Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価

Fisherman

Fisherman

ヴォイジャー(2021年製作の映画)

2.8

人類が地球以外の星への移住するための探査と言うよくある設定。

サル山のボス争いを見せられただけ。SFでもなんでもない。
人間の本質(善と悪)がテーマなんだろうが見せ方がチープ。86年間でザック一人っ
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.1

呉の小さな組長でしかない広能昌三の存在感が増した第三作。
呉・広島を越え、神戸の大組織とも対等に張り合える人間のデカさと人脈の広さの反面、山守など小物達のズル賢しい立ち回りも対極にあって面白い。 
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ポイントブランク 標的にされた男(2014年製作の映画)

3.0

「エクストリーム・ジョブ」のおとぼけ班長とは違ったシリアスなリュ・スンリョンの演技は良かったが、いろいろと??な部分があり過ぎる。
弟君が医者の電話番号やら妻がいることなど、どうやって知った?兄ちゃん
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.0

シリーズ2作目は広島が舞台。
親への恩を返そうとがむしゃらに突っ走る山中正治(北大路欣也)が主人公。
親子盃と愛する女の間で葛藤する若者、それをなんとか助けようとする広能昌三だが、雨の夜と言う最後は渋
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ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

3.7

負のスパイラルまたは負け組の人生とでも言うべきか。自分ばかり悪いことが起きる、真面目に生きてきたのに、、、

父を失い、愛した女にも逃げられ、弟は殺される、もう誰もいない、、、最後の男の決着の付け方も
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最前線物語ザ・リコンストラクション(1980年製作の映画)

3.5

軍曹と言えばリー・マーヴィンと言うくらい強いイメージがある。まさに、歴戦の兵士であり優しさと強さを兼ねたリーダー像。
戦争映画には珍しく各地を転戦しながら、戦争で人殺すことと生き残ることを若い兵士と共
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.7

結末は分かっているのに「ゴッドタレント」の1曲目はこっちまで緊張したわ。
ポールのついてない人生、それでも夢を諦めなかったこと、明るく後押ししてくれた妻と母、それに店長がいい味出してる。
店長のお節介
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

2.9

デンゼル・ワシントンにハズレなしだったのに、これはさすがに、、、
キャストが豪華だから騙されるけど、実質オカルトに近いB級サスペンスだった。
だからメリル・ストリープ好きになれないんだわ。ジョン・ボイ
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.0

この映画を見て韓国の人はどう思うんだろう?関係ないと笑い飛ばすのか、スパイの多さに驚くのか、悲惨な北の実情に同情するのか、南北統一に関心を持つのか、、、
同じ民族で言語も文字も同じなのに、国を治める仕
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.4

やっぱり文太兄いは渋い。ラストの坂井の葬儀、登場から去って行くまでの誰も寄せ付けないオーラ。
ベース音だけの不安を煽る音楽がその後の混乱を予想させる終わり方も痺れる。
山場を迎える時のトランペットの音
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.9

連続してアカデミー受賞作を。
北部で拉致され自由黒人から奴隷として売られた「ソロモン・ノーサップの「12 Years A Slave」を元にした実話。
実話だけに淡々と南部白人の胸糞が続き、「夜が明
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

イーストウッド監督らしい"人間"に焦点を当てたミステリー。
1つの殺人事件が25年止まっていた幼なじみの少年3人の時間を動かす。大人になって娘を殺された父、殺された日に娘を見た隣人、それを捜査する刑事
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泣く男(2014年製作の映画)

3.4

ラストのエレベーターのシーンは良かったかな。
真昼間のマンションに誰もいない、警察も来ないと言うのはどうかと、、、組織の者は銃火器も手に入れられても、ゴンはC4なんかどこで手に入れた?
トラックに激突
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静かなるドン THE MOVIE(1999年製作の映画)

1.9

漫画の方が100倍いい。こんなに駄作とは。
新選組幹部の小物ぶりのコメディとシリアスの落差が面白いのに全く活かされず。
ヒロインもダイコン。
早送り映画だった。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.2

戦後18年、荒廃から復興し、社会秩序が整いつつある時代背景がキモ。
男の面子、太く短く、個の時代、日本中が熱い時代。終戦を生き残った40才前後との壁は現代の10年とは大違いだったんだろう。
文太兄いの
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絞殺魔(1968年製作の映画)

3.8

ボストンで実際に起きた女性ばかりを狙う連続殺人犯の捜査・逮捕・尋問を描く。
正直、捜査・逮捕は単調、ジョージ・ケネディより渋い声の俳優の方がカッコ良かった。
前半は映像を分割して狙われている女性の日常
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ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

3.3

どこかで見たことがあるような勧善懲悪ムービー。ブラジル版必殺仕掛人だな。
悪徳政治家ばかりを狙うが、仕掛人と違って悪徳ぶりがどれだけ酷いのか描かれていないので、善人であり弱者への感情移入はそれほどでも
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沈黙の弾痕 TRUE JUSTICE PART4(2010年製作の映画)

2.5

セガール沈黙シリーズの中のシアトル警察特別捜査隊True Justice第4弾。
第3弾は割りと良かったし、続きを期待したのに全然違う3つの事件。オープニングだけは良かったのにまたB級に、、、
○✖️
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.7

