーンから風貌も含めて相当な変わり者だが、見ているうちにだんだんカッコよく見>>続きを読む
ロジャー・コーマンのニュー・ワールド・ピクチャーズ制作で妻のジュリー・コーマンのプロデュース作。ダンサーに憧れる田舎娘がうっかり銀行強盗に巻き込まれたことをきっかけに、波瀾万丈のアウトロー人生を一直線>>続きを読む
サーカスからゴリラが脱走して大パニック!になるかと思いきや、ボリス・カーロフの偏屈じいさんドクターがゴリラとタイマン勝負であっさり勝ってしまう。なんじゃそりゃ。しかもゴリラは逃げただけなのかまた人里に>>続きを読む