死刑制度の是非に考えが及ぶ事はありませんでしたが。秀逸なサスペンスだったと思います。前後する時系列や伏線なども分かりやすくて物語に自然に入っていけました。ケヴィン・スペイシーの「怪しさ」が効いてます。
シンプルなストーリーライン。セリフはほぼ主要人物の3人。キャラクターの描写/演技/美術/衣装/音楽/映像/すべてが重なり合って。とても濃密な素晴らしい作品でした。静謐な狂気。
友人の兄からもらった初めての自分のレコードがQueenのNews of the Worldでした。初めて自分で買ったレコードがQueen Ⅱでした。個人的には成功までの道のりをじっくりと見てみたかった>>続きを読む
名前が覚えづらくストーリーを追うのが大変でした。アイスランドの風景が余りにも荒涼としていて美しい。好きなテイストの作品でした。
内なる哀しみを昇華させようと架空の物語を問わず語りする。少年の表情が心に響きました。雪原に座る幼い子供。とても哀しく綺麗だと思いました。
ソフトで再鑑賞。子供たちの描き方が素晴らしいです。監督として全てを創り出しているというより。この状況にそっと寄り添って記録しているよう。染み込んできます。
フィリップ・ベイカー・ホールがひたすらダンディ。当時20代青年がこの演出…。ここから始まったのですね。
地方都市に漂う閉塞感。興味深いテーマです。ヒップホップをモチーフにする事でよりエッジが立っていたと思いました。海のない埼玉で西海岸風か東海岸風か。西海岸も東海岸もない国でアメリカのカルチャーを消化して>>続きを読む
なぜか。コインロッカーベイビーズ/愛と幻想のファシズムを想起。原作も読んでみようかな。オープニングカッコいい。
フィリップ・C・ホフマンの遺作なんですね。好きな世界観でした。
モノクロームの東京を疾走する1970年代の若者たち。伝説の暴走族。なんかのんびりと素直でシンプルで。活き活きとして見えました。音楽がとても良かった。
力作です。よい作品でした。見終わった後絶対に国家の陰謀だと思っている自分がいました…。真相は未だ闇の中ですが。マスメディアもネットもそして映画も。情報操作って怖い…。
ソフトで再鑑賞。クリスチャン・ベール。ヘルツォークの映画でいも虫食べてたけど、子役の頃から虫食べてた…。演出過多なところはありますが。よい作品です。
ソフトで再鑑賞。よく出来たドキュメンタリーだと改めて感じました。主人公の行動の先にグイグイと入り込むカメラ。カメラの先で怒り、戸惑い、役割りを演じる人たち。企画が今村昌平なのですね、さすがです。
デニーロとカイテルのバディ感。なんと贅沢な組み合わせ。荒削りなところもあるのでしょうが。当時のNYの匂いを感じられる作品でした。
狂気でした。派手な演出や説明的なところがない分余計に伝わってきた気がします。「タクシードライバー」+「ナイトクローラー」な感じ。面白かったです。
とくに目新しいところは無い設定だと思いましたが。これだけ物語に引き込まれたのは。役者さん達の演技力と監督のタマシイの力でしょうか。とても良い作品でした。
詳細にこだわりの感じる日本家屋。印象的なライティング。抑えめの色彩。登場人物たちの感情を押し殺した台詞回し。美しいトーンに彩られた作品でした。
主人公の過去がもう少しイメージできればより深く鑑賞できたかも。殺人の描写はクローネンバーグ…。コンパクトにまとまった秀作だと思います。
ソフトで再鑑賞。オープニングとエンディングが今観てもカッコいい。ケビン・スペイシーの存在感。