mさんの映画レビュー・感想・評価

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アアルト(2020年製作の映画)

3.8


イッタラ好きの友人と二人で。

普段あまりドキュメンタリーは観ないのですが、これを機に一気に世界が広がりました。
彼の建築にフォオーカスしたカメラワークや構成のセンスはもちろん
アイノとアルヴァ二人
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

情けないホアンキンが良かった
可哀想に思えてくるほどのことが次々に襲ってくるが、中盤〜後半にかけてがもう追いついていけなくなった
分かろうと思えば思うほど監督の思うツボに入っていきそうなので、
結局の
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テオレマ(1968年製作の映画)

3.8

「テオレマ」イタリア語で「定理」と言うらしい。

ブルジョワ一家の元に現れた魅惑的な青年。
彼は一家の全員と性的関係を持ち、突然一家の元を去っていく。
青年が去ってからの一家の崩壊を描いている。

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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.8



不思議です。邦題は「籠の中の乙女」なのに原代だと DOGTOOTH/Kynodontas 。
終始理解不能な映画でした。一見"普通"に見える裕福な家族のあらゆる奇行に驚かされます。


家族構成、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

もう2024年ナンバーワン作品に出会ってしまった。

私はフェミニズムを感じる事で、逆に”女性ならばこうあるべき”という固定概念から抜け出せない時がある。
そう思うとまだ本当の意味でのフェミニズムが分
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.8

実在した事件は、犯人とらされているのが(恐らく)作品だとトトに当たるんだろうが
中盤まで愛を描いた重たくも、切ないストーリーかと思いきや…
ラスト、射止めたうさぎを触るのはおろか
銃を上手く使うことす
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

間違いなく今年のナンバーワン映画
IMAX課金して大正解だった臨場感溢れる大迫力の戦闘シーンは、思わず前のめりになってしまう程…

いつの時代にも存在する天才ってこういう人なんやなあと勝手に歴史上の"
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

3時間越えにも関わらず、飽きる事なく余す事なく堪能できた作品。
終始目が笑っていないデニーロには集大成を感じた。
知らない歴史をこうやって大好きな監督、俳優陣で見られる事にまた興味の分野が自分の中で増
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

念願かなってアンコール上映にて!

アクションばりに走る武がツボです。
菊池との先輩後輩コントおもろかったのになあ〜ラストの菊池に全部持ってかれた全員マジキチ映画。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

こんな家族愛に溢れた映画が他にあるだろうか
一体ゴッドファーザーはどんな終わり方をするのだろうと思っていたけど、マイケルが守りたかったファミリーとは一体なんだったんだろうかと言う呆気ないラスト…ラスト
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

みま脱退後のCHAM二人の曲「一人でも平気よ」が完全にみま自身
現実と虚構に悩まされるのは今も昔も変わらない

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

ヤクザの夏休みin沖縄

映像と言うより写真を見ているかのようなカット
バイオレンスな中にふと入り込む笑い
現実とは思えない、浮遊感漂う夢の中にいる気分に襲われる久石譲のバックミュージック。

最後ま
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.0

7時のランデブーが一番面白かった
ロメール作品の男女のように良い具合にグダグダして適当に恋愛できたらどれほど楽か
けど、嫉妬したり、突然吹っ切れたり、他の女男のとこへいく寂しさがあったり…何だかんだで
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.3

219分もあった事に見終わった後知ったけど、全く退屈せずに観られました(個人主観)

ほぼ男女の性的関係の話だけでこんなに会話できるのか?とびっくりするぐらい喋る
赤裸々に語り合えるのは、むしろ羨まし
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処刑人(1999年製作の映画)

4.0

クラシックをバックに勝手に回想シーン交えながら推理するウィレムデフォーが一番最高だった、程よく厨二臭くて好き

X エックス(2022年製作の映画)

3.4

ん〜個人的にはもっと…いやかなりゴア描写を期待してしまったので…そこそこ…
ただやり過ぎてしまうと、もはやただのB級に成りかねないので
その瀬戸際で上手くやってるなと感じるA24

ポルノをホラーに引
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

「見破りますか?だまされますか?」と日本版本編予告で言われてしまうと、どうしても見破りたくなってしまう

頭フル回転で考え込んでいるとラスト間際にやっぱりこの人がカイザー・ソゼか〜と思ってからのどんで
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.8

大人になると忘れてしまう、子供の頃の純粋無垢な”素直さ"や"無知"は時に恐怖に見える
アナに対するイーダの嫉妬心や、ベンが殺人を犯してしまう時の好奇心、アイシャの周りに対する気遣い
全て子供が大人にな
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

原作を先に読んでいたので、やはり少々物足りなさが…

この作品の良い所は、ミステリーの枠にとどまらない、カイアの生き様や自然界とは何かが主題だと思ったのだけど
カイア自身の成長部分が少しかっ飛ばしすぎ
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

ヒトラーという存在を歴史上の人物としてしか知らないけれど、ヒトラー役のブルーノ・ガンツがあまりにも写真や動画で見るヒトラーと似すぎていて驚き、「本当にこういう人だったのではないだろうか」と思わせる表情>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.7

演技に関しては、レイフファインズの一人勝ちでは

シンドラー目線だとすごく複雑な心境になる

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.0

スリラー・ホラーにおける束縛彼氏はやっぱり役に立たんのだよなー!爆笑

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.7

レア・セドゥの等身大の演技には完敗した。

正直あの綺麗事なラストで終わらせられたので、個人的には観終わった瞬間「ん〜?」となったけれど、監督の意図した物があったのを知れたのでまあ納得。

父ゲオルグ
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レリック(1997年製作の映画)

2.9

ガチガチのホラーだと思っていたので、な、何や…モンスター映画かと少しガッカリ…。
ただ博物館×パニックは、ナイトミュージアムばりにわくわくしました。

ハープーン 船上のレクイエム(2019年製作の映画)

3.9

アリストテレスから始まり、文芸オタの方は刺さりそう
一見人間の心理ゲームかと思いきやなラスト展開にある意味スッキリした。

マーターズ(2007年製作の映画)

2.5

後半にいくにつれと言うかラストまで救いようのない展開…グロは大丈夫ですが、話の内容が全く異次元レベルに到達してしまいアタフタ…

バックドラフト(1991年製作の映画)

4.8

父が9歳の私にUSJで熱弁していたのを思い出しました。
何気に観ていなかった有名作、突然ランクインしそうなくらい私が大好きな要素詰め込まれてました…。

ロバートデニーロが味方側な時の安心感と主役を食
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