ミムさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.8

今回は敵組織が大きくて手強かった。
実際に起きた悲劇を元に描いているだけに重みが段違い。差別主義者の中でも腐った思想で反吐が出る。
アサドが感情的に動いてるのが珍しくて、その分怪我も多くて辛い。
この
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.7

犯罪に宗教が絡むストーリーは不気味さ増すから好きなのよね。
イリーアス家族はただただ不憫で、、子供達が苦しんでる様子は映画でも見たくないわ。。
カールとアサドの宗教観の違いも盛りこんで、それを踏まえて
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.6

ファンタジーコメディだけど、登場人物達の温かさや愛情がたくさん感じられてヒューマンドラマ感もあり。
UFOちゃん達かわいい。
最後のカットも素敵。

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.6

胸糞悪さで胸焼け。
事件の真犯人は早めに分かるけど、キミーを軸に学校で何が起きていたかの詳細が明らかになっていく過程が醍醐味。犯人が腐れ外道過ぎて地獄へ堕ちろとずっと念じてた。
キミーが不憫だ、、彼女
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.9

薄暗い絵と事件の陰湿さがよく合っていて不気味。雰囲気もストーリーもすごく好みだった!
伏線もちゃんと回収するし、犯人の動機も分かった時は若干同情すらしてしまった。非道過ぎて反吐は出るけど。
カールとア
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

2.8

シュール...。
登場人物みんな好感がもてないタイプで、嫉妬とか見栄に人生賭けてる様子は醜くて、女性陣がキーキー言い合ってる姿は見てて胃もたれした。
お腹に穴空いてるのは強烈だったな。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

心が潤って満たされた~。
エール!は観てたから大まかな展開や演出は想定通りだったのに、それでも涙が出てくる。
ルビーの家族と将来の狭間で悩む姿も、そんな娘を頼りにせざるを得ない中でも背中を押してあげた
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.5

設定は面白いし、謎の男性から100年貰ったとこはワクワクした。
もっと根本的な社会体制の革命が起きるのかなと思ったけど、結局義賊みたいなことしただけにしか思えなかったのが残念すぎる。配った時間もいつし
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.4

前半の展開が憂鬱すぎてしんどかった...観るの止めたくなるほど。タイラーの未来を絶たれた事への絶望も理解出来るけど、彼女への態度は胸糞悪くて嫌悪感しか無かった。そして悲劇が起こる。
エミリーの繊細な心
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

Fukaseのキャスティングを決めた人のセンスに拍手。あのキャラだったからこそ、ストーリーと恐怖感にリアリティが出てた。こいつならやりかねないなって。劇中で言ってた漫画に大事な要素と同じだわ。
あの人
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アオラレ(2020年製作の映画)

2.0

やり過ぎやり過ぎ。
いくら社会の中で生活が上手くいってないサイコ野郎だとは言え、動悸が軽薄すぎて感情移入できん。軽薄だからこそあの煽り運転は異常とは言えるんですけど。
主人公の言動も好きじゃないし、好
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.4

SFラブコメ。タイムリープものはすきだけど、あんまりハマらなかったな。
繰り返す中で変わっていくサラが素敵で強かった。ロイの最後の会話シーン好き。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

全体的に哀しくて不穏でちょっとホラー。見てるこっちが傷付く。
結末も、トイストーリーが好きな人達からしたらショックだったんじゃないかなぁ。賛否分かれるってのも理解出来る。単品では悪くないと思うけど、シ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

伊藤沙莉ちゃんを満喫出来て楽しかった。あの素っぽい話し方めっちゃ好き。
舌打ちのシーンと、酔っ払い客のシーン特に良い。

別れてる時点から幸せだった日、出会った日まで遡っていくのが切なさ倍増。
そして
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

お腹がぞわぞわするようなお話なのに、不思議と引き込まれるのは、ハンターへの共感と、異物を飲む行為への怖いもの見たさな興味からかな。
ハンターの演技も凄い魅力的。美しいのに自信が無く、無能扱いする夫や義
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

KGBとCIAに利用されるアナが騙し騙されながら自由のために最後まで足掻くとこがスタイリッシュで美しい。
最初ダルかったけど、CIA絡んでから面白くなった。恋人ちゃん可哀想だった。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

お父ちゃん、どう足掻いても不幸で観てて苦しい...。妻を亡くした不幸な父とイカれた殺人狂が出会って加速する悲劇。父に起きた真実を探す楓ちゃん、度胸と行動力が凄い。最後の楓ちゃんの選択があったっことで点>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.6

