marbo917さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

marbo917

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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.7

2023年199本目

C3POとR2D2=2人の百姓。
ライトセーバー=刀。
ジェダイ=時代劇…などスターウォーズの原案にもなったことでも知られる本作。

両手で槍を持ちながら疾走する乗馬の三船敏郎
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赤ひげ(1965年製作の映画)

4.2

2023年198本目

加山雄三演じる新米医師の成長を軸に、赤ひげ医師と診療所で起こる人間模様を描いた傑作時代劇。

山崎努の悲恋、ちょーぼーの一家心中等、数あるエピソードのなか、氷ついた心がだんだん
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.8

2023年197本目

前作“用心棒”の続編的作品。

前作では三船敏郎vs仲代達也の一騎打ちが呆気なく終わったが、本作では長い睨み合いの末やばりアッサリ切られてしまう。血飛沫ブシャーッというおまけ付
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

2023年196本目

小さな宿場町でニつ勢力を手玉にとり、全滅させる痛快浪人時代劇。

どのシーンも計算された画角で撮られていており、そこに三船が入るだけで絵力がハンパなくカッコいい。

黄門様(東
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

2023年195本目

配信で観るには画質が暗く、字幕もないので聞き取れない事かな…となかなか手をつけらずにいたけど、ようやく4K版を購入して初鑑賞。

菊千代はじめキャスティングされた役者もピッタリ
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生きる(1952年製作の映画)

3.8

2023年194本目

公園完成間近志村喬の表情、ラストの雪の中のゴンドラの唄、忖度し合う役員達のカット等、名シーンは数あるけれど、特に死の宣告を語る反対側では誕生を祝う対比が印象に残る。

葬式の最
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.2

2023年193本目

とっつきにくいけど義理と人情だけは人一倍強い兄貴。こういう人は昔は多かったな〜と懐かしい昭和の風景と共にしみじみ。

お見合いのぶち壊しからの博のキューピッド→そして初めての失
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浮雲(1955年製作の映画)

3.7

2023年192本目

インドシナに赴任中に不倫関係になった男女が戦地から引き上げても相引きし、付かず離れずと時が過ぎてゆく…。

お互いに依存しながらも、身勝手なダメ男に惚れた女の悲しい性。ホントみ
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晩春(1949年製作の映画)

4.0

2023年191本目

妻を亡くして男手一つで育て上げた娘。いい年頃なのに一向に色恋の話は無さそうだか、異常なくらいに父親に対する愛情があるが故一緒にいたい娘。そんな中、父親の再婚話が持ち上がりそれま
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.0

2023年190本目

上司の命に逆らい九州に左遷された父を探して旅をする親子。道中母と子が引き離され、兄と妹が身売りにされてしまう。10年後決死の思いで何とか逃げ出した兄は出世をして家族を探しにいく
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砂の女(1964年製作の映画)

3.8

2023年189本目

希少昆虫採集に砂丘に来た男が最終バスに乗り遅れ、周りに宿がない為親切心で民家に案内される。しかし、そこには2度と這い上がれない砂に埋まる家だった…。

肌にまとわりつく砂と匂い
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.8

2023年188本目

乱世の時代。琵琶湖のほとりで焼き物を生業とする幸せな3人の家族。戦さの混乱の中上向きになった商売を機に琵琶湖を越えて、妻と子供を残し町に行商に向かうが、怪しい姫に心を奪われた男
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.5

2023年187本目

人が死ぬたびにあの効果音。
ワンパターンすぎて笑える。

極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.5

2023年186本目

志麻姐さんはかっこ良すぎて非の打ち所がない。けどツッコミ所が多すぎる。

犯されたあげく結婚までする?
姐さんの部屋で銃声が鳴ってるのに子分たちは何故部屋に入ってこない?
ラス
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カーム・ビヨンド 漂流者(2020年製作の映画)

3.7

2023年185本目

ラスアス的なアポカリプスもの。
未曾有の大洪水に見舞われた荒涼とした香港を舞台に一人生き残った女性が少女と出会う事で生きる希望を、少女を救う為に戦いに挑むストーリー。

他の方
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.6

2023年184本目

冒頭の女性を車の中に引きずりこむ“羊たちの沈黙”、ドアを斧で壊す“シャイニング”へのオマージュがあり、これはホラー映画フリークへのラブレター的なものか?
…と観ていたら、韓国映
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(1985年製作の映画)

3.8

2023年183本目

ストーリー的には鬼龍院、陽暉楼よりも女の悲運と絆を描いたこちらの方が自分好みで、時に十朱幸代がハマっていて良かった。

陽暉楼(1983年製作の映画)

