今更何を?と言われるかもしれないが、もはや映画なのか?の域に入りつつありますね、ゴダール。
アリジェの戦いの直後に北爆により始まった米露戦争。そんな有様を嘆き、紅い国に異様なる想いを寄せる一団へ想い>>続きを読む
ちょっと目を離した隙にアン・リーって、先進映像技術の実験的達人になっていたのか!?
ハイフレームレート120に、4K、3Dで、前作以上に、このジャンル感満載の空想SFアクションで、跳ばそうとしている。>>続きを読む
ちょっと目を離した隙にアン・リーって、先進映像技術の実験的達人になっていたのか!?
パイの驚くべき3D造詣の世界は言うまでもなく、(大した作品では残念ながらなかったが)かつては“ハルク”を自らの身体を>>続きを読む
燃えるララのテーマに煽られ、
ここでもリーン萌え!
そんなショットと瞬間が満載の3時間20分。この尺、この脚本も、リーンの一部である。
リーンは、萌える。
ロシア人が流暢な英語を喋ろうが、愛新覚羅溥>>続きを読む
露骨。
ジョンソンのコメントが飛び交う横で、子供たちが“簡易”託児所で泣き叫び、別室では主婦たちが股を開く。
これが彼女=パリなのか?
これがこの時の世界の一端なのか?
ヴェトナムから遠く離れた女>>続きを読む
アンナ・カリーナ、画になる女だなあ。
情感溢れる曲、惚けた曲、にのせアトランティック・シティ(に見えない街)を闊歩するアンナ。
その可憐さと迫力・・・
マーシャ・メリルや、シャンタル・ゴヤ、マリナ・ブ>>続きを読む
マーベルになんて何の興奮も覚えないが、流石にアカデミー作品賞部門にガツーンと入って来たので、気にはなっていた。
大スクリーンで観られる機会にいそいそと。
なんだ当たり前な黒人問題なるブラッキー映画かと>>続きを読む
うーん、シネマヴェリテというドキュメンタリーな自由撮影というが、そもそも街へ、道へ出て自由闊達に撮るのが、彼らではないのか?その違いが解らない。なので、これまでより凡長に感じた。
終わりは突然やって>>続きを読む
巨大蜘蛛の背後から迫る巨姿を、フロドなめで捉え、ローポジションに入るカメラの動きが斬新で、久々に恐怖感を感じたものの、スケール感の割には他にこれと言って強烈で意外なショットが無かった。
そして意外な展>>続きを読む
『女は女である』『軽蔑』もそうだったが、カラー作品になると、急にキバり、どやカラーで迫ってくるのが、いま観ると何とも恥ずかしいほどに露骨で壮観。
やり過ぎなくらいドヤ顔のゴダールが、この時は居たんです>>続きを読む
骨という宗教に取り憑かれた人類がミッドサマーばりに謳い踊るオープニング。
人間と生物若しくは動物が合体し、その“アバター”(の様なキャラ)が闊歩する“メタバース”(的な何とも居心地の悪い先進DX映像技>>続きを読む
“ジャンプ的”とでも言おうか?
ご都合展開とそれに合わせた新キャラが都合よく次々と登場し、その世界観が無尽蔵に拡がって行く・・・「あなたは何をされている人ですか?」が頭を駆け巡り、結果、本末転倒を招き>>続きを読む
standard!?
画面はスタンダードサイズで、明暗がハッキリとした絞りの効いたコントラスト、光と陰、そして(断然!)色。
並々ならぬ意欲的な映画だった。
カズオ・イシグロ、アイヴォリー作品以来の>>続きを読む
これはSF映画なのか?
都市や文明から遠く離れた場所に住む二人。そんな二人の食卓で、夫が雑誌に見付けるのは“時間旅行”が成功した、という記事。静寂の中進む本作の最初の台詞だ。
夫は少年の様に目を輝か>>続きを読む
勝手にしやがれ、から七本目の鑑賞。
一番大した事なかった。
抜け抜けと、現代パリを、
これは未来設定だ!と言い張るかの様に見せ切る太々しさはゴダールだが、もっと期待した、その未来感とやらに。
もはや>>続きを読む
やはり、画と音。
あの高揚する音楽がイイ。
何もない様な、濃厚のような。
マーシャ・メリルの、独特の味が発揮。ゴダールは気に入っていたのか?
予告編を観て、うんざりする様な内容だろうと、栄えある第35回東京国際映画祭・オープニング作品として観賞。
かなりテンション低く、暗い劇場に身を沈めるが、
冒頭、最初のセリフを飾るのは山中崇。
そこで>>続きを読む
(軽々しく言うが)芸術家と音楽家のセッションを映し撮った、その(濃密なのか?)塊に、昂まるものは感じられなかった。
セッションのライブの記録のみに終始し、世界が閉ざされる経験をした人類のその後は、感じ>>続きを読む
ショートバージョンだったので、何とも言えない。
オリジナル版後半の舞台劇、その劇場中継のみなので、演じられているものは解ったが、なぜこのショートバージョンを制作する必要があったのかが謎。
前半で語られ>>続きを読む
曇、曇、曇、雨、
不穏。
蛻の殻の様なその街に、楽しみなんてない。
生きていてもつまらないだろうなあ、という空間がこびりつく。
コワかったのは、少女の身体が横たわっている河川敷のショット。
面白かった!
興奮すら感じる。
クライマックス手前、北へ向かう道が、その長い距離が、深く深く心の奥へと下りて行く旅へと繋がる。深淵へと落ちながらも、底へと辿り着いた瞬間、画面から“音”が無くなった。>>続きを読む
この世は何と不安定なのか?
と言うイメージを、“自身”が無いように見える唐田に背負わせ、ラジオから聴こえてくる“各地で起こる通り魔殺人”のニュースから始まる、その時代のリアルな事象に乗せ、男と女の不可>>続きを読む
これ、まさか本気でやられてませんよね?
NHK“LIFE”のコント集という捉え方をしても、尋常では無い。
目鯨立てる私も私だと思いますが、余りにも、何と言うか、恥ずかしく無いのでしょうか・・・
事故>>続きを読む
やはりケネス・プラナーの映画は、高揚しない、詰まらない。
今や、ハリウッド・トップクラスの監督に上り詰め、アガサからシンデレラからフランチャイズ・ヒーローまで、その節操のなさも、お人好しな人柄が垣間見>>続きを読む
つまらないけど、最高。
あの“瞬間”が観たくて、また観てしまう。
某大学元総長と某名監督、曰く、
“大した映画を撮ってない”監督の映画である。
その中でもマシな部類の映画。
兎にも角にも、
誰しも>>続きを読む