わたしもこの2年くらい、ストレスで家にこもって甘いものをバクバク食べていたら、本当にサラくらい太ってしまったので、全然他人事じゃないと思って観ていた。普通、痩せている人が異物を観る目線で成立している映>>続きを読む
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男性二人の友情の継ぎ目となるのがドーナツというのが、男性の作り手だと生まれない発想だと思う。小さい頃食べた、ホットケーキミックスで作るドーナツみたいなヤツね。すごく懐かしくなってしまった。
使用してい>>続きを読む
最初にロンドンに乗組員の消えた幽霊船が漂着する。航海中に一体何があったのかを遡る話で、人が消えたのはわかっている。だから、逆にじつは消えていないとか、別の場所に行ったとかなら面白いけれど、本当に乗組員>>続きを読む
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過激でよく出来ていた。日本の底辺と上の方の人の勝手な苦悩。頭の良い中学生は底が知れぬため面白く、駆け引きと緊張感があった。中学生役の子たちがそれぞれキャラが立っていてうまかった。出だしのスピーディーさ>>続きを読む
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バス・ドゥヴォスでもこれは無駄な長尺がまったくなくて、人間の一期一会の美しさを綴っていく。
主人公の青年は、しばらく家を留守にするため、冷蔵庫にある傷みそうなものでスープを作る。それを持って知り合いを>>続きを読む
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意味のない長回しが多く、アート映画崩れという印象。終電を乗り過ごしてしまった中年女性が、一晩彷徨する中で出会う人々は、ほとんどが優しい。基本的に良い話で、厭な気分にはならない。ただ、どう考えてもこのシ>>続きを読む
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個人的に興味が持てない題材だったので、そうか、という気持ちで観ました。育ちの違う二人がホテルを選び、レストランに入るシーンは興味深かった。サラリーマンの飲み会に入っていって、シェーカーを振り始めるシー>>続きを読む
かなり面白かった。主人公がクズすぎて、しばらく信用していいのかわからなかった。
1990年の出来事と、現在が交錯してお話が進む。登場する人は90年には若いメイクをしているから、現在の姿と結びつきにくい>>続きを読む
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アイルランドの海辺の田舎町。牡蠣漁が盛んだったが、いまは廃れて鮭を加工している。
アイリーン(エマ・ワトソン)の息子で、長年海外にいたブライアンが帰郷する。彼女は息子の帰還に大喜びだ。そして彼は、祖父>>続きを読む
※「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」の1本です。見当がつかないと思うので、新作ですがネタバレは外して、ある程度情報を公開します。
https://www.unext>>続きを読む
※「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」の1本です。見当がつかないと思うので、新作ですがネタバレは外して、ある程度情報を公開します。
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ある団地で起こる連続殺人を巡る群像劇。とても面白かった。
キム・ユンジンはキム・セロンの継母。まだぎくしゃくして打ち解けられないでいる間に、セロンが殺害されてしまい、後悔と悲しみに明け暮れる。
じつは>>続きを読む
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ケリー・ライカートの新作。今まで観た彼女の作品の中では一番ラフで、楽しい作品だった。美術学校でアシスタントをしている、陶芸家のレジー(ミシェル・ウィリアムズ)。展覧会が迫っているのに、色々用事を押し付>>続きを読む
※「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」の1本です。見当がつかないと思うので、新作ですがネタバレは外して、ある程度情報を公開します。
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このレビューはネタバレを含みます
養女やミア・ファローの件は、もう真相はわからないんだろうなあという感じで、あまり深く考えずに眺める。
スペインのサン・セバスチャン映画祭。妻のスー(ジーナ・ガーション)はイケメンなフランス人監督フィリ>>続きを読む
※「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」の1本です。見当がつかないと思うので、新作ですがネタバレは外して、ある程度情報を公開します。
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じつはもう2回観てしまった。
