Risaさんの映画レビュー・感想・評価

Risa

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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

2016年、、ヒット作、初見です。
10年以内には見れた(笑)

面白かったが、余韻にかけるし、記憶に残るとも思わない。
どこか、あっさりとしているからこそ色んな人が見れる仕上がりでお金になるのかもし
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.2

京本の訛り、藤野の照れ顔、頑張り屋の良い子達。胸が熱くなる青春。好きなことを好きと大きな声で言えない時期や、他人の才能を見て悔しくて絶望したり、ワクワクしたり。
さりげなく2人を引き合わせてくれた先生
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メニイ・クラシック・モーメンツ(1976年製作の映画)

4.5

70年代、ハワイやオーストラリアの有名なサーファー達のドキュメンタリー。

現代や一昔前のサーファーとは全く違い、澄まして格好つけて、涼しい顔で、なんてことはなく、無邪気に大自然に遊んでもらっていると
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

2.6

作業しながら見る映画にはちょうど良かったかな。
事前知識ゼロだったので、それなりに楽しめたかなと。ゆるく進行されるまさかのどんでん返し、切なさ募って、友人である椎名の行動はもはやロマンティック。青春で
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ざわざわ下北沢(2000年製作の映画)

3.3

フジ子・ヘミング見たさで。
思っていたよりも出番が多く、言葉も響く。
タバコを咥えながらピアノを弾くフジ子・ヘミングの姿が印象的。

登場人物はちょい役に色んな有名人が出ていて、皆、下北沢にゆかりがあ
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.8

実際のこの事件がニュースであっていた時、ショックだった。見れば辛いから見ないできたけど、今見て思うこともある。
辛い話なのであまり直視出来ず、携帯見ながら鑑賞、、
母親の演技や娘の演技も良かったし、音
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

シン・ゴジラは面白かったから観たんだけど、、

テンポは悪いし、視覚分野でアカデミー賞って言われるのも謎。
全体的にドラマ部分が多いので、ドラマ部分で言うと、セット感満載。ゴジラ部分の表現の仕方も、言
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.5

アマプラで、出てきて長くなかったので見たのだけど、白黒なので古い映画かと思いきや、最近の映画で内容も現代的風刺。

なるべくしてなった貧困の母子家庭の話。
娘もどうにかしてお金を稼ごうと努力はするもの
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

4.9

パゾリーニの映画がこんなに綺麗な映像になって観れるとは。本当に綺麗。
パゾリーニの映画って今まで見たものどれも、まぁ、画質が酷かった。それでも、内容が凄いのと、映像の雰囲気だけでも、どれも楽しめていた
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.5

見てみたかったジャズアーティストであるサン・ラのSF映画アマプラに出てきた。

もちろん、B級SF感を期待して見ました。案の定、怪作。
この感じじゃ、サン・ラの事知ってる人じゃないとアバンギャルドすぎ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.0

初めてのヤン・シュバイクマイエル。
体調悪い時に見るものではないね。

チェコの昔話が実際に起きてしまったという内容。

日本でも昔話ってよく子供が出来なかった夫婦に子供が授けられるよね。(桃太郎とか
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.5

しんどい、、

序盤はベアトリスとシャルロットの会話劇を楽しく見れるところから、徐々に上がっていくテンポ、異なる視点のカメラ、個々の感情、そして音と光。
脳みそを揺らされているような感覚。

初めて映
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エコールは大好き。
こちらは、大好きとは言えないが、怪しくも美しい映像はやはり好み。

エコールの時と似たような絵も多く、純真無垢な少年達は何も説明されぬまま、されるがまま。
美しい若い大人の女性達と
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

3.4

観てなかったので、アマプラにあったので観たのですが、こちらはロングバージョンとのこと。

広島出身の主人公すず目線の戦争アニメ。

すずの嫁ぎ先はよく笑う家で、すずがこの家に来たことによって余計に笑う
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.3

美しい映像で北欧のショートムービーのような雰囲気のオムニバスのような作り。

シュールな展開で可哀想な人々が3組。
どうしようもない痛々しさを丁寧に描く。
冷たい空で繋ぐそれぞれのかなり寂れた団地。見
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

2.6

元アルコール依存症の貧乏漁師(コリンファレル)が引き上げた網で美女が釣れたという話 笑

暗い過去を持つ人間たち同士が田舎の暗い猟師町でささやかな幸せを手にする。
幼い娘の空想に助けられて、救われてい
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あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

4.0

この時のマリアンヌ・フェイスフル、最高に可愛い。
若くて可愛いマリアンヌの恋のお相手役はアラン・ドロン。

全裸にライダースーツを着るシーンが最高で、脱ぐシーンよりも良い。
セーラームーンの変身みたい
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

見てない名作をやっと見る。

場面や音楽の流れがよく、テンポを崩さない。
テンポを崩さないからって終始楽しいかと言われるとそうでもなく、ただ、終わり方は素敵。
蒲田行進曲を脳裏に思い出しながら最後はス
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変態島(2008年製作の映画)

