あんぬさんの映画レビュー・感想・評価

あんぬ

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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.9

前作から14年空いた4作目。公開当時に映画館で鑑賞済、シリーズ一気見中。

同じシリーズでありつつ、タイトルもキャストも変わり雰囲気は一新。ついにテーマパークもオープンし、アトラクションっぽさやワクワ
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

アラン博士がメインに復活、エリーもちょこっと出演。やはりこの2人が出ると続編っぽさがある。

息子可愛さで突っ走るのは分かるけど、特に母親がなかなかの暴走っぷり。前作のサラとは違うベクトルで空気読めな
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.3

1に比べて雰囲気がかなり変わった。
パニック要素強めで、全体的に画面が暗い。ハラハラはするけどアドベンチャー感は低め。

そりゃ恐竜襲ってくるよ!って思うことばかりするサラには若干イラっと。生き残って
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.9

振り返るとシリーズの2.3作目を観ずに1作目を何度も観てしまっている。単なるパニック物ではなく、恐竜に対するワクワクとドキドキのバランスが絶妙。

映像技術は荒いところもあるけど、それがまたリアルっぽ
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.1

カテゴリーがよく分からない不思議な映画だった。ミステリーにしては単調だし、恋愛に振り切れてもない。

そして5年も同棲してた彼の秘密をあんな形で知ったら仕方ないとは思いつつ、長澤まさみの感情の起伏が激
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

ラブドール職人であることを妻に打ち明けられない哲雄。夫との距離を感じながら秘密を抱える園子。
奥さんを象ったラブドールを売るってどういう気持ち?って思ったけど、最後まで観るとまぁこんな夫婦の形もあるの
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

続編の正解をみた気がする。とにかく最高だった…!
前作を直前に観ただけでもここまで揺さぶられる。本当に36年待ち続けたファンの心情を考えると涙が出そう。

続投しているのはトム・クルーズとヴァル・キル
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

新作に向けて予習のため鑑賞。
恋に友情に戦闘機に。まっすぐな青春映画。トム・クルーズが若くてやんちゃで憎めない。

戦闘機のシーンは今観ると粗さを感じる。
ただ上映時の技術レベルを考えると、当時映画館
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.1

2008年にムンバイで起こった同時多発テロを基に描いた一作。
終始緊張感が漂い、完全なフィクションじゃないこともあって観賞後もしばらく重さが残る。

宗教を心の拠り所にするのはいいけど、盲信してしまう
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9

こんなガッツリ恋愛物の作品を観るのもそうないんだけど、評判の良さからずっと観たかった作品。

自分で折り合いつけて終わった恋じゃないと未練は残る。すれ違う様や戻るシーンも納得だった。
最愛の人に忘れら
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

鮮やかで切なくて、邦画にはない空気が全編漂ってて綺麗な映画だったな。

両親ができた人だった。
自分の息子の恋焦がれる相手が…と気づいた時に同じ対応を取れる人はそう多くないだろうと思う。お父さんが諭す
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.7

9.11で父を喪ったオスカー。
父のクローゼットにあった花瓶の中の鍵を見つけ、Blackというヒントを基にNY中のBlack姓の人々を訪ね歩く。

アスペルガー症候群に触れる部分がわりとあったけど、テ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

シン・ゴジラとは似て非なるものだった。

ウルトラマンシリーズを全然観たことがなく完全にシン・ゴジラからの流入だったので、BGMやオマージュにも鑑賞時はあまり気づかず。知ってればテンション上がるんだろ
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.9

小学生の時からの習慣。GWに映画館コナンくん。
ここ数年のシリーズの中ではかなり面白い方だと思うので、監督には次も続投してもらいたい。

警察学校組の回想シーンと現在との描写のバランスも良かったし、登
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ゴジラ(1984年製作の映画)

3.1

1作目公開から数えて30周年の記念作品。
アマプラで配信終了間近だったのでながら観。ながら観しようと思って観たのではなく、結果的にそうなってしまった。

というのも1作目のモノクロを観た時は年代もあっ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

壮大なシリーズのはじまり。
ゴジラとは何かも分かってないから、登場シーンがそこまで多くなくても不気味な雰囲気が伝わってきた。

今や娯楽作品のイメージも強いゴジラだけど、原水爆や放射能の描かれ方、芹沢
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.3

心にぐさりと突き刺さった。
87分と短いのに内容はとてつもなく濃い。観て良かった。

アブハジア紛争が題材。
戦争の色が濃くなる中で土地を離れずにみかんを栽培するエストニア人のイヴォとマルゴス。戦闘で
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.7