幼児の知能から、性的好奇心、あらゆる社会に対する実験への関心、知的貪欲さで、主人公のベラは急激に成長を遂げていく。彼女の周囲の男たちは、それに抵抗を感じつつも受容したり、>>続きを読む
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???…
ジョアンナ・ホッグ監督の過去作『The Souvenir』『The Souvenir: Part II』と関連しているらしい。単体で観てもあまり意味がない?状況が不明なのでとりあえず★や感>>続きを読む
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DVシェルターの運営をする母エヴリンと、その息子で、ネットの配信で自作の曲を歌い、フォロワー数が多いことが自慢のジギー。自己中心的なジギーの態度に、エヴリンは無意識に失望している。
そのころ、DVシェ>>続きを読む
主人公が可哀想で可哀想で。セーラは女優を目指してオーディションを受け続けるが、落ちてばかりいる。同じホステルに住んでいる?仲間たちの中には、セーラをライバル視する意地の悪い同業者もいる。基本的にパーテ>>続きを読む
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ものすごく適当な設定なので、明確に出身地や関係性が理解できない。中国から来た女性が、空港で働けるものなんだろうか。
緑色の髪の少女、不思議ちゃんで麻薬の売買に手を出していて、ブツをいきなり試して失神す>>続きを読む
久々に鑑賞。カットが最近よりかなり早いなと感じる。撮影、編集、演出が揃って素晴らしい。些細なカットも角度が重要であったり、それが完璧であったりする。あの廃屋。エンドロールの背景。『哭声』『ヘレディタリ>>続きを読む
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これはすごい命がけのドキュメンタリー。脱北する家族の脱北真っ最中に、撮影クルーが同行している。
韓国に脱北者を支援する牧師がいて、基本的にはその人を中心にした映画。
自分は十年前に韓国に来て、今度は息>>続きを読む
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『ボーはおそれている』とほぼ同時期に観たので、両方とも濃いし長尺だしホアキン胸焼け。もうしばらくホアキンはお休みでいい。
マリー・アントワネットのギロイン台の丁寧な見せ方と残酷さに、(ああ、わたしたち>>続きを読む
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なんか……、幽霊もいろんな呪い方をするもんだなと思う。古いラジオにとり憑いた霊が、「古道具マニアのお父さんが古いラジオを修理した」から出てきたなんて、どんな確率なんだ。
簡単に殺さない、不幸なオチを>>続きを読む
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これは楽しい。フィリピンのマジックリアリズム映画。
昔、巨匠と言われたレオノール・レイエスは、今は隠居して普通のおばあちゃんとして暮らしている。しかしシナリオ大賞の賞金を見て、もう一度脚本を書いてみよ>>続きを読む
すごく面白かった。ゴアで血や肉片の量は多いけれど、ユーモラス。ニコラス・ケイジもいい仕事をしている。93分っていう尺も最高。
監督のクリス・マッケイは『レゴ バットマン』を作った人。全然もたつかないし>>続きを読む
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黒人側から描いた、迫害してくる白人は蛮族であり、会話が成立しない存在である。それで正しいと思う。
ただ本作は力みすぎというか。夫が戦死し、空軍で働いて息子エメットを育てている黒人女性のメイニーは、優>>続きを読む
最初の方の、ロースクールそばの洞窟で<無辜ゲーム>という疑似裁判をやっている設定は、中二病っぽくて(んー…)って思ったけど、急に2年経過した辺りで、これはちょっと怪作かもしれないぞ、という気がしてきた>>続きを読む
本当に、傑作。人間の美しくて、憐れで、ただ生きていることに泣けて感動する。
このレビューはネタバレを含みます
もちろんお上手な映画なんだが、いまいちピンとくるものがなかった。自分の失敗の帳尻合わせに対して、不服すぎるから報復をしたわけで、別に褒められも何もしない話なんじゃ……。
主人公が御託を並べ続ける映画>>続きを読む
映画って、どうでもいいんだと思いながら作っている映画製作者もいる、という見本のような。よくわからなくてもグロくて満足できればいいんだろうと。でも、確かになんだろうと思いつつ、視覚的には面白かったりする>>続きを読む
いじめられっ子とその母親のビジュアルが、わたしなら関わり合いになりたくないタイプ。
ひどいいじめをしていた女学生と先生たちが、次々と変死していく。かたつむり死が一番ハード。口の中にまで生きたのが入って>>続きを読む
まだマ・ドンソクがそこまでしてない時の作品。殺人鬼が『ハンニバル』のレクター博士みたいな、死体を飾り付ける系の自意識強い男。自分以外の家族を殺された女性が復讐を果たそうとする。
この手伝ってくれる人を>>続きを読む