2.8

冒頭では中年に見えるが話が進むにつれて美しくなるアベール。

まともに生きてきたであろう夫婦が、生きているのか分からない津波に攫われた息子の捜索の為に見ず知らずのタイ人に身ぐるみ剥がされていく不安感で
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

白黒の静止画とナレーションのみで語られていく意外な進行。

最後まで見て初めてハッとなる面白さ。
それまでの退屈さが覆る。
映像を見ていた人は過去、現在、未来、何処にいるのか一瞬分からなくなるような、
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

シックスセンスと同じ監督と知って納得の後味。
ずっとハラハラ、ふわふわする感情は一息おくことなく、走り切る。
目眩の先にはいつも現実があり、現実を受け入れていくことは体力を消耗させる。

時間が無い。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.2

これも今更鑑賞。

主人公のテルコとマモちゃんのつまらない恋愛を親切丁寧に描くその横で、葉子と、仲原くんの恋愛の方はちょっぴり面白い。

葉子は美人で凄まじいツンデレ。その尻に敷かれているのは、恋人に
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.8

ええ、今更見ました。

来る人を温かいお湯で緩めて癒す銭湯。
宮沢りえの病院での闘病シーンはお爺ちゃんを思い出す。ベッドの中央に寝る癌のお爺ちゃんの両側に兄と私で挟んで川の字で寝ていたのが、あずみと鮎
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人数の町(2020年製作の映画)

2.0

タイムシェアっていうB級映画?を思い出す。

一番問題に思ったことはかなり後半まで、中村倫也の事を森山未來だと思って見ていた自分。喋り方かな。
顔は似てないのにね。
シンゴジラ初めて見た時に、石原さと
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.2

薬指の標本みたいなフランス映画で女性版にしたら、とっても良さそう〜と思わせる中村倫也のアンニュイ感。(アンニュイって死語?)

月曜日から日曜日までの7人の多重人格者の話。
減ってしまった人格は、誰で
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.2

以前韓国好きの友人に勧められてたので鑑賞。
毎日違う姿形性別年齢になってしまう人を愛せるのか。
整形大国だからこその題材だろう。

韓国の知り合いは、韓国では結婚前に結婚相手の元々の顔を両親が極秘で調
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告白(2010年製作の映画)

3.6

序盤の長い独白の松たか子に掴まされ、その後も他の人達の各々の独白。
登場人物同士は気持ちを通わすことが出来ないまま、観ている人にはその独白の演技を向けられるので気がつけば集中してあっという間に見終わっ
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(2000年製作の映画)

4.5

藤山直美の見応えが凄い、妹との喧嘩中に殺してしまって、正子の人生は進み出す。

実話を元にした逃走劇ですが、引きこもりがちだった正子は、人の優しさに触れ、恋をし、色んな経験を重ね、、最後は伝説になる。
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ちひろさん(2023年製作の映画)

2.8

Netflixで、ふと見たのだけど、有村架純が意外と良かった。
有村架純、今まで見た中で一番しっくりくる役柄。この有村架純の演技で満足したのだと思う。
終わってみると、転職していくうちにスキルアップし
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.4

今更初鑑賞!

南北戦争では、3人に1人は死んだという南部の兵士達。
黒人は沢山いるものの、奴隷でしかないので、当時、大義の為に戦うのを認められたのは白人のみ。
人数も少なければ、武器も少ない。
それ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.0

フィンランドで食堂を出したサチエと、そこで出会った人達の話。

ほのぼのとした北欧映画感は出ていて、ストーリーもショートムービーのような可愛らしいエピソードが集まり、悪くないのですが、
サバサバして、
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

2.3

スティーブが童顔過ぎるのと、聖なる鹿殺しに出てた子。不安を煽る顔。
更に青春映画となると、不安を煽られ過ぎて、終始サスペンスでも観てるような感覚に。なかなかの苦痛。青春映画っていつもそう。

兄の言葉
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海街diary(2015年製作の映画)

3.1

見た事無いかと思って見たら、見た事あったかも。

鎌倉の海が近いのにジメジメしない、爽やかな空気感を思い出す。
古い住宅街の中を走る江ノ電。

夏のビールに梅酒。
この映画でCMオファーも沢山来たであ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.4

黒人の街で生まれ育った白人、エルヴィスの人生。エルヴィスがなかなかに似てて、しっくり。さくっと見れる分かりやすい見やすさ。

苦痛を昇華させるようなブラックミュージックを浴びて暮らした少年エルヴィス。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

華子も美紀も可愛い。
女の子が悩んだり、戸惑ったり、はしゃいだり、一喜一憂する仕草や表情が可愛い。

人と心を通わせるから人は心からの笑顔が作れる。
自由を手に入れて、表情が生き返っていく。

庶民的
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.8

まるで漫談。後味がよろしいです。

今まで見たロメールよりまともな女の子達で、ちょっと寂しいと思う一方、単純に面白い可愛い女の子達のちょこまかとした感情の揺れ動きは相変わらず共感が多い。

ブランシェ
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