まんげつさんの映画レビュー・感想・評価

まんげつ

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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.8

「俺の人生、いつもこうだ…」のおっさんの、スゴさ。
「ママのバカヤロー」
「ナンカヨクワカンナイケド、バカヤロー」
には泣けた。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

フツーの青年の恋愛成長譚
それにしても、破局を織り込み済みで始めた恋なら、もう少し自分に警戒すればよかっただろうに

草の乱(2004年製作の映画)

2.8

この映画の意図はよしとする。
しかし、まず、衣装、装束の違和感で台無しだ。困窮しているみんなが、あんなしゃりっとした着物を着ているわけがない。あんな、真っ白なハチマキをしていたはずがない。
言葉も、特
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.5

夫婦の物語。美しい。
自分がどちらの立場でも、あのように決断すると思う。

海角七号/君想う、国境の南(2008年製作の映画)

4.3

210910
細いエピソードはデキスギ感があるのだが、気にならない。というより、その流れを期待してしまう。
中国語、台湾語、日本語がまじり、台湾社会やその歴史の複雑さも感じさせる。
優しい映画。人への
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マリアの乳房(2014年製作の映画)

4.0

210907
なんで評価低いんだろ?
全く瀬々の作品だし、監督のピュアさ、安心感あったんだけど。

ミス・ブルターニュの恋(2013年製作の映画)

3.5

210807
こういう高齢者のエロスいい。こんな映画、もっと増えてもいいと思う。

ネコと金魚の恋物語(2006年製作の映画)

2.0

210725
瀬々監督ということでチョイスしたんだが…
これはないなぁ

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.3

210716
感動をかもそうとする見せ場とわかっているのに、シンプルに胸熱。
言葉を奪うことは、まさに精神を殺すこと。ましてや名前を奪うことは存在を根こそぎにすること。

「言葉はすなわち精神だ」
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アナーキスト 愛と革命の時代(2015年製作の映画)

2.5

210709-121
映画としてはそこそこ楽しめるんだが、一世紀前のはなしとはいえ、アナーキストたちの描き方がステロタイプ過ぎて、鼻白む。日本映画でもそうなんだけど。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

210704-117
人は喪失を抱えて生きる。
抱え方はいろいろ。
季節労働をしながらの漂泊。
ノマドというありようは、アメリカだなあと思う。まさにボヘミアン。
しかし、心がひりひりと…

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.5

210627-111
ホントにできるのか? だったが、最後、しっかりツメててgood。
終わり方も良し。
歳とっても捨てたもんじゃない、の楽しさ。

菊とギロチン(2016年製作の映画)

2.7

210624-108
期待していたのだが…
全体に冗長、消化不良感。
あの時代のアナーキストの限界も、女相撲の魅力も出し切れていない。
あんなに早く死後硬直は起こらない。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

4.0

210531-087
なんともアホな映画!
好きだ。
それにしても、この出演者たち、凄過ぎ。

コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.5

210522-078
ドイツ人のメンタルって、こういうふうに育てられたのかぁ、だから、なのかぁ、と。
日本も他人事ではない。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

210523-079
美しい。
しかし、象徴的すぎて、よく理解できない…

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

4.0

210521-076
そうそう、自分の足で棺桶入りたいなぁ。
ばあさん二人が飲んだくれる場面が、いい!
でも、なんでここでザ・ピーナッツ?

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

210516-072
ほとんどファンダジーとも思えるが、実話であることが愉快。
障害があろうと、生きるというのは、うんうん、こういうことだよね〜と。
介護者ドリス(オマール・シー)の存在感。笑顔、なん
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チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜(2011年製作の映画)

3.0

210515-071
ラブストーリー?
後味悪い。
なんで妻をこんなに愚陋できるんだ?

引っ切りなしに喫煙場面。毒だ。
「タバコだけが慰めよ 煙は魂の養分」

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.5

210511-068
ひたすらsex。
時々硬質な会話。
不快ではないが、う〜ん…
なんで? 感が拭えない。

センチメンタル・アドベンチャー(1982年製作の映画)

3.5

210509-066
貧しくも、アメリカの古き良き時代。
クリント・イーストウッドのベースはこれだな、と再確認。

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.8

210508-065
政治に問題はあっても、正義が正義として機能する社会って、安心できる。
どこぞの国とはえらく違うな。

ターナー、光に愛を求めて(2014年製作の映画)

2.8

210506-064
監督がマイク・リーなので観たが。
何を描きたかったのかわからない。
冗長。響くものがない。

ハッピー・ゴー・ラッキー(2007年製作の映画)

4.0

210504-063
無防備な楽天さ(少なくとも最初はそうみえる)は、最強の武器。しかし、時として人を傷つける?
人の陰影の描き方、素晴らしい。
それにしても、ブーツで運転はいかんだろ。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

210502-062
ようやく観れたのだが、期待が大きかったぶん…
ワザトの演技っぽい演技なのだろうが、成功しているとは思えない。
セットが全体に貧弱。神戸空襲の場面、臨場感無さすぎ。

秘密と嘘(1996年製作の映画)

4.0

210501-061
うん、イギリス映画。
悲しいばかりにどうしようもないヤツらばかりなんだが、抱えている秘密や悲しみ。解きほぐされた時の慈しみあいは、美しい。
人々への眼差しが深く優しく暖かい。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.5

210427-060
荒唐無稽すぎて最初は白けて観てたが、まあ、最終的には良し。楽しめたし。
それにしても、なんという俳優陣! なんで?感が。そこも楽しめた。
北川景子が圧倒的に美しい!

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