Risaさんの映画レビュー・感想・評価

Risa

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あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

4.0

この時のマリアンヌ・フェイスフル、最高に可愛い。
若くて可愛いマリアンヌの恋のお相手役はアラン・ドロン。

全裸にライダースーツを着るシーンが最高で、脱ぐシーンよりも良い。
セーラームーンの変身みたい
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.8

見てない名作をやっと見る。

場面や音楽の流れがよく、テンポを崩さない。
テンポを崩さないからって終始楽しいかと言われるとそうでもなく、ただ、終わり方は素敵。
蒲田行進曲を脳裏に思い出しながら最後はス
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変態島(2008年製作の映画)

2.8

冒頭では中年に見えるが話が進むにつれて美しくなるアベール。

まともに生きてきたであろう夫婦が、生きているのか分からない津波に攫われた息子の捜索の為に見ず知らずのタイ人に身ぐるみ剥がされていく不安感で
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

白黒の静止画とナレーションのみで語られていく意外な進行。

最後まで見て初めてハッとなる面白さ。
それまでの退屈さが覆る。
映像を見ていた人は過去、現在、未来、何処にいるのか一瞬分からなくなるような、
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

シックスセンスと同じ監督と知って納得の後味。
ずっとハラハラ、ふわふわする感情は一息おくことなく、走り切る。
目眩の先にはいつも現実があり、現実を受け入れていくことは体力を消耗させる。

時間が無い。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.2

これも今更鑑賞。

主人公のテルコとマモちゃんのつまらない恋愛を親切丁寧に描くその横で、葉子と、仲原くんの恋愛の方はちょっぴり面白い。

葉子は美人で凄まじいツンデレ。その尻に敷かれているのは、恋人に
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.8

ええ、今更見ました。

来る人を温かいお湯で緩めて癒す銭湯。
宮沢りえの病院での闘病シーンはお爺ちゃんを思い出す。ベッドの中央に寝る癌のお爺ちゃんの両側に兄と私で挟んで川の字で寝ていたのが、あずみと鮎
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人数の町(2020年製作の映画)

2.0

タイムシェアっていうB級映画?を思い出す。

一番問題に思ったことはかなり後半まで、中村倫也の事を森山未來だと思って見ていた自分。喋り方かな。
顔は似てないのにね。
シンゴジラ初めて見た時に、石原さと
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.2

薬指の標本みたいなフランス映画で女性版にしたら、とっても良さそう〜と思わせる中村倫也のアンニュイ感。(アンニュイって死語?)

月曜日から日曜日までの7人の多重人格者の話。
減ってしまった人格は、誰で
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.2

以前韓国好きの友人に勧められてたので鑑賞。
毎日違う姿形性別年齢になってしまう人を愛せるのか。
整形大国だからこその題材だろう。

韓国の知り合いは、韓国では結婚前に結婚相手の元々の顔を両親が極秘で調
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告白(2010年製作の映画)

3.6

序盤の長い独白の松たか子に掴まされ、その後も他の人達の各々の独白。
登場人物同士は気持ちを通わすことが出来ないまま、観ている人にはその独白の演技を向けられるので気がつけば集中してあっという間に見終わっ
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(2000年製作の映画)

4.5

藤山直美の見応えが凄い、妹との喧嘩中に殺してしまって、正子の人生は進み出す。

実話を元にした逃走劇ですが、引きこもりがちだった正子は、人の優しさに触れ、恋をし、色んな経験を重ね、、最後は伝説になる。
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ちひろさん(2023年製作の映画)

2.8

Netflixで、ふと見たのだけど、有村架純が意外と良かった。
有村架純、今まで見た中で一番しっくりくる役柄。この有村架純の演技で満足したのだと思う。
終わってみると、転職していくうちにスキルアップし
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.4

今更初鑑賞!

南北戦争では、3人に1人は死んだという南部の兵士達。
黒人は沢山いるものの、奴隷でしかないので、当時、大義の為に戦うのを認められたのは白人のみ。
人数も少なければ、武器も少ない。
それ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.0

フィンランドで食堂を出したサチエと、そこで出会った人達の話。

ほのぼのとした北欧映画感は出ていて、ストーリーもショートムービーのような可愛らしいエピソードが集まり、悪くないのですが、
サバサバして、
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

2.3

スティーブが童顔過ぎるのと、聖なる鹿殺しに出てた子。不安を煽る顔。
更に青春映画となると、不安を煽られ過ぎて、終始サスペンスでも観てるような感覚に。なかなかの苦痛。青春映画っていつもそう。

兄の言葉
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海街diary(2015年製作の映画)

3.1

見た事無いかと思って見たら、見た事あったかも。

鎌倉の海が近いのにジメジメしない、爽やかな空気感を思い出す。
古い住宅街の中を走る江ノ電。

夏のビールに梅酒。
この映画でCMオファーも沢山来たであ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.4

黒人の街で生まれ育った白人、エルヴィスの人生。エルヴィスがなかなかに似てて、しっくり。さくっと見れる分かりやすい見やすさ。

苦痛を昇華させるようなブラックミュージックを浴びて暮らした少年エルヴィス。
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

