Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.2

91分に凝縮された見応えのある、まさにヒューマンのドラマ。ラストはこうあって欲しいと思えるエンディングに🥹
予定調和であっても良いものは良い。

辛いことだらけの人生において、アメリカ人兵士との恋、幸
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

車好きには堪らん映画でしょう。単なるゲーマーのサクセスストーリーに留まらず、いろんな人間模様や本人の葛藤などもしっかり描かれており完成度も高い。
ジャイモン父さんの涙は感動🥹するし、母、弟、彼女もでし
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

3.5

「窮すれば濫す」、刑事物でよくあるパターン。街の安全のため真面目に60まで働いたのに給与は安く、妻子にろくな生活もさせてやれない、それなら一発逆転で、、、
悪事が容易にやれたらいかんわな、結局は別の者
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.4

「ハイスクール・ミュージカル」の女子大生版で「チアーズ」とも雰囲気が似てるパターン。
アナ・ケンドリック27才にして女子大生役だが、全然イケる。
普通、公衆の面前であれほどゲロったら人前には出られない
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.5

トラボルタの出世作であり、世界的なディスコブームのキッカケになった映画だが、見返しても覚えていないことだらけ。
トラボルタの踊りはキレがあったし、色気もあったが、当時は○モっぽく見えたもん、終り方は完
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.0

グリッドマンを知らない全くの一見さんなので長いカタカナばっかりと言うこともあり、全然入って来ない。
怪獣と言うよりマジンガーZの機械獣だし、グリッドマン登場シーンはウルトラマン、おまけにコンバトラーV
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.2

「失われた週末」がイマイチだったので、ビリー・ワイルダー作品の中で評価が高かったので期待したが、この映画の良さが分からない。アカデミー3部門も取ってるのに。
20年経っても映画界のスターで自分中心に世
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レジェンド・オブ・ドラゴン 鉄仮面と龍の秘宝(2019年製作の映画)

2.9

アメリカ🇺🇸代表シュワちゃん、中国🇨🇳代表ジャッキー、ロシア🇷🇺はピョートル大帝復活で大国に復活して、最初戦っていたアメリカと中国がロシアの活躍で仲良くなりました的な?
おまけに中国は上り龍🐉で、イギ
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ガンマン無頼(1966年製作の映画)

3.6

「豹/ジャガー」に続いてこれまた激渋のフランコ・ネロ。
西部劇ヒーローに共通するのは眩しそうな目。イーストウッドもリー・ヴァン・クリーフもフランコ・ネロも同じ目をしている。
なんとネロ25才でこの渋さ
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.4

今まで見たビリー・ワイルダー作品に比べて満足度はそれほどでもなかった。
過去の栄光にすがり、自尊心が高い自惚れ屋のドンに感情移入できず、ラストに至っても印象は薄い。
しかし、アル中になった人間をここま
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

伝説の男を怒らせたナチス、あの男が帰って来る。何度でも。91分に詰め込まれた男臭〜いハードアクション。
主人公が途中うなり声はあっても本当に喋らない、台詞は本当に最後だけと言う。
第1章〜最終章(7章
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デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

2.9

今回のマッコイ大佐とテイラー将軍率いるデルタフォースは国ぐるみで麻薬をビジネスにしているサンカルロスと言う南米っぽい国の麻薬王逮捕に出動。
極悪非道な麻薬王ラモン・コタに対する憤りを見せた上でマッコイ
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無敵のドラゴン(2019年製作の映画)

2.6

マックス・チャン主演で「無敵の」とくれば面白いはずなのに、評価が低いとはどう言うこっちゃ?と思ったが🤨、仰るとおり残念と言うか期待ハズレだった。
日本の配給会社かなんかが何でもドラゴンと付けとけばみた
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

4.3

これは秀作、凄く見応えあった。31歳でここまでの演技ができるジェームス・スチュワートがスターになったことに納得。

自惚れた地元の絶対権力者テイラーvsスマートな好青年スミス、誰1人味方がいない中、最
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.9

土方歳三を描くには、維新であり新撰組の歴史を語らなければならず、その分長くはなるが、その時々の土方の立場や考え方がよく表現できている。
新撰組結成、池田屋事件、鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争、五稜郭の戦い、
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暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)

3.4

100分ちょっとの間に小ボケ連発、至って真面目な捜査をしているクルーゾー警部なのに、なぜかいつもやってしまう、その度に護送され、病んでいく本部長が可哀想。
パトカーのサイレンさえバカっぽく聞こえてくる
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.4

X-MENシリーズもいよいよ最後なんだが、寸足らずと言うか無理にこじつけた感が強い。終り方が分からなくなったんだろうなぁ。
精神的に未熟なジーンに宇宙規模のパワーを与え、訳わからん宇宙人に利用されそう
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.6

確かに、最後の1人になった恐竜が教えてくれたこと、には違いない。原題の「My Extraordinary Summer With TESS」よりも邦題の方が珍しく納得感が高い。

