真鍋新一さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

真鍋新一

真鍋新一

映画(2964)
ドラマ(10)
アニメ(0)

武闘派仁義(1993年製作の映画)

3.3

河原で死体にウィスキーに火をつけて焼くヤツ、絶対生焼けになるのでやめたほうがいいと思う👍

ヅラ刑事(ヅラデカ)(2005年製作の映画)

3.0

新文芸坐のオールナイトで昔見た。
朝4時くらいだったけどけっこう笑いました。

月光仮面(1958年製作の映画)

3.5

黎明期のヒーローものには、味方も悪役も両方マヌケなゆるい攻防戦というパターンがけっこうあって、これなんかまさにそれなんじゃないかと思っていたが、意外とちゃんとしていた。監督は東映東京の小林恒夫。サスペ>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

3.4

どっちが上手に後出しジャンケンできるかの勝負みたいな感じでなんでもアリ感がすごいのだが、面白いので許される。90分台でサクッと観られるのも良い。

355(2022年製作の映画)

2.8

テンポが良くて退屈はしなかったが、予告編にあったエッフェル塔が爆破されるシーンは本編になかった。マジで許さん。

恋の睡蓮(1922年製作の映画)

2.6

淀川長治さんの『淀長映画館』という本がある。まだ頭の部分しか読んでないまま部屋のどこかで行方不明になってしまった。その本はこの映画の主演である中国系アメリカ人女優、アンナ・メイ・ウォンの思い出話から始>>続きを読む

新遊侠伝(1966年製作の映画)

3.4

いつもは冷静沈着な判断力と知性で事件を解決していくアキラだが、どうしようもなくおっちょこちょいなバカ野郎を演じるパターンもいくつかある。今回は高橋英樹と2人してバカ兄弟である。ヒロインの嵯峨三智子との>>続きを読む

暗黒街の顔役 十一人のギャング(1963年製作の映画)

3.6

石井輝男という監督はロマンチストで、犯罪行為にも大きな夢とロマンを抱いているのだろう。そうでなければ仲間集めや入念な計画、そして予期せぬトラブルを孕んだ実行当日、こんなにワクワクさせられるはずがない。>>続きを読む

波止場の賭博師(1963年製作の映画)

3.2

やたらと派手な演出が多く、観ていて盛り上がる割に観た後はなにも覚えていないという場合が多い山崎徳次郎監督作。

いきなり安部徹と深江章喜と弘松三郎が揃った悪役たちの会議シーンから始まり、さっそくボルテ
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拳銃無頼帖 流れ者の群れ(1965年製作の映画)

3.0

日活アクションとしては割と後期の作品で、初期からの特色である無国籍感、荒唐無稽さは落ち着き始めていたのをまた初心に返ってバカバカしいことをやろうというテーマでやっている。

いきなりモノクロスタンダー
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俺は地獄の部隊長(1963年製作の映画)

3.4

日活版『独立愚連隊』という声が多く上がっているが、概ねそういう認識でいいと思う。アキラが主題歌も歌う軽妙な戦争アクションを期待していたら、割とシビアな戦争映画だったのでかなり面食らった。とはいえ、現代>>続きを読む

銃弾の嵐(1962年製作の映画)

2.7

ただ風景が気に入ったからという理由だけで街に流れ着いてくるジョー。ジョーがそう言うんだからそうなのだ。しかし生まれながらのトラブルメーカーであるジョーが行くところ、まともな街はひとつもない。

いつも
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八月十五日の動乱(1962年製作の映画)

3.6

同じ実話をもとにしているとはいえ、こんなに『日本のいちばん長い日』と似ていて良いものなのだろうか? 役者が違えば監督も違う。全然違う映画なのに演出まで似ているシーンがあった。そうなると、制作規模では比>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.4

冒頭は『レイダース 失われた聖櫃』のダイジェスト映像かぁ。そうだよな、久しぶりだからちゃんと振り返りの映像も入れておかないとな、と思って観ていたらどうも様子がおかしい。たしか第1作からナチスを相手にし>>続きを読む

スター誕生(1963年製作の映画)

3.0

江利チエミ主演のミュージカル映画。

江利チエミと中野ブラザーズ(実名で登場)の3人のタップダンスなどショービズ的な見せ場はふんだんにある。

すでにキングレコードから実際にリリースされていた江利チエ
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太平洋のかつぎ屋(1961年製作の映画)

2.3

今回のアキラはパイロット。日本の特産品であるニコンのカメラをたっぷり積んで、ハワイへ輸送するお仕事。上司のおいちゃん(下條正巳)も鼻高々。しかし序盤からアメリカ人の不良パイロットのミスの巻き添えを食ら>>続きを読む

魅惑の街角(1947年製作の映画)

3.8

パラマウントのノベルトゥーンという短篇シリーズを初めて知った。少女が不思議な人形に出会うというシンプルな話を映像詩と呼べるレベルに昇華させている。ディズニーの「シリーシンフォニー」よりも格調高い。全部>>続きを読む

修羅の伝説(1992年製作の映画)

3.2

役名なので仕方がないが、「大滝さん、大滝さん」としきりに呼ばれる小林旭を見て大瀧詠一はなにを思ったのだろう。あまり悪い気はしなかっただろうと思う。それはさておき、大ベテランのアキラに周りが配慮したせい>>続きを読む