うめさんの映画レビュー・感想・評価

うめ

うめ

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

2.5

古き良きアメリカ映画と
懐かしい音楽。
そして2人の絶妙な名演技。
さらに子役。
多少、強引だけど
最後まで惹きつける。

個人的には「ユーガッタメール」の方が好きだな。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.3

「パラサイト」「オクジャ」など
見たくない現実を、
ユーモア交じりで叩きつける
監督らしい作品。

知りたくない現実を知ってしまったときの人間って、おそらくラストシーンのような言葉にできない表情をする
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

2.6

恥ずかしながら
初めてこのシリーズを見た。
クルマに詳しくないし、
ゼロヨンの意味も知らないので
アウェー感ハンパなかったけど
それなりに楽しめた。
ビートの効いた音楽とメカと
キレイなお姉さんたち。
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フラガール(2006年製作の映画)

3.5

何度めかの視聴。
炭鉱閉山の余剰人員対策としての新規事業の物語であるが、見る世代によってさまざまな論点がある。
「女性の自立と青春」
「人生のピークを過ぎた人々の
新たな居場所探し」
「世代交代」
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ムスタング(2019年製作の映画)

3.1

馬や犬による更生プログラムは
その効用も含め広く知られているが、
売買と殺処分が
リアルに組み込まれる作品は、
初めて見た。

また、ブレイキング(馴致)の方法など
丁寧に描かれ見応えがある。

なぜ
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無法松の一生(1943年製作の映画)

2.8

三船版を見てから視聴。
ズダズダに切られて
かわいそう。

これじゃあ、
ただのいい人。

しかしながら、
監督とカメラマンの熱い思いは
伝わってくる。

あらためて戦争の恐ろしさを見た。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.4

不思議な映画だった。
全編にわたってうっすら聞こえる
旋律もよくわからないノイズのような音が
異様な緊張感を維持し続ける。

戦争の救出作戦を描く映画は多いが
兵士と民間人、
それぞれ立場が違う若者た
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空気人形(2009年製作の映画)

2.6

レンタルビデオ店の壁にラモリスの「赤い風船」のポスターが。
そう、まさにこの作品は命を持った風船(空気人形)のものがたり。

代用品だからと自分を蔑む主人公。
使い捨て。ゴミ。
最下層から社会を見る。
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男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年製作の映画)

1.7

初期の作品に比べ、
ドラマツルギーとして安易な印象。

人探し→すぐ見つかる
おいおい。

殿様の悲しみや寅さんへの願いも
マドンナの亡くなった夫への思いも、
全体的に薄い。

そして、寅さんもさくら
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AI崩壊(2020年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

登場人物が一堂に集まり、
なぜかベラベラと事件の真相を語る。

崖の上じゃなくビルの中だけど、
テレ朝の土曜ワイド劇場。

そもそもどの人もしゃべり過ぎ。
延々と喋ってる。

移動中でも。
撃たれても
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スーパーピッグってことにしてるが、
普通の豚や牛でも問題の構図は同じ。

人間のエゴとは何か。
見て見ぬフリをしているなら
同罪なのではないか。
手加減は一切なく
痛いところを突いてくる。

処分され
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

2.0

世界の警察アメリカのイラク侵攻を
意図的に切り取った作品。

大量破壊兵器問題や誤爆や捕虜虐待など
世界がアメリカに対して抱いた疑惑や
アメリカによって繰り返される
悲劇の連鎖については言及されない。
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.0

前後編を鑑賞。
随所に将棋の魅力が散りばめられ、
かつ青春ドラマや家族ドラマとして
ストーリーが展開する。

かつて中平邦彦の「棋士その世界」という名著を読んで将棋指しの豊かな人間性や
将棋の厳しさを
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

2.2

成田凌と清原果耶、
2人の漫才のような
ほのぼのした映画。

恋の指南のはずが好きになってしまう
というあまりにも古典的な物語。

まともとは何か?
という命題は
一応あるにはあるけど、
そんなに深い
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

1.9

乗れそうで乗れない感じで見終わった。
手法や撮り方とかよりも、
そもそもの話にあんまり斬新さや
魅力を見出せなかった。
シリーズを重ねていくと
わかってくるのかもしれない。
J Jエイブラムス見るのに
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男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年製作の映画)

4.4

やっぱりシリーズ最高傑作だと思う。

ラーメンの屋台、駅での野宿、兵藤パパの思い出の人、メロン騒動、相合傘、リリイへの「冗談なんだろ」そして有名な「寅のアリア」。
どれをとっても名場面ばかり。

人生
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his(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今泉作品としては、
徹頭徹尾マジメな映画。
お得意の味のあるコミカルさが
なりを潜め、
全編シリアス。

意欲作であるのは
間違いない。
でも、
ヨソモノに寛容な住民に
若干違和感を感じた。
そんなこ
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眠りに生きる子供たち(2019年製作の映画)