3.6

2023年182本目

池上季実子vs浅野温子のいわく付きの喧嘩シーンは本気で髪を引っ張ってるらしい。
本気ついでに後ろでびくついてる仙道敦子のおののくついでに漏らしてたら最高だったのに。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

2023年181本目

全編エンジン全開のアドレナリン出しっぱなしでおもしろかった!
フュリオサの前日譚があるようなので、こちらも期待したいところ。

ヘンゼルとグレーテル(2007年製作の映画)

3.2

2023年180本目

いろんなものを入れ混みすぎて、纏まりがない印象。

建築学概論(2012年製作の映画)

3.6

2023年179本目

「なんて事でしょう」的なリノベーションの過程の方が恋愛模様よりも面白かった。

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.8

2023年178本目

一作目があまりに良かったので主人公が入れ替わってしまうのは不安だったけど、無表情でサイキックな殺し方はキム・ダミ譲りの一重瞼シン・シアもまた引き込まれた。

アクションがメイン
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.8

2023年177本目

冒頭の爆発シーンでの掴み

凶悪犯罪者vs警察の容赦ない反撃

生き残りvs怪物の血みどころバトル

怪物vs謎の集団の銃撃戦

…と予想を上回る展開で、ゴア描写もタップ
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リプリー(1999年製作の映画)

3.6

2023年176本目

どう見てもジミーはアランドロンには敵わないでしょ。ケイト様にも不釣り合いだし。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

2023年175本目

貧乏なアメリカ青年が放蕩息子を呼び戻す為にナポリに向かうが、ぞんさいな扱いにより放蕩息子を殺し、本人になりすまし完全犯罪は成功するようにみえたが…。

ラストの「太陽がいっぱい
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.9

2023年174本目

兄弟、父子、夫婦、母子。
それまでバラバラだった距離が縮んだり離れたり。一緒に暮らす理想と納得できない現実。

まだ子供の頃に見た時には理解できなかったものがようやく大人になっ
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

2023年173本目

ここまで不幸が重なると心が折れてしまいそうになる。全体的に重い暗い空気のなか、最後は一気に晴れやかになるのは、全てラストに向かう為の“溜め”でした。

好きなだなあ、こういうの
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ヘッドハント(2012年製作の映画)

3.6

2023年172本目

会社をクビになるがホントに首を取られるなんて。日本語の意味合いを意図したものかはさておき、ソウで始まりレクターで終わる粋な演出に拍手。

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.4

2023年171本目

前作よりも2倍増のグロさ。
前作よりも10倍増の気色悪さ。
前作よりも桁外れの胸糞悪さ。

かなり度を越しております…
もうこの先は2度と観ないでしょう。。

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.7

2023年170本目

この発想、誰が思いついたのか…気持ち悪いけど、でも観てしまう。

「良い子は観ちゃだめ〜‼︎」の予告編は秀逸でした。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.2

2023年169本目

高い所から唾を落としたり、歩道橋の上から流れる車をボーっと眺めたり、理由を理解出来ず親に叱られたりと感情をコントロール出来ずにただ泣いていた思い出。

幼少期にこんな事したよな
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STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー(2023年製作の映画)

3.8

2023年168本目

少年時代からのマイケルの過去の出演作の中からシーンにあった台詞を抜き取り、出世〜発症〜苦難までを本人のインタビューを交えたドキュメンタリー作品。

20代後半の絶頂期からパーキ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.9

2023年167本目

最後の未来は白紙であり、自分達で切り開くものだという台詞がグッと来ます。

余談ですが、西部時代のマーティの先祖がエリック・ストルツにそっくり。
part1を撮影するにあたり、
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.4

2023年166本目

タイトルにもなっているfutuerとは未来の他にも将来の意味もある。確かな将来の為に過去に戻ってやり直す発想はタイムリープ映画の礎となった記念碑的な作品。

また本作に出てくる
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.4

2023年165本目

無駄なシーンが一つもないタイムトラベル映画の金字塔。

何十年かぶりに観た今回は時間というキーワードに焦点を当ててに観てみた。オープニングの時計で始まり、雷が落ちるのも時計台。
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.6

2023年164本目

4作目の本作では冷戦真っ最中のソ連が敵となり、謎の物質クリスタルスカルをあるべき所に返す冒険が始まる。

お約束の集合物(今回は軍隊アリ)や不思議要素(宇宙人)を忘れる事なくイ
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