華子も美紀も可愛い。
女の子が悩んだり、戸惑ったり、はしゃいだり、一喜一憂する仕草や表情が可愛い。

人と心を通わせるから人は心からの笑顔が作れる。
自由を手に入れて、表情が生き返っていく。

庶民的
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.8

まるで漫談。後味がよろしいです。

今まで見たロメールよりまともな女の子達で、ちょっと寂しいと思う一方、単純に面白い可愛い女の子達のちょこまかとした感情の揺れ動きは相変わらず共感が多い。

ブランシェ
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狂った一頁(1926年製作の映画)

4.0

元々はサイレントだそうで、私が観たものはBGM付き。
サイレント映画を見るのはきついけど、なかなか雰囲気に合ったBGMをつけてあり、観やすくなったのだろうなと。

見事なオープニング。

舞台は精神病
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ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.6

この映画でもやっぱりふわふわした人だなと感じる。
アラン・ロブ・グリエ
夢と現実の間で純粋に映像で表現していくような、メタ構造。

盲目の人に騙される設定が好きみたいだけど何故だろう。
翻弄されるのが
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.7

ペルソナはここから来たのかぁ。

荒んだ漁港、日本みたい。
リアルさのある汚染、多産、浮気、猫。
水俣病の映画とか思い出しちゃう、、なんて居心地の悪い映画だろう。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.0

始まってすぐに気がつくモリコーネにアメリカ映画なのになんだかイタリア感〜♪とまさかの内容全く知らずに見始めたので、ゴッドファーザー的なマフィア映画で、暴力の辛いシーンも多くて辛く、なるほどモリコーネ、>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.6


店長が外まで追いかけていった時にどうなるか予想がついたものの、事故部分はもはやホラーで予想を遥かに越えるショッキングな映像。
目の前で巻き起こった当事者達の、強烈な記憶はトラウマとなり、死んだ娘の父
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.8

身に覚えのあるイラつきがリアルに伝わってくるので見ていてなかなか辛いのだけど、ず〜んと沈み込む鬱っぽさ、静かなスリリングさはまるでサスペンス。
この手の映画はストレスを感じながらも最後まで魅入ってしま
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.9

レネットとミラベルの出会いから、その後の2人の日常を描く4つのエピソード。

ミラベルの魅力が半端じゃない。見た目はもちろん、喋り方も良い。
私、こんな女の子に産まれたかったです。理想的な女の子。
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.9

ポーリーヌ可愛いわ。

美女マリオン、またもやアリエル・ドンバール。品のない雰囲気を出しますが、誰がどう言おうと美女は美女。

ちょい悪親父アンヌ。チャームポイントはハゲ。レコードに針を置く仕草やタイ
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美しき結婚(1981年製作の映画)

3.6

色っぽい美人が出てきた思ったら、アリエル・ドンバール。久しぶりに見れて嬉しい美人。

どんな話かと思いきや、しょうもない話で面倒臭いサビーヌが可愛くみえて憎めない。

アリエルドンバール演じるクラリス
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.8


全てがゆるいのりのまま、佐藤浩一がいつもの佐藤浩一スタイルで出てくるので、まだ機密費を永遠にどこでも追っている。

まさかの有働さんも出てる。

ちょっと懐かしい感じで、内容は絶対にあり得ないし、く
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浅草キッド(2021年製作の映画)

2.8

泣いたし、内容も良かったのだけど、年末ドラマ的に感じてしまい、すぐに忘れてしまいそうなのが残念。

師匠である深見は欽ちゃんやビート武を世に送り出したものの、欽ちゃんやビート武は多分誰も送り出せずのま
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ソラリス(2002年製作の映画)

3.0

スティーブン・ソダーバーグの映画は、カフカしか観たことがなく、このソラリスはカフカにとても似ている。あの独特な静かな空気感。

ビートルズ観るからDisney chに1ヶ月だけ入ると言うことで、ついで
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.8

途中までは少々求めていたものとは違ったかなと思っていたものの、最後は大号泣。
これはこれで良しとしよう。と思えました。

力強く、どこか悲しい。
人々を魅了し続けるゴッホの絵達。
現代では普通に受け入
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

3.9

別にファンでは無いけど、ソファーでだらだら過ごしたかった週末の最高なお供でした。
2時間半、3時間、2時間半くらいでトータル8時間ほど。
間が開くと分からなくなるし、映画館で8時間は長いし、配信はベス
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

2.5

ミクロの決死圏の様な小さくなっていく感じ、大きなベットから小さなベットに移されるところや、電子レンジみたいに小さくされる様は可愛らしい。

ほぼ出ないけど、たまに死ぬ可能性がある副作用なんかは、ワクチ
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

対して変わらないのにも関わらず、ディレクターズカット版の方が見やすいです。
ぶつ切り感を感じていたらところが、全て馴染みます。

そして大きく、湖の儀式がまるっと無かったんですね。
最後三角の黄色い小
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