このレビューはネタバレを含みます
インドネシアのワンダーウーマンみたいな。悪にも悪のナンタラとか火の魔女のナントカがいて、善のスーパーウーマンと戦う。そういう映像を観たい人が観ればいい。わたしはもちょっとストーリーのある映画が観たいで>>続きを読む
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なぜ最悪なんだろうと不思議に思いながら観た。もっとひどい不良はいるだろうに、オーディションで聞く話もひどいというものでもない。
映画内映画の物語もよくわからない。少年が妊娠している？そういう設定なんだ>>続きを読む
ウオー、41年ぶりに観た。途中見返せばいいのに、そのままでこんなに時間が空いた。小学生の頃にレンタルビデオ屋が出来始めて、『アメリカの友人』が観たいから母についてきてもらって会員になったのだった。当時>>続きを読む
前半でわかるのは、女性監督と女性脚本家が、理想的な出会いについて表現していることだ。
イケメンで、下ネタは絶対言ってこなくて、それなりに良い職業で（良すぎると警戒してしまう）、こちらに敬意を払ってくれ>>続きを読む
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よく出来たホラーで面白かった。幽霊だったらなんでもアリになりかけはしつつ、基本的には主人公の周囲の人だけの怪異で留めているので、破綻はしていない。
主人公はティーンエイジャーで、少しハブられ気味の女>>続きを読む
マット・デイモンもアレクサンダー・ペインも好きじゃないので、観ないでいた作品。引っ越しの都合で配信で時間をつぶさないといけなかったので、重い腰を上げて観た。
べつに観なくて良かった…。人間を縮小しても>>続きを読む
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まだ８歳だが、性自認がかなり意識できているアイトールが、日常の端々で出会う自分の性を問われることの多さに、そのたびに喉が詰まるような思いがする。家族からの愛称がイヤで、プールに行けば「カードを作るから>>続きを読む
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映画を観ている間、監督があまりに頻繁にプライベートで海外に出かけるので、そのたびに（エッ！）と思っていたけど、他の方の感想で監督がとてつもないお金持ちというのを知って、そういう自由の利く視野を持った作>>続きを読む
うう、悲しい…。泣けてしまった。
水商売のシングルマザーとまだ小学低学年くらいの息子。学校では「母親の商売がいかがわしい」ということで、集団いじめに遭ってしまう。一番体のデカいヤツが、仲間の子どもたち>>続きを読む
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流れ者というか、ホームレスで小屋は定位置にあるから、かっこいいタイトルにしたなと。ン・ジャンユーが出所して元居たホームレスの仲間の所へ行くと、出所祝いで老人がドラッグをくれる。
でも後半で、「出所した>>続きを読む
このジャケットそのままの過剰な人体損壊。話はギャングによる揉め事で、ナポリに新たにやってきたヤクの密売集団がとにかくえげつない。ボスが明らかにサディストで、ヤクに混ぜ物をしてきた女の顔をゆっくり焼いて>>続きを読む
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ディストピアもの、つまり人間の醜悪さや欲深さを描く映画。
韓国全土で地滑りのようなことが起こり、唯一崩壊を免れたマンションがあった。外部の人間を締め出し、住人だけで食事や水、衛生面の管理をすることにな>>続きを読む
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まずホラーとして素晴らしい。非常に生理的に嫌な描写も多いが、ラストのほうで素晴らしい死体が登場する。
またファストファッションにおける、労働問題にも着眼している。非人間的環境で作られる子供服。クリステ>>続きを読む
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確かに面白い映画ではないとはいえ、大事なテーマをいくつも提示している。
妊娠の約10か月をポッドを利用して行う時代。選択は自由で、今まで通り母体で出産しても良いし、ポッドは人気で待ちがかなり出ている状>>続きを読む
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1930年代の京城では、抗日派のスパイ「幽霊（ユリョン）」が暗躍していた。日本軍は怪しいと思われる数人を集め、拷問で吐かそうとした。その中にはずっと朝鮮人の血筋だったのに、母だけが日本人だったため、ス>>続きを読む
全然面白くない…。呪いとか信じてない人間が観ても怖いと思える映画を撮ってほしい。VRにユタ、何を出しても怖くない。なぜなのか。
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最近の静謐なホラーの亜流で、イースターといった記念日に絡めるのは『ミッドサマー』などを連想させるし、カニバリズムも意外に近年多い印象。とびぬけた何かは感じない。メインビジュアルは当然小枝を組んだものな>>続きを読む
観よう観ようと思いつつ、最初の１分くらいのギャグで心が折れて止めてしまっていた。でも見通したら想像以上にかなり面白い。香港映画の『判事ディー』シリーズと似た雰囲気。人体自然発火が登場するのも、意識して>>続きを読む