ようやく元ネタを見れた!という感動があった。佐清のマスク、逆立ち足などは特にパロディにされすぎてて、映画を観ていない人でも知ってるシーン多数なのは凄い。

犬神家一族で勃発する相続争いがやがては連続殺
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

妻が亡くなった時に自宅ベッドで不倫、罪悪感からのめり込む亡き妻の親友の子どもたちのお世話、居場所が取られそうになると子どもの前でも止まらず放つ冷たい言葉。
なんて最低なやつだと思いつつも、人間くさくて
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

3.9

前作から15年以上経った続編としてはかなりのクオリティー。実際の演者が齢を重ねているから違和感なく入り込めた。

ただpart2までにどんどん登場人物が消えたり、本作がマイケルの懺悔や贖罪に焦点をあて
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

ファミリーを作っていく父。ファミリーを失っていく息子。交互に描かれる対比の描写が素晴らしく、名作の続編というよりpart1が序章だったのではと思わせるほど。

part2はフレドの描かれ方が肝な気がす
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

やっと観られた。50年前の作品とは思えず、映画館でとはなんと贅沢。

とにかくマーロン・ブランドの貫禄が凄すぎた。40代で醸し出せる雰囲気じゃなく、まさにドンがいた。
アル・パチーノは表情の変わり方が
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.6

録画視聴。
前半はしっかりと観てたけど、曽根崎の正体が分かった瞬間に黒幕も結末も大体読めてしまった。なのでミステリーというには物足りない。

藤原竜也はこういう役本当に似合うし、違う方向の熱さが混ざっ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

目に見えないからこそ怖い。煽られる人間の様が怖い。コロナ禍前と後で見方がまるっきり変わりそう。

意識的、無意識的な命の選別はどんな局面でもあるだろうなあ。致死率がここまで高かったら、世界はどう変わっ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.9

愛されたグラディエーターと愛を求めた皇帝。フィクションとはいえ歴史あるローマ帝国の光と影を感じられた。
終盤は娯楽映画として想像のつく展開に現実に戻されたけど、全体的に熱くて見応えのある大作だと思う。
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

午前10時の映画祭でやってたけど観れなかったのでお家で。

人がどんどん死ぬのに怖さやサスペンス感が薄い。犯人も黒幕も最初から分かってるし、なんか上手くいかなそうだなという雰囲気。淡々と進むサスペンス
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

たった12分で心が揺さぶられる。
記憶、思い出のつみき。戻りたくても戻れない過去。おじいちゃんの表情と背中に哀愁が漂う。

短編でアニメだからこそ描ける世界観が良い。淡い色彩と手書きのタッチがとても好
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

白黒のオムニバス形式。
いとこ同士、ルネ、いとこ同士?がお気に入り。

ただタバコ吸ってコーヒー飲みながらやりとりしてるだけなんだけど、皮肉が結構効いてる話もあった。

個人的にはコーヒーは好きだけど
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

あまりに有名作だとなぜか後回しにしちゃう…ということで今まで観る機会を作らなかったことを後悔。
じんわりと刺さる優しい映画で予想通り好みでした。

ロバート・デ・ニーロ演じる優しくて渋くてダンディなベ
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犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

3.5

福田麻由子からの田中麗奈は違和感なくて配役正解すぎた。豊悦パパも素敵。

星くん一家はソックスを玄関先に置いてパリに行ったの?家に簡単に侵入できすぎじゃない?しっぽCGが露骨すぎない?等々、ツッコミど
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ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

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映画ではなくライブなのでスコアなしでの記録。

ブレイク直前から絶頂期あたりが、自分としてはまるまる学生時代だったので青春だったなと本当に感慨深かった。これを無言で見つめるのは酷なので、家で友達とわい
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.2

午前10時の映画祭のおかげで映画館で観れたー!
くすっと笑えて歌も堪能できて何度も観たくなるハートフルコメディ。こういうの本当に好きなので、早く2も観よう。

ドタバタしてるし現実離れしてるところもあ
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.7

生のミュージカルを観たい。
映画よりミュージカル向きだなと思う。

女性のわがままで嫌なところくしゃっと詰め込んだ感じがすごいから観る人は選ぶと思うけど、マスコミと世間への風刺が効いてた。女性っていう
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.8

なんと気持ち悪くエグいドキュメンタリー。これを映画にカテゴライズしていいのか迷うけども、ネット上での性犯罪の現実をいやでも突きつけられる。日本も同じようなものだろうなあ。

実態を暴くため大人の女性が
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

評判の良さに惹かれ予習なしで臨んだら全然ポップじゃなかった。女の敵は理解してくれない女なのかも。

復讐劇といえどグロいシーンもないし全体的にカラフルな印象なだけに、キャシーの固執する姿や感情の揺れが
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

午前10時の映画祭で鑑賞。
予想以上に皮肉とエッジが効いてた。

途中途中で感じていたマーラの違和感は最後で回収できたけど、自分の中では納得できたようなできていないような曖昧な感じで終わってしまった。
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