2010年、イメージフォーラムのリバイバル上映でマヤ・デレンの全映画鑑賞。確かにコクトーやブニュエルを思わせる断片はあるけどどこか女性的なしなやかさも漂わす美しい映像。特に「午後の網目」と「陸地にて」>>続きを読む
キョンキョン版「こわれゆく女」な感じ。家族って何なんでしょうね。劇中歌、豊田道倫「雨のラブホテル」、良かった。
まあそのタイトル通りの内容です。やくざ安藤組の組長、安藤昇が射殺事件後に逃亡し、愛人宅を転々としてSEXしまくるという。安藤昇はしかし格好いいです。ゴルゴ13みたいです。
途中元次郎さんのドキュメンタリーなのかと思ってしまう部分もありつつ、結局それもメリーさんの生きた旅路の断片にすぎなかった。最後のメリーさんの姿に泣いた。
昭和の風景がとてもいい。若尾文子の美しさにうっとりしてしまう。しかも無邪気に男を翻弄して、騙し騙されがこれまたキュート。川島が撮る若尾文子が本当に好き。更にフランキー堺もいるというのがまた最高。
日活ロマンポルノ。とにかく変な映画。とにかく岸田森。そして谷ナオミのいやらしさ。原作は藤本義一の「浪花色事師/ブルータス・ぶるーす」
こんなに曇りのないモノクロ映像は初めて。ジョニー・デップの無表情で淡々とした佇まいがこの作品に色を添えている。
こんなに傑作だったとは。視覚的にもプロットも大好き。グリーナウェイは本当に変態だけど彼の審美眼とそれを切り取る才能は大好きだ
春川ますみは特別綺麗じゃないけれども、なんというか妖艶でもないしなんなんだろう、女って、女の身体って魔物だ。あのどんくさいモノローグが効果的。露口茂が素敵だった。