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わー、またわたし、ブノワ・マジメルって気づかずに観てた。本当に20年前で時間止まりすぎ。ジュリエット・ビノシュがかなり年上の印象なので、長く恋愛関係を築いてきた二人という対等な大人と思えなかった。やっ>>続きを読む
今（23年10月）は『クローブとカーネーション』というタイトルだが、24年1月に『葬送のカーネーション』というタイトルに変更されて公開予定。
老人が強い思いを抱いて、亡き妻の遺体を祖国へと運ぶ。気の>>続きを読む
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巨漢の母親に窓のない部屋に閉じ込められ、35年間過ごしたバビー。外に空気はないと言われていたが、思いがけず外に出ることになり、彼の彷徨が始まる。
近親相姦や残忍な殺人などで幕開けするので、ヤバい映画か>>続きを読む
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最愛の妻エリーヌが、パリ同時多発テロの犠牲者となったアントワーヌ。やっとヨチヨチ歩きを始めた息子のメルヴィルと、突然二人きりで生きていくことになる。
作家志望のジャーナリストであるアントワーヌは、SN>>続きを読む
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登場人物というか、団体が非常に多くて、どことどこが敵対しているかわからなくなってくる。そもそも出自だけで殺し合いをすることが飲み込めないので、気持ちがのらない。氏より育ちというけど、本作は育ちより氏な>>続きを読む
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『テッド』の実写犬版みたいな感じで、下品で下ネタいっぱいな作品。元々わたしは『テッド』が苦手だったので、下ネタ得意な人ならいいかと。犬は可愛かったから、あまり低すぎる点にする気にもならない。ウィル・フ>>続きを読む
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個人的に間宮祥太朗さんの顔立ちがすごく美しいと思っていて、他の俳優陣も売れっ子だから、地味な設定とセットながら豪勢な印象。
舞台の最終オーディションで山小屋に呼び出された役者7人。そこで何をするとか>>続きを読む
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EUフィルムフェスティバルで上映された時の短縮版での公開。監督はこの取材対象の家族と26年～この映画の中だけで８年は経過してるから、30年前後だろうか～という長い時間をともにしている。
映画の当初、>>続きを読む
ものすごく面白い設定がそこにあるはずなのに、ことごとく無駄にしている。パトリック・ウィルソンが刑事に疑われているのだから、コソコソしない方がいいのに、コソコソしてさらに疑われる。
奥さんを措置入院した>>続きを読む
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『真夜中の虹』の封切りからずっと観ているので、俳優が若手に変わっていくのも仕方がないなと、自分の年齢をずっしり感じてしまったり。でもテーマは全然変わらないな、なんてことを思い浮かべながら観る。必ずマッ>>続きを読む
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実話に基づく物語で、同性愛者が差別を受ける出来事を描く。とにかく男同士で陰湿ないじめを行い、集団で一人のゲイと認定された少年を罵り、時に暴力も振るう。だが村の外れの方に住んでいて、ゲイの噂を知らない花>>続きを読む
名美の登場しない村木の物語。石井隆の村木と名美の話って、映画ごとにかなり設定が異なるけど、石井隆マルチバースと思えばいいんだとわかった。
倦怠感にまみれたサラリーマンの村木。会社をサボるようになり、>>続きを読む
メアリー・ハロンなのでフェミニズム的視点から描かれており、事件後に収監されたマンソンガールズと、対面する犯罪者のケアをする女性の物語。
チャールズ・マンソンは無能なナルシストなのに、なぜ彼らはあのフ>>続きを読む
この事件の捜査を担当した刑事たちと、ルーシーさんの遺族へのインタビューで構成されている作品。犯人の織田については、あまり詳細は語られず、乗っていた車やマンションの話から「裕福だったんだな」とわかる程度>>続きを読む
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リアリティというのは主人公の女性の名。実話を基にしているので変わった本名。彼女がある日買い物から帰ると、FBIの捜査官が二人いる。彼女に聞きたいことがあるという。そこから取り調べの対話が続いていく。実>>続きを読む
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ギャスパー・ノエの映画は大事な愛を壊してしまった、取り返しのつかない後悔を描いたものが多い。本作もそう。ただそれが後悔させる意趣返しの形なので、しんどい。スプリットスクリーンで夫婦の行動がそれぞれ描か>>続きを読む
『サンゲリア２』という邦題なのに、映画が始まると『ZOMBI 3』とタイトルが出る。でもわたしの好きな、小人症のような気持ち悪い少年が出てくる『ゾンビ３』とも違う。
内容はまさにサンゲの続編といったも>>続きを読む
ああ、見始めてすぐ別の映画と間違えていたのに気づいた。わたしが好きで観たかったのは『ザ・リッパー』。これはおしゃれでかっこいいのに、『マンハッタン・ベイビー』は『エクソシスト』の亜流版みたいな内容。テ>>続きを読む
