現代版 逆・杞憂
きゆう【杞憂】
《中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事から》心配する必要のないことをあれこれ心配すること。（出典デジタル大辞泉）
私>>続きを読む
純粋に楽しめたがキングスマンほどの驚きはなかった。
クライマックