まりさんの映画レビュー・感想・評価

まり

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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.9

ストーリーの起承転結エッセンスが「ディズニー」って感じだからなのか、初めて観るはずなのに何処かで観たような気がしてくる不思議な気分で鑑賞。
とはいえ、火と水がキャラクターというシンプルでありながらも、
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.0

頭使わずボーッと眺めてフフッて笑える映画。福田監督らしさ全開。個人的にはヨシヒコの方が好きだったけど、この監督の作品は俳優同士の化学反応次第なのかも

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

繊細な心の揺らぎや人間が持ち合わせる非合理性など、リアルに感じられた。親しい人間関係の中で理解者が居たとしても、社会的に自分が受け入れられる居場所、それを築きあげる力がないと辛そう。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

映画タイトルの本は読んだことあったけど、あくまで着想を得たようなポジションであって、映画自体は宮崎駿オリジナル。
物語は正直よく分からない部分も多かったけど、みんなが観たい映画をつくるより、自分がつく
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.0

声でないのに心の中で歌うってシーンをつくるのはありなんかいと思った
セバスチャンがめっちゃカニ🦀

バービー(2023年製作の映画)

3.9

面白かった。
ただのwomen empowerment を掲げている訳ではなく、I am who I amに生きようという話。

男社会の中で生きるストレスを言語化したセリフはスクリプトとしても欲しい
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Oppenheimer(原題)(2023年製作の映画)

4.4

英語圏の映画館で鑑賞。
観る側が試される映画。オッペンハイマーという人物の半生を描く映画としてはフラットな描かれ方だと思う。その気になれば美談に仕上げることもできただろうし。事実としてこういう出来事や
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.2

メッセージ性あったかもしれないけど、汲み取れず、父親が子供をビデオに撮ってそれを回送する映画だった。特に起承転結は無いけど、印象に残るシーンはいくつかあった。ティーンの男の子達が娘ちゃんにキスシーンを>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.7

ストレンジャーシングスのマックスが出演者していると噂に聞いて、ストーリーもやや惹かれたので鑑賞。

よくこの物語を思いつくなと思えるほど、独創的な話だった。映画的な撮影シーンは基本的にひと部屋でずっと
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

人生で一回は観た方がいい名作なのはずっと認知していたけど今更ながら初鑑賞。レイトショー気分で深夜に見始めたけど冒頭が血飛沫だらけで、開始早々大後悔。。心が病まない時間と精神の余裕がある時に見るべし。>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

人によってはツラいフラッシュバックありそうと思った。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

ハリウッドパワー全開。他の国では真似のできない、資本主義大国によるリッチな作品って感じだった。

普段は英語圏の映画は英語で見るけど、今回はアニメだし吹替でもよさそうだったから吹替にした。キノピオが話
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トップガン初めて観たけど楽しめた。
ザ・アメリカ!な感じだった。
スターウォーズを思い出した。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

アカデミー賞受賞を知った上での鑑賞だったから、高い期待値でみた分、思っていた映画とは違った。

思っていたのと違うというのは、良し悪しの観点ではなく、単純に「想定外」で突拍子もない感じ。シュタゲみたい
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ハミルトン(2020年製作の映画)

4.0

ブロードウェイで鑑賞する予習で、映画を鑑賞。ラップを理解するのがえぐいと事前に聞いていたので、日本語字幕で鑑賞。

英語で韻を踏んでいるスクリプトを早口で捲し立てる役者もすごいし、日本語字幕も可能な限
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

オーケストラ、指揮者という単語に釣られて鑑賞。
のだめ的な映画かと思ったら全然違った。

登場人物全員、情緒不安定。
ビビッドな起承転結があるわけでも無いので、見終わった後もフゥン…という感じだった。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

スピルバーグのスですら劇中で出てこなかったけど、スピルバーグの半生らしい。

ユダヤ人差別を受けながらも「皆が観ていてしあわせになる映画」を創ることが出来る男の子。

個人としては嫌い嫌われな関係の同
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

良くも悪くも今までのワンピースの映画とは異なるテイストだった。
二次作品みたいな登場人物でびっくり。

ワンピースの主要キャラが大集合してた。
最近の話を追えてなかったので、
なんか見たことのないキャ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作の漫画が好きな分、期待値が高くなってしまうから半分不安だった。
凄い凄い、良かった。
もちろん、時間は限られているから、漫画の中で一部のストーリーしか扱っていないけど、よくありがちな「話が飛んでい
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.4