クソ映画を覚悟で観たから、思ったより結末にも納得して楽しめた。
歳を取るというファンタジーな設定自体にトリックがあるのかと疑って観てたけど、そういう自然科学的な現実設定だと飲み込んだ上で、彼らがそこに
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

結構好きだった。
当たり前のように受け入れてきた宗教への信仰心を、好意を抱いた人に否定されることで揺れる価値観。
学校の友人や入信者達との会話の中でも芽生えてくる違和感をどう受け止めるべきか、ちひろが
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

敵がファンタジー的に強過ぎて、悪人達のクレイジーさだけでは勝てないやん。
ハーレイクイン可愛い。ムーン博士も可愛い。
感情移入する要素は特に無し。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

映像の鮮やかさと迫力が圧倒的に素晴らしい。人物もアニメ調すぎず、がっちり3Dすぎず、むしろ実写的にすら見えた。凄い絶妙。
次元が狂う時のテクノっぽい描写が凄い好きだわ〜。詳しい事は分からないけど、アニ
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.8

何が目的なのか分からないサイコキラーに付きまとわれ、濡れ衣を着せられまくる地獄の展開に絶望。
加害者と被害者の関係なのにどこか通じ合う2人の空気感もヒヤヒヤ。後継者にでもなるのかと思ったわ。
ナッシュ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.8

吉田鋼太郎ボイスのインディさん可愛いな!!
オンゲーと親子の関係を上手く絡めてて、素直に楽しめるいい作品だった。
お父さんがリアルな世界でも子供たちと通じあって行くのが微笑ましいね。妹の彼氏のステージ
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.7

友人同士のホームビデオ感覚かと思ったら、彼らの人生と周囲の人間関係から見えてくるアメリカの人種差別や格差がリアルに描かれていて、自由な国アメリカで生きる苦しさを垣間見た。
みんなが良い方にも悪い方にも
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

マドレーヌの不穏な過去の回想シーンが怖かった。能面怖すぎて金田一かと思った。
小洒落たジョークとスタイリッシュアクションと喪失感いっぱい。
マチルダちゃんの青い瞳が素敵。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.4

評判良かったから楽しみにして観たらあんまりハマらなかった。
男性優位な社会への皮肉や、レイプへの批判などなど、言いたいことは分かるけど、物語としての面白味に欠ける。
キャシーが復讐目的で動いてるのは分
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エル ELLE(2016年製作の映画)

2.0

何を見せられてんだろうって終始思った。
おじさんおばさんのセックスシーン多いし、開発してるゲームもエログロだし、犯人の異常性とミシェルの性格の破綻具合も理解不能。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.5

あらすじを読むとサスペンスが強いように思えるけど、むしろヒューマンドラマがメイン。
演者さん達の演技が自然で暖かくて、ドキュメンタリー感も満載。名優揃いなのも素晴らしい。久しぶりに良作に会えた。

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フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

カジュアルに楽しめるコンゲーム。
もっとドロドロしてても良かったかも。
ずっと疑心暗鬼になるとこが飽きずに見られていいね。最後が痛そうで見てて一番辛かった。

ザ・ドア 交差する世界(2009年製作の映画)

3.6

世にも奇妙なドアの向こうは5年前の世界。死んでしまった娘を救うことが出来たけど、自分に襲われ殺してしまい、成り代わることにしたけど...。
評判よりは面白かった。タイムパラドックスとかは関係無く、自分
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.8

こんな残酷な環境で苦しんでいる人が世界には沢山いると思うと歯痒い気持ちでいっぱいになる...。
過剰な信仰心が他人を殺めることにつながるなら、神っていったいなんなんだよ。宗教戦争をニュースや映画で見る
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

設定が面白いだけに、ちょっと肩透かし。
貧富の格差や腐った政治への批判も韓国らしく、展開のスリリングさや犯人の容赦の無さは恐ろしかったけども、主人公との接点でのどんでん返しとかを期待してしまった。
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

現代アートのようなモダンなミュージカルのようなコンサートのような舞台。
デビット・バーンの人間や社会、世界への想いが歌詞や語り、演出に込められている。
生で観たら鳥肌立ちそう。ストーリーがあるわけじゃ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

2.7

これが軍隊や戦争のリアルなの...?テーマは狂気ですか?
下品な言葉で罵倒する隊長とか、敵国の兵士に身体を売る人とか、徐々に戦場の中で狂っていく兵士達とか。
微笑みデブことレナードの一件が物語のピーク
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