この後の作品群に比べるとシンプルに感じました。フランシス・マクドーマンド当たり前だけど若い。
浮雲/街のあかり/過去のない男/で敗北者3部作と位置づけられているのですね。北欧のイメージとは掛け離れた貧しい人たちの暮らし。監督特有の乾いたタッチの中から滲み出る人の暖かさが心地よく感じられる作品で>>続きを読む
孤児になっていく少年。観ているこちらが投げだしそうになる不安定な感情の発露にリアリティを感じました。最小限の音楽に呆気ない物語の終わりが印象的でした。
セリフの間合い。カメラのアングル。映像の色彩。愉しい話ではないけどゆったりと世界に浸れる作品でした。
とても素敵な作品でした。ピーターが奏でるギターの音色。ブランカの歌声。スラムの街並みや人々を見つめる監督の愛情が伝わってくるようでした。最後に見せるピーターとブランカのあの表情…!大好きなラストシーン>>続きを読む
とにかく映像が綺麗でした。隙のない構図。空気感のあるダルトーン気味の色彩で描かれるロシアの風景。劇中に挿入されるモノクロのスチールカットはプリントが欲しくなりました。
いろいろな書評を拝見してこの作品に込められた様々なメッセージを理解する事はできました。ただ自身の心が衝き動かされる何かを感じる事はできませんでした。映像がとても美しかった。
回収できない伏線や謎を撒き散らしながら。爆音を響かせ疾走する。耽美な映像世界はリンチワールドでした。
終盤にバーカウンターで瓶ビールをグピっと。美味そうだったな。どんな想いを飲み込んでたんだろう。
ソフトで再鑑賞。もう30年も前なんですね。今観ても古さを感じない…。あの街道沿いにまだあのカフェがあるような気がしてきます。当時日本ではスノビッシュな映画として紹介されていた記憶がありますが素朴で泥臭>>続きを読む
感想がむずかしい。アメリカが抱える大きな問題や人間のもつ性善と性悪を秀逸な脚本演出で浮き彫りにしていく。のちに読んだ解説によると主要人物のシーンに流れる音楽もそれぞれのキャラクターを象徴しているとか。>>続きを読む
犯行の背景がもっとわかると良かった気もしますが。「インサイド・マン」は誰なのか?を探りながら鑑賞する面白さなのでしょうか。シナリオが巧妙すぎて初見じゃ伏線が回収しきれない…
騙される女性たちもなんか少しずつ変わってて。マーサが理性的に見えてしまった。ジャケットがカッコいい。
ソフトにて再鑑賞。特異なキャラクターや設定ではありますがロードムービーとして切り取ったアメリカ〜メキシコの風景はとても素敵でした。この監督は音楽をとても愛しているのだなー。
ソフトにて再鑑賞。当時のアメリカのムーブメントを肌で感じられる作品。ハーレーに跨るピーター・フォンダがマッチョじゃないところがカッコいい。
ロザンナ・アークエットってこの手の役ハマりますね。アークェットのストッキング越しに見える傷跡。主人公がしてる必要以上にメカニカルなギブス。クローネンバーグワールド。フェティシズムって奥深い。理解するの>>続きを読む
厳しく美しい島の風景。自己肯定できない主人公の心が島の自然や人々にゆっくり解放されていく。不思議な雰囲気のいい作品でした。
ラストに夫婦で見上げる空。でも空は写さない。音楽の使い方センスあるなー。オープニングも好きです。
面白かった!コーヒーがぶ飲みウォッカがぶ飲み。冴えないオジさんのストレンジャーザンパラダイス!音楽も良かった。
暗い暗い夜の描写。逃げ場のない村社会の閉塞感がリアルに感じられました。ロウソクとランプに照らされるモノクロの映像が綺麗でした。
Screamin' Jay Hawkins !
Joe Strummer!
ソフトで再鑑賞。ジョン・アービングの世界。様々な出来事に対して感情を表に出さない何か悟ってしまっているような主人公。トビー・マグワイヤがハマり役でした。原作(長い…)を再読したら顔が浮かびそう。それに>>続きを読む
ソフトで再鑑賞。街の生活や最愛の母との関係に上手く折り合いをつけられない不器用な少年。その少年を優しさというより寛容さで受け入れる村の人たち。観終わったあとになんとも哀しく暖かい気持ちになりました。「>>続きを読む