週末サクッとなんか観るかというノリで手を出した心持ちだった分、トラウマ級のヘビーなパンチを打ち込まれるような物語で泣いた。

ありふれた日常レベルの人種差別を膨らませて、偶然にも誰もが意図しないほどに
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.0

合う合わないがある映画な気がする。
Carloの生まれ変わりかと思ったら、単純にピノキオ爆誕しただけだった。
ひとりひとりのキャラクターが濃すぎるくらい濃い。

同い年ぐらいの男の子、また出てくるかな
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

事実に基づいた映画とのこと。
生きるっていうのはただ心臓が動いていることを指しているわけではなく、希望を持って日々を過ごすこと。

時代が戦争という不遇なタイミングではあった。人と人が殺し合い、血を血
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

永野芽郁と石原さとみが、えぐ可愛い。肌がめちゃくちゃ綺麗。

石原さとみがお母さんだと楽しそうだと思えた。演技もすごく上手い。言っていることが本心の時と、強がって言う時、本心は隠している時、それぞれ変
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

何回観ても良い。人生の節目によっては感想が変わってきて面白い。

昔は湯婆婆が怖い理不尽なおばちゃんに見えたけど、今は、湯婆婆なりの優しさも持っているなと感じる。

働いている年代になってみると、色ん
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

「天使のくれた時間」って邦題だからなんか神とか悪魔とかthe good place的な世界観かと思ったら全然違った。原題「the family man」でいいじゃん。でも期待以上に良かった。

主人公
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

2.5

初代ゴーストバスターズが面白かったから、続編もあると知って鑑賞。良い俳優、良いコンセプトは揃ってるのに、いまいちピンと来なかった。

ストレンジャーシングス、ハリポタ、少しだけゴーストバスターズを混ぜ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.9

ストレンジャー・シングス好きの自分にはぶっ刺さった。

もちろん名前は知ってたし、曲も有名だから知ってたけど、鑑賞は今更ながら初めて。
色んな映画やドラマでオマージュは見かけていたから、バックトゥーザ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.2

誰が誰の為に戦っているのか、ちょっと分かりづらかった。
でも、良い声の人が多かった気がする、なんか聞きやすくて、映画鑑賞で疲れる感じは無かった。
あと、映画の中の世界でも長澤まさみが美女としてバズって
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

3時間超えという大作にも関わらず、
ずば抜けて高評価なインド映画…
何が起きているの?と半信半疑で映画館へ。

冒頭は若干仄暗い雰囲気だけど、後から思えば必要な場面ばかり。時間は長いけど、ムダな場面や
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.3

電話番号の聞き方があざとかった。でも可愛かった。
同期の男の子良い子すぎる。あんなに良い子は世の中にはいないから、もしかしたらとんでもない裏があるんじゃ…と一周回って警戒しちゃうかもと要らない妄想まで
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

伊藤沙莉かわいい。一番きらきらしている瞬間が一番可愛いかった。すごい。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

近未来の話。マイノリティレポートを思い出した。
12本の指があるピアニストのシーンが印象に残った。
医者の人が息子の未来のことをwho knows what he could do?と言っていたのも良
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

久しぶりのハリポタワールド。
イギリスはハリポタ、
アメリカはスターウォーズ、
それぞれの国産コンテンツを絞れるだけ絞って製作している潮の流れは正直複雑な思いになる。

ただまあ、適度にファンサービス
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

原作本は未読。何もあらすじ知らずに見た感想としては、登場人物全員メンヘラ。メンヘラのフェスティバル。ハーベスト。俳優は豪華。広瀬すず可愛い。


エンパシーもシンパシーも感じることができず、ずっと眉間
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ホワイト・ホット アバクロンビー&フィッチの盛衰(2022年製作の映画)

3.8

面白かった。ちょうど日本で起きた吉野家元常務の失言を思い出したりした。

服や食べ物そのものに罪はないといいつつも、企業のプロダクト販売にダイレクトヒットするくらい、企業トップの責務は重い。
それは確
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