現実と虚構が水のように混じり合う。アニメでしかできない表現。平沢進の音楽も最高だった。
濡れ場そんなに長くなくてもいいかもーって思ったけど登場人物たちの微妙な心の揺らぎが見応えあって楽しめた。礼拝堂での懺悔シーンとベッドでの説教シーンおもろい。
役所広司演じるトイレ清掃人「平山さん」の毎日を淡々と映すドキュメンタリーのようでありながら、その視線には温かみがあり、感情を刺激させる瞬間が多々あった。
音がすごい印象的で、ジャラジャラとなる大量の鍵>>続きを読む
他人を理解すること、自分自身について理解することの難しさ。生まれて初めて“悪くない“理由で観ていて長く感じた。
エロと暴力と訳のわからなさが渦巻くめちゃくちゃな世界。どこまでが計算なのかわからない。
やけに洒落てるお昼時にテレビでやってるサスペンスドラマ感がすごい。俳優の佇まいがそれだけで絵になる。印象的なシーンもいくつか。
圧倒的におもしろい!もっと難解で前衛的な作品だと思っていたけどエンタメとしてしっかり楽しめた。アニメでしか表現できないであろう狂気じみた超現実的な夢の世界と心理学的な側面(夢と無意識の関係)が絡み合っ>>続きを読む
自分の周りの平穏を乱す奴には容赦しないマッコールおじさんのジャスティス度合いがシリーズの中でも突き抜けてエグかった。もはやホラー。
終わりのない創造につきまとう苦しみとアルコールの誘惑。そこから救い出してくれる友人との出会い。束の間の幸せ。
タバコの煙が充満するジャズクラブが最高にかっこよかった。
「ワンハリ」を除くタランティーノ監督作8作品を、関係者の証言と共に振り返るドキュメンタリー。タランティーノ作品というと、膨大な映画知識からくるサンプリングのセンスや暴力描写、異常に長い駄話といった要素>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バービーランドが現実世界の反転として女性中心の社会として描かれているのは一見すると安易な発想なのかもしれないけど、そこから一歩踏み込んでバービーランドにおけるケンの生きづらさが「バービーありきでしか存>>続きを読む
シングストリート×コーダ的な印象。約100分のコンパクトな尺の中で感情を揺さぶられる佳作。
ウィノナ・ライダーの魅力が限界突破してる。タバコ吸いながら夜の街並みを運転したい(免許もってないけど)。
(あまり適当な言葉だとは思わないけど)コミュ障の主人公がヒッチハイクの中でさまざまな人と出会い、優しさにも悪意にも触れる中で感情と生気を取り戻していく過程に終始感情がかき回された。主演の菊地凛子さんの>>続きを読む
大好きな映画。シリアスとコメディの緩急が絶妙だし、悪趣味なところは本当に悪趣味。エドガー・ライト×サイモン・ペッグ×ニック・フロストにハズレなし。
約3時間の長尺だったけど全く飽きがこなかった。絵作りとライアン・ゴズリングの表情がすごい。
これぞエンタメ。ぐうの音も出ないほど完璧でワクワクが止まらない一本だった。最高!!!
2人の恋。活気あるカルチェラタンの学生たち。かつての横浜の街並み。全てが噛み合った素敵な作品だった。ファンタジーしてるジブリも好きだけど、こういう現実ベースの丁寧な作品も良い。
(当たり前すぎるが)あのポスター1枚からは全く想像できない作品。良くも悪くも変な映画で印象に残った。
『サンクチュアリ』の染谷将太が良かったので、同じく彼が印象的だったこの作品を劇場公開時以来に鑑賞。
めちゃくちゃで爽快で、でもその中にかっこいい生き様もあって。観終わったあとにポジティブな気持ちになれ>>続きを読む