3.7

こういうことが起きてるとは
まったく知らなかった。

自己防衛のメカニズム?
それにしても
謎だらけだ。

また、移民受け入れ拒否の材料にする
という極右も恐ろしい。

居場所がなく、恐怖と絶望の中に
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.8

Uボートモノとミッション遂行潜入モノが合体して稀に見る傑作が誕生した。

人間ドラマの部分も
政治サスペンスの部分もよく出来てる。

正直言って、
爆破の穴の写真だけで判断していいのか、
潜水艦の心臓
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

2.4

デンゼルワシントンと
ジョントラボルタ、
2人の映画。
バチバチ火花散らす演技対決。

うまいなあ。

特に前半の駆け引きは
脚本もいいんだろうけど、
ホント、引きつける。

1974年版も見た記憶が
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ブルー・ミラクル(2021年製作の映画)

3.1

ストーリーは単純明解。
ただ、テーマは深く複雑。

孤児院を失わないために
賞金稼ぎすること、
子どもたちに夢より現実を
教えようとすること、
それはいいことなのか、
良くないのか。

矛盾と葛藤が
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

1.8

社会風刺と思えば、
そう見えなくもないけど、
ネコ被ってるというか、
よそ行きの顔というか、
どう受け止めればいいのか
わからなかった。

十八番のエログロや飛び散る血は
鳴りを潜め拍子抜け。

ただ
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.9

震災を題材にしたドキュメンタリーや
ドラマをなるべく見るようにしてる。

瀧内公美は、やはり震災関連の
「火口のふたり」が圧倒的だったが、
ここでも際立つ存在感を示している。

何も語らない。
でも伝
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野球少女(2019年製作の映画)

3.7

スポーツものというと
やや暑苦しい盛り上げと
感動を怒涛のように
押し付けられるのが定番だか、
こんなにも清々しい、
静かに心に沁み入るような
作品があるのかと驚いた。

これはスポーツものではなく、
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.2

脳をたくさん使うと
大変な目に遭うという話。

残念ながら
悪党が小物で迫力に欠ける。

ルーシーに情愛もシンパシーも
感じないし、
後半が観念的でCGだらけで
アタマが悪いせいか受け止めきれない。
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.1

プロデューサーの山内静夫さんが逝去され
追悼鑑賞。
以前見たときにはそれほど気がつかなかったけど、色彩がとても品良く美しい。
そう言えば
「浮草」の赤色もすごかった。

今回も主役一家はブルジョワであ
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小早川家の秋(1961年製作の映画)

2.8

森繁と関西弁。
小津的ではあるけどしっくり来ない。
お決まりのエピソードが
てんこ盛りだけど、
どれもこれもサラサラ流れてく。

晩年ってそういうものなのかな。

一応、見ておけばいい作品。

ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

3.0

アジア系の孤独な殺人マシンと盲目の黒人ピアニストの交流。
テンポいいアクションシーンと
琴線に触れる演技。そしてユーモア。
ギュッと詰まった、
これぞエンターテイメントという作品。
まさに職人技。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.0

パラレルワールドと音楽。
過去に岩井俊二のドラマにショパンがいない世界ってのがあったけど、
ビートルズをパクッて大儲けするというのは珍しいと思った。

ただ、
自分のやりたい音楽との葛藤とか
新しいビ
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.2

藤原竜也の映画って、
いつも藤原竜也の映画なんだな。

全部、同じ主人公、
同一人物に見えてしまう。

それが一番の印象。

無法松の一生(1958年製作の映画)

3.7

ヨーロッパの映画人は好きだろうなあ、
こういう作品。
人間の悲しさや尊さ、純愛、
そういうのが美しく
純文学かのよに描かれてる。

さらに、
日本の四季折々も驚くほど美しい。

人生は祭り。
そして雪
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.5

今泉監督の世界とは違う風味。
会話に微妙なすれ違いもなく
ポンポンやりとりしてた。

ぶっちゃけ、
いい男が揃ってオタクのフリを
してる感じがどうしても拭えなかった。

オタクの痛さや社会からの偏見が
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EXIT(2019年製作の映画)

2.9

この手の韓国映画って
ホント、ハズレがない。

早い段階で、もうコレで解決じゃん
って思わせてから、
引っ張る引っ張る。
だけど、
ちっともダレない。

笑いとスリルとスピード。
よくできてる。

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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

3.7

ひとつひとつ小石を積み上げて城を作るような作業があったことは、(さらにいくつもの)を見たときにある程度想像できた。
でも、ここまで気が遠くなるようなものだとは思わなかった。

黒澤明はかつて武士の普通
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

1.4

韓国映画のクライムもの好きとしては
どこもかしこも物足りなかった。

何がいけないんだろ。
とにかくスカスカ。

テーマがテーマなだけに
ある程度リアリティーないと。

そんな感じです。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

2.9

そういう朝鮮戦争の歴史を知らなかった。

プロパガンダとかイデオロギーとか、
ああ、もう、本当にくだらないなあって
アタマに来るほど伝わってきた。

ラストのエンドロールは珠玉。
ビートルズのfree
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