ハイソなジョニデ。
そして余命半年。
私ならズーンと落ち込むだろうけど、リチャードは汚い言葉を叫び、酒を煽る。
大学教授のリチャード、やる気の無さげな生徒を排除し、残った生徒とパブで講義をしたり、>>続きを読む
“ ビューティフル・ボーイ〟ティモシー・シャラメと、コメディアンからもっぱら演技派となった、スティーブ・カレルの親子の物語。
優秀な息子と愛情深い父親。一見完璧な親子に見える。
ところが、息子は薬物>>続きを読む
息苦しい世界。
ベネトンのバッグが懐かしい、1990年代の韓国。
今でもよく聞く韓国社会の闇。
学歴社会、高騰する住宅事情、自殺者の多さなど。それにこの映画では男尊女卑もかなり酷い事が分かる。
主>>続きを読む
冒頭の緊迫感が物凄い。
そして、とてつもない絶望感に襲われ圧倒される。
実は冒頭のシーンは2017年アカデミー賞短編実写映画にもノミネートされた作品をを使ったとか。
その監督が、その10年後のスト>>続きを読む
「長くつ下のピッピ」の作家と言われなければ、なかなかぴーんと来ないアストリッド・リンドグレーン。
でも、スウェーデンを代表する世界的児童文学作家であり、多数の賞を受賞し、スウェーデンの紙幣に肖像が描>>続きを読む
オリジナルのデンマーク版に衝撃を受け、ストーリーもオチも分かっていて、この映画を見るのはどんなものかと思ったけど、ジェイク・ギレンホールの独壇場をしかと拝見と言う感じで鑑賞。
訳ありで911緊急通報>>続きを読む
この映画は意地悪だ。
映画の中に答えがない。
自分で考えろということか。
映画のポスターが物語る。4人の顔は反面しか見えない。誰もが色んな面を持っている。
そしてルースはふたつの名前を持っている。>>続きを読む
馬と囚人。
主役は馬。
だだっ広い荒野と、山脈が美しいネバダ州が舞台。
マティアス・スーナールツはまたもやツルツル頭の髭面。感情をコントロールするのが難しい、怒りを抑えられない服役囚の役。だけどオ>>続きを読む
イラン映画という事に興味を持って見たけど、想像通り地味な映画でした。体調が悪い日には寝落ちするかも知れません。
冒頭からスマートフォンで撮影された映像が。少女が女優になる事を家族や村人から禁じられ、>>続きを読む
メル・ギブソン×ショーン・ペンのいたく濃厚な映画。
物語は19世紀英国。「オックスフォード英語大辞典」を作るため、資料を集め、整理、加筆などしていくという、壮大なプロジェクトの中心人物が、メル・ギブ>>続きを読む
なんて生きづらい世の中。
「フロイト教授人生のレッスン」なんて陽気な(?)サブタイトルに騙されてはいけない。
信念をも曲げなければ、生き延びれないのか?
湖畔の美しい田舎から、ウイーンへやってきた1>>続きを読む
王道のラブストーリー。
過去に幾度も描かれていたであろう題材。想いを寄せる2人の迷いや戸惑いが切ない。
これが同性愛となると、この王道ストーリーも感じ方が違ってくる。
同性愛を扱った映画でここまで>>続きを読む
フランスに、こんな息を呑むような美しい風景もあるなんて知らなかった。空から映し出される、ピレネー山脈の景色が素晴らし過ぎる。
ナチスドイツ占領下のフランス。少年ジョーの住むスペイン国境近くの小さな村>>続きを読む
マリオン・コティヤールとマティアス・スーナールツ共演に胸が躍る。
マリオン演じるステファニーはBFがいながら男漁りをしたり、マティアス演じるアリも行き当たりばったりでSEXして、どちらも愛とか恋とか>>続きを読む
アートな世界。
色使いが素敵。
主人公の家の家具や絵画、オーナメント…何から何まで目を凝らして見たくなるほど。背景と服の色のコントラストも絶妙。
スペインの巨匠監督の半自伝的映画という。
やはりス>>続きを読む
エミリア・クラークはいつ見ても可愛い。見てるとハッピーな気持ちになれる。エルフのコスチュームがとってもキュート。
でも、最初はなんかキャラが好きになれなかった。
そして登場する、トムという謎の人物も>>続きを読む
ケヴィン・ハートは初見。
毒舌マシンガントークのコメディアンというイメージだったので、どんなものかと思ったけど、やられました。
死んだ愛する妻の分まで、娘のために奮闘する姿に感動。
友人をお産で亡>>続きを読む
名曲は色あせない。
主人公の売れないミュージシャンのジャックが、さり気なく歌った「イエスタデイ」に思わず鳥肌が。
ビートルズの曲は何度も聞いたことはあったけど、時代を超越した名曲だと再認識。
ビー>>続きを読む
