まりぃくりすてぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

まりぃくりすてぃ

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

話も俳優も普通すぎて特に感想なし。  この映画の帰りに、生まれて初めて街角(吉祥寺)でモスクワ出身のロシア女性👩🏼に日本語で話しかけられた。私の顔に “ロシア人が愛しくて愛しくてたまんない” って書い>>続きを読む

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.2

もう何度目か。そんなに面白いとは思わないけど、若いほうの男の子が好み。ロシア人が最近ますます好き。 ▽主犯/NATO(主にアメリカ)…懲役200年 ▽実行犯/プーチン…禁錮20年 ▽被害者/ウクライナ>>続きを読む

金の糸(2019年製作の映画)

4.0

唄の効果がじわじわキラめく。終わりの男女の電話を聞いて最ラストを見て、ジョージア映画🇬🇪をずっと信じてきた数年間が報われた気がした。「(人や人生や世界を)愛することを、いかに諦めないか」を学ばせてくれ>>続きを読む

井戸(2020年製作の映画)

-

ただ者じゃなさげな、いろんなおじさん🥴🧔🥴👱🥴  可笑しいを妥協しない感じも少しあって、引き込んでくれる作りだけど、最後にカラーになる必要は必ずしもなかったと思った。呼気だけで膨らました風船も、夢や希>>続きを読む

音楽家たち(1969年製作の映画)

5.0

二人組のフェンシングとか。可笑しみのクラシカルをトントントントン置かれてニヤッとしちゃう。白と黒と音楽を駆使したエナジー、イイよね! 本作が当時モスクワとグルジア撮影所から弾圧(上映禁止に)された真因>>続きを読む

(1966年製作の映画)

4.5

俳句教室の先生(夏井いつきより偉いかも)が5点つけてたので、観たよ。控えめに云って、この映画はグルジアの宝石! 若い頃の某永小百合をツヤ増し&ムネ増ししたようなワンピのヒロインが、傘(勝手にぴょんぴょ>>続きを読む

結婚(1964年製作の映画)

3.0

ジャック・タチより真面目。タチみは嬉しい。でも、主人公が「一目惚れ」だけでずっと動き、「相手の言動や中身にどう惹かれていったのか」のパーセンテージがゼロのままだから、ストーリーの引力は小。結局、冒頭の>>続きを読む

歌うつぐみがおりました(1970年製作の映画)

3.9

かねがね私は、オーケストラの打楽器奏者(ティンパニさんやシンバルさんやトライアングルさんたち)が、自分の音の出番じゃない時にどんな思いで暇を持て余してるのかナーと気になってた。
一つの仮説がこの映画!
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青い目のロバ/マグダナのロバ(1956年製作の映画)

4.5

束の間の喜びから次の悲劇までのスパンが毎度短く、大切なものが何度も地面に派手にぶちまけられるなど「あー、やっちゃった」「あー、そうなっちゃった」のつるべ打ち。(似た古さの)木下恵介作品やフランダースの>>続きを読む

ハバルダ(1931年製作の映画)

4.3

邦題は『どけってば(道をあけろ)』

固定カメラ時代の最善が尽くされて、絵になってる構図→絵になってる構図→絵になってる構図→絵になってる構図→絵になってる構図……が、よく出来た漫画に等しく良テンポで
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アラヴェルディの祭(1962年製作の映画)

3.2

すっくとして、つやんとしてた主役の男は、お祭り広場に “磁力” をもたらすオブジェとしてサイコー気味だった。なのに、ナレーション(=彼の心の声)の説明過剰さは、せっかくの “磁場” を左脳映画の中庭に>>続きを読む

エリソー(1928年製作の映画)

2.5

キリストとアラーにそれぞれ言及した男女の求め合いワード。泥踏みダンス。そこらへんまでは四つ星。
だんだん飽きた。
民衆の自衛の闘争物語なんだが、原作文学に(というかプロット通りに撮って割って並べること
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ワンタンミー(2015年製作の映画)

3.0

満腹で観たから飯テロ警報は鳴らず。

古いいくつもの飲食店でのリアルインタビュー+中年男性主人公らの作劇パート、で編んでゆくシンガポール・デリカシーの映画。

20分ぐらいのとこのバクテーの店の茶髪の
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アルナとその好物(2018年製作の映画)

3.1

腹凹の時に観てはいけません! んまそう。。

客室乗務員ふうの女性二人とパイロットふうの男性二人で繰り広げる子供っぽくないトレンディーっぽドラマに、シティーポップ&ジャズのありふれた上質さが伴ってて、
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15Malaysia(2009年製作の映画)

4.3

ヤスミン3連発に涙止まらず! ヤスミンの遺作短編『CHOCOLATE』〜ピート・テオによるそのメイキング映像〜ヤスミン出演の『HOUSE』だよ。特にメイキングの温かさに泣きました。タレンタイム🇲🇾とオ>>続きを読む

小悪魔はなぜモテる?!(2010年製作の映画)

1.1

マリ・ストーン「原案よさげだったね~」
クリ・ストーン「原案以外はバツだね~。どうしてかな?」
マリ・ストーン「エマ・ストーンの演技の無意味なトボケ感ってか、微ユーモアが空回りだよ。台本段階でもう悪く
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

2.5

「子がどれほど母を愛そうとも母孝行しようとも、子への母の愛はそれ以上である」という命題(主題)と、清潔感溢れる出演者たちは、まるで世界中の少年院(少女院)で上映したらいいぐらいに善いです✨✨ (親の愛>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

イタリア語で撮られなきゃダメでしょ、とモヤモヤモヤモヤ。チャーオ、アッローラ、セニョーラ、グラーチェが稀に出てきたぐらいじゃ許容できず、時々耳を塞いだ。(イタリアを舞台にしてて英語でギリOKなのは最>>続きを読む