バカンスで来た地で少
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.1

予定調和の冒険ファンタジーではあるが、テンポも良くディズニーっぽい終り方は爽快。
仲間はみんな特殊と言うか能力があるのに、リーダーであるエドガンは?失敗しても挫けない脳天気さと言うこと?
作戦はプラン
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.2

開始5分で主人公の性格が良く分かる描写は上手いものの、地味で無口な主人公同様、映画の内容も地味。
ドン底からのサクセスストーリーなのに派手さが全くなく、少しの知恵と勇気で男性用スーツがウェディングドレ
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少林寺 無敵の鉄線拳(2022年製作の映画)

2.6

B級カンフーは低予算も王道。ルイス・ファンがもったいない。
とにかく何もかもがチープ、もはやアニメ化したような登場人物には逆に驚き。
笛吹いたら人を操れる怪しげな武術?
なんそれ!
まあ、昔からの因縁
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コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)

2.4

狙いに行ったのか、結果こうなったのか、とにかく低予算のB級以下の映画ですが、68分でサクッと見れると言うだけ。
これ劇場で見てたら怒る😤だろうなぁ。

入り口はプレデター、次にターミネーター、ジュラシ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.2

う〜ん、なんか違う。ウタが食べたからウタウタの実なの?
どうも取ってつけたような印象。
FILM REDは赤髪海賊団だから?
意識だけの架空の世界って、今流行りのマルチバースってか。
こうなったのもゴ
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デッドラインU.S.A.(1952年製作の映画)

4.0

ボギーが編集長を務める新聞社が売却されそうになる、女性殺害の真相を追う、離婚した妻が再婚すると言う、3つの物語が並行して進むが、その中心人物が全てボギー。
新聞記者の誇りとプライド、ボギーの熱演と言う
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.5

なんだかんだでニコラス・ケイジ作品20作目。確かに最近ヒット作から遠ざかっているなぁ。
2010年の「キック・アス」以降見たいと思う映画がなかったし、2020年の「EARTH FALL」なんかアスホー
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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

4.3

chapter.1にも増して熱さ増し増し。劇場で見たら大音響ばっかりのハードロックのようで疲れること間違いない。
踊らないだけで重厚と言うか勇壮な重低音の音楽と歌詞でストーリーを補完するのと、ロッキー
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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

4.5

これはまた熱い男の映画を作ったもんだ。「バーフバリ」「R.R.R」級の秀作になる予感。政府が隠し続けた本の作者がその内容を語るスタイルで進むので154分の長尺でも飽きない。

虐げられた奴隷が王を望む
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.8

聞いてないよー、2部作?前情報なしで見たらこれだもんなぁ。ヴィン・ディーゼルも56才だから次のが集大成だわな。
これまでの出演者が勢揃い、ある意味凄い贅沢なキャスト。あの人の娘にあの人の妹、彼の弟やら
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.6

評価が高いんで期待してたんだがイマイチハマらなかった。
結局、マザコンの僕ちゃんが光より速いスピードを活かして過去に戻り母を助けようとして、いろんなマルチバースが崩壊するのを反省する話。全くヒーローの
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ヒット・パレード(1948年製作の映画)

3.3

「ニューオーリンズ」に続いてジャズ映画を。当時のジャズ界の巨匠が出演していることに価値がある一本。
ストーリーに深い意味はなく、ダニー・ケイ演じる堅物の音楽オタクがギャングトニーの愛人ハニーに恋してし
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ニューオリンズ(1947年製作の映画)

4.3

ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイ、ウディ・ハーマンの生出演、生演奏が聴けるだけでなく、ニューオーリンズの賭博場で細々と演奏していたジャズが白人ニック・デュケインよる努力でアメリカ発信で世界に広>>続きを読む

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.6

世界一の美人女優だと思っているニコール・キッドマンの美しさ😍が堪能できる一本。
申し訳ないがショーン・ペンではカッコつけても釣り合わない。ニコールこの時38才、あんな目で見つめられたら惚れてまうやろ〜
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豹/ジャガー(1968年製作の映画)

3.8

フランコ・ネロの日に焼けた肌に青い目、ジャック・パランスの落ち着きのある悪党ぶりに挟まれた学のない革命家気取りのトニー・ムサンテ、3人の役者の好演が印象的だし、人間臭さと関係性が見どころ。
コワルスキ
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宝島(1950年製作の映画)

3.3

ディズニー初の実写映画。
海賊フリントの宝のある島への単純な冒険物語ではなく、人物キャラを際立たせることで分かりやすいストーリー展開になってる。
口が軽くて声がでかいだけの役人(今でもいる)、冷静で貴
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.2

シャー・ルク・カーンとディーピカー・パーデュコーンの鉄板コンビに3大カーンのもう1人、サルマール・カーンの出演もある贅沢な1本。
中盤はまるでミッション・インポッシブル、カーアクションありスカイアクシ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.9

細かいことを気にしなければ全体的にはタイムループ物での新しい作り方で面白かった。
「同じ毎日から抜け出すこと」は誰もが思うこと。でも、実際は違う明日を迎えていることを気付かせてくれる。
ナイルズの「無
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