初恋の子から手紙、顔には出さず、心の中では「やった〜」、なのに友達に渡してくれと、あの心のジェットコースター、中学生は切ないなぁ。
「何の得があるんだ?」何の得もないんだけど、助けるわな〜。

よく出
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.9

ロバート・ロドリゲスとジェームス・キャメロンのタッグで面白くない訳がない。
と思ったものの、アクションやアリータの存在、記憶を取り戻しながら強くなっていくところは良かったが、いろいろと説明不足なところ
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.8

韓国ノワールに期待してるのはハードボイルド、なのにこれもサイコパス胸糞映画だった。
銃による殺人よりもノミと金づちの方が狂い方がリアルなのは「VIP修羅の獣たち」と同じ。
いつもながらの警察の無能さに
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パイレーツ(2014年製作の映画)

3.6

ユ・ヘジン目当てで見つけた拾い物映画。

朝鮮国の国璽が10年間なかった事実をクジラに食われたことにして作った海洋アクションコメディ。
やっぱりユ・ヘジンはコメディが似合うし口先だけの下っ端役にもって
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ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

3.6

3作目を見てみよう第3段。他人同士が家族になるズレを描くコメディの3作目と言うよりは最終話。
子供も成長し、ジャックが老いを感じることで、グレッグがゴッドフォッカーになれるか試される話。
こんなにクセ
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トレマーズ3(2001年製作の映画)

2.3

3作目を見てみよう第2弾。トレマーズの3作目、B級の王道を行ってる。
もうグラボイスが未知の生物じゃなく生態を理解したと思って壁と地下を70cmのコンクリートで覆ったのに、なんと進化して空からとは。こ
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ジョーズ3(1983年製作の映画)

2.0

3作目を見てみよう第1弾。なるほど、確かに酷いね。あるあるパターンでいくと2作目がダメだった場合、3作目は頑張るんだけどなぁ。
さらに酷くなって緊張感もドキドキもない。3Dで見なけりゃ良さが分からない
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スパイな奴ら(2012年製作の映画)

3.1

10年ぶりに北からの指令"木蓮が咲いた"ものの、どっぷり韓国での金欠生活にはまってる北のスパイ達。
山に埋めた拳銃を取りにいくシーンは笑った。
演技にもストーリーにも緩急があってテンポは良いものの、逆
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.6

もちろん全部が実話ではないにしても、12年間に渡り15000人もの患者を無料で診察したと言うのは事実。正直もっと感動するのかと、、、

医者である前に人間であり、人の死に接する仕事だからこそ人間力が大
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.3

キム・ミョンミン主役かと思ったらやっぱりチャン・ドンゴンだった。
無茶な捜査と言いながらそんな場面ほとんどないのに速攻で犯人が分かってしまうのはいただけないし、国家情報院との主導権争いがメインストーリ
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独立愚連隊(1959年製作の映画)

3.9

今時の戦争映画とは一線を画す熱量。
岡本喜八監督、脚本だけあって漢だらけの戦争を舞台にしたミステリー。
三船敏郎、鶴田浩二の2大スターが脇役とは。三船に至っては狂った上官役、鶴田は馬賊で変な日本語を喋
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ロビン・ウィリアムズの もしも私が大統領だったら・・・(2006年製作の映画)

3.7

いやいや、これは案外面白かった。
ロビン・ウィリアムズの明るく真面目そうなキャラがマッチしてるし、ジェフ・ゴールドブラムは悪人顔だし、よく出来た映画だわ。
エレノアのCP以外のポンコツぶりにちょっとイ
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酔拳2(1994年製作の映画)

3.8

「男たちの挽歌」のティ・ロン好きだったなぁ。それにアンディ・ラウ出てたんだねぇ、見返すもんだ。
ジャッキー40才、さすがに体のキレは鈍ってきてはいるが全然動けるのは凄いこと。
前半のコミカルな若者ジャ
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年製作の映画)

3.0

禅の師匠の教え「あとでわかる」で締めているものの、アメリカ人の感情はそれで治まるのか?
結果、巡り巡って911でありアフガン戦争なんだから。
この断片だけを切り取ればチャーリー・ウィルソンのやったこと
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.0

なんか違う。レイモンド・チャンドラー作品はほとんど読んでいるが、私のイメージするフィリップ・マーロウ像はエリオット・グールドではない。
「三つ数えろ」や「マルタの鷹」のハンフリー・ボガードの方が近い感
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クリムゾン・リバー(2000年製作の映画)

3.5

ジャン・レノとヴァンサン・カッセル共演のサスペンスミステリー。グロさは好きになれないが適度なアクションもあって面白かった。
事件の根っ子が"優れた民族の創造"ではあるものの、"暴かれること"と"隠すこ
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.6

子供と大人の間の微妙な時期、「アメリカン・グラフィティ」より若い世代の若者が普通に悩んで少しづつ成長していく。
スポ根でも友情物でもなく、悪さをする訳でもないため、爽やかさはあったが、あまり共感できず
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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981年製作の映画)

3.9

誰の下にもつかない、迎合しない、自分の生き方は自分で決めるハードボイルドな男フランク、ラストは渋かったねぇ。
普通の幸せを願っても組織がフランクを手放さない狭い世界。
やる時はやる。妻とも別れ、自宅や
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