ココ・シャネル(2008年製作の映画)

2.0

ココ・シャネルの煙草の吸い方に心を傷つけられた。ゲス演出かと思って調べたら史実通りだった。全商品(五番にまでも)にニコチン臭が攻め込んでる気がするので、もうシャネルの商品は買えません。アデュー

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午後の曳航(1976年製作の映画)

4.0

三島由紀夫の最高傑作長編✒️が『午後の曳航』、最高傑作短編✒️が『憂国』、最高傑作弟子👨🏻‍🎓が森田必勝、、というのは日本人なら必ず押さえておかなきゃいけない定理! その『午後の曳航』が英国人たちによ>>続きを読む

結婚式のメンバー(1952年製作の映画)

3.8

原作にたいへん忠実で、原作よりも3倍ぐらい面白い! 脚色賞・監督賞・主演女優賞(少女フランキー役)・助演女優賞(家政婦ベレニス役)マチガイない。ついでながら、原作者マッカラーズに主演者は顔立ちが似てる>>続きを読む

ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

4.1

アメリカの卒アルって初めて覗いた。
最後までキュートさが崩れず、頼れる飽きなさだった。私たちのすんごく好きな感じ。ゆるんとした選曲(主に80's?)もポップちゃん。
老後シーン最高♡
細いほう(リサ・
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プラハ!(2001年製作の映画)

4.1

明ケマシタラ オメデトウゴザイマス♪

東欧民主化の約十年後に真に健やかな未来を願って創られ、チェコ国民の二十人に一人が観たといわれる大ヒットミュージカル映画。「百回観て百回泣いた」とチェコの
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偶然と想像(2021年製作の映画)

1.0

つまんない。くだらない。ワースト映画。

★脚本0点
完つま・完くだ。脚本的に良かった瞬間なし。 

★演出0点
濱口メソッドの無意味な見せつけ。棒読みかどうかの判断がつかない欧州の審査員たちに向けて
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雪 Neige(1981年製作の映画)

4.0

とうとう “映画鑑賞の最果て” に辿り着こうとしてる私か。
『Neige』(雪。または、白い粉)。このジュリエット・ベルト(公式ファンネーム/ベルト姉さん)の長編初監督作に、あと『Out1』『悪党岬』
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

4.0

娯楽モノとしてコスパ悪くなし系!

ことさらLocoガールズ(&Locoボーイズ?)への憧れがなくっても、外国へのdiveトリップやsurfトリップした想い出ある人には、序盤のモーリシャス⇔ロンドンの
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小さな泥棒(1988年製作の映画)

4.9

秒でキマった、冒頭からの秀作性。そしてラストまで、映画本編には悪いところ一つもない。世界中の知的な人々がフランス映画に求める “洗練” がすべてここに詰まってる。

甘ピュアで、鼻キュウリが薄幸そうで
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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

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ニコラスの幼年時代の健気な寡黙さに、涙じわじわ。心を洗われた。
(孤児引き取りに最初に名乗り上げた若夫婦の)ハンヌス役のミッコ・レッピランピがかっこよかった♪ ハンヌスの出番がもっとあるかと期待しちゃ
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デュエル(1976年製作の映画)

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決闘っぽな題で、二人のヒロインがハッキリ決闘宣言するのに、決闘しないまま映画が終わっちゃう。戦います詐欺?

duel/ 決闘(名詞) 二つの・二重の(形容詞)
duelle/ duelの女性形(形容
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.0

リッキー役のアレックス・ミキッチかっこよかった🎶  opの雪だるま☃んとこの「ピーーーッ」と泣く女のコが「バカーッ」と日本ゴでわめいたのが最初のツボ。以後、しばらくツボなし🍐。 広く犯罪を誘発しかねな>>続きを読む

恋愛だけじゃダメかしら?(2012年製作の映画)

1.5

移動キッチン車のマルコ役のチェイス・クロフォードがかっこよかった🎵 ほぼ失敗に終わってる空元気ばかりの群像劇中、マルコと女子力一番なロージー(アナ・ケンドリック)のからむ場面はそのつどイッキに映画的に>>続きを読む

ショコラ(2000年製作の映画)

3.0

今年一番ハマったお菓子、カントリーマアム「チョコまみれ ヌゥ~~~~ン」を三個食べてから観た♪

すらりとした三美女、ヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)、ジョゼフィーヌ(レナ・オリン)、カロリーヌ(
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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軽みチャージが続いて、、、もっと不幸たちが重くなきゃダメでしょって、ちっとも泣けそうにならなくて、、 そのまま陽気なだけで終わるのかと思ったら、種明かしのとこで、私は嗚咽しそうに!!! プロット(☚原>>続きを読む

近距離恋愛(2008年製作の映画)

3.9

映えハロウィーンでポップホラーみたく始まって、そこそこ中身が詰まってた。いい意味で漫画的(なわかりやすさあり)。
主役トムのマヨネーズ声がちょっと苦手。けど、構成とか、いろいろ丁寧で、“甘美” へと現
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遠距離恋愛 彼女の決断(2010年製作の映画)

4.7

ネイルサロンで観た。持ち込みDVD(も持ち込みデザインもストーンも)初。そしたら、サロンで観て大正解の、飽きなさだった!

キス多めを予告する1stカット。
このカレ(とアホっぽな友人たち)なら斜に構
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理想の彼氏(2009年製作の映画)

3.0

原題『反発』? 提案されちゃう。。
ガール受け狙いの邦題のこういうの、サムネ嫌いと掴まれ派にあらかじめ分かれるはず。
で、左の女性(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)がシャキッとおしゃ見え、右の男性(ジャ
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