主人公ララ、もうすぐ16才。
綺麗な顔立ち、柔らかな物腰、ちょっぴり大人びたほのかな色気も感じる。
どこから見ても「Girl」
バレエの才能があり、バレリーナを目指し、国内有数のバレエ学校へ通うこと>>続きを読む
上手くいかなかった日は、今日をもう一度やり直したいと思う。
でも抜け出せないタイムループはイヤ。
パームスプリングスというリゾート地での、一見素敵な結婚式。
妹の結婚式でサラは、ちょっぴりチャラ系>>続きを読む
腕はいいのに、性格に難があるシェフ。よくあるパターンです。
そこにアスペルガー症候群の青年との交流で、本当に大切なものを見つけるというお話。
これまたよく観るやつですね。
シェフのアルトゥーロは出所>>続きを読む
よく言えば、安心して見られる映画。安定のお約束映画。
元気がもらえて、意地悪な人が数名出てきてもやり返し、最後に少しじわりとくる映画。
シニアになったダイアン・キートン。いまだに主役でいられるのは>>続きを読む
子を想う親、親を想う子。
ドイツとトルコを舞台に3組の親子の深い愛が描かれる。
ドイツに住む年金生活のトルコ人の父と、大学教授の息子。
ドイツに住み娘の学費を稼ぐトルコ人娼婦の母と、トルコに住む反>>続きを読む
“ 口は災いの元”
きっかけは、産まれてくる息子の名前を「アドルフ」にすると言ったことから始まった。
この映画はコメディに分類されるけど、根底にあるのはかなりシリアス。本来心の奥底に眠っている本心>>続きを読む
居場所を求めて。
13才の少年スティービー。家では兄に暴力を振るわれ、母も自分のことしか頭にない。
そんな中、スケートボードをカッコよくこなす若者たちに憧れるスティービー。何とかお近づきになりたい>>続きを読む
実際の嘘に基づく話。
ニューヨークに暮らす、中国系アメリカ人女性ビリー30才。まだ生きるべき道を模索中。
中国に住む大好きな祖母が癌で余命僅かと知り、両親の反対を押し切り中国へ。
祖母の病気を隠>>続きを読む
おおぉ!懐かしのカセットテープとウォークマン。
よくこれで音楽を聴いたものです
“ ブルース・スプリングスティーン”じゃなかったけどね。
1987年の高校生には“ ブルース・スプリングスティーン”>>続きを読む
「冬時間のパリ」という邦題から連想する、お洒落でロマンティックな映画ではない。
フランス映画ならではのドロドロの不倫をさらりと描き、変わりゆく時代に対応しようとする大人たちの物語。
「変わらないため>>続きを読む
思春期の子はなんにでも感化されやすい。そして大人には考えられないほどのめり込む。
今までと違う事に興味を持ったり、人と違うことをしたくなったり。
中二病と呼ぶには事が重すぎる。
アメッドの場合は、過>>続きを読む
気球で国境を越える。
なんとなくワクワクする話だけど、アドベンチャーでも、ファンタジーでもない。
1979年東ドイツから自由を求めて、西ドイツへ脱出を試みる一家の話。
この当時は車のトランクに身を隠>>続きを読む
ごく普通のおばあさんに見えるのに、実は知られざる過去が。
いやぁ不謹慎だけど、平凡な人間には国家や世界を左右させるような過去があるなんて、カッコイイなとつい思ってしまった。
ジュディ・デンチ演じる>>続きを読む
「図書館の奇跡」というサブタイトルに、ハートウォーミングな映画を想像してたら、実は社会派。
オハイオ州シンシナティ、大寒波の到来でホームレスのシェルターも満杯。凍死者も出ている。
公立図書館の開館時>>続きを読む
究極のオタク(←褒めてる)
事実を元にした映画。
暴行され脳に障害を負ったマークは、過去も自分の名前すら忘れてしまった。
マークの頭中は“ マーウェン”と呼ばれるフィギアの世界。
ナチスと闘う大佐>>続きを読む
年老いた美術商。
最後に一花咲かせたいと思っていた矢先に、出会った名もない作品。
人生最大の大勝負に出る年老いた美術商。そこに高校生の孫が体験学習のためにやってくる。
その孫が今どきのチャラくてテ>>続きを読む
中年の女性がFacebookで若い女性を装い、若い男と恋に落ちる。
イタいイタすぎる。
見ていていたたまれなくなるほど。
ジュリエット・ビノシュ演じるクレールはキャリアも知性も美貌もあり、夫と離婚後>>続きを読む
「さよなら子供たち」
神父はこの言葉に、未来を担う子供たちに、何かを伝えたかったのだろう。
ドイツ占領下のフランス。パリを離れカトリックの寄宿舎に疎開し生活を送る子供たち。
あまりに無邪気な子供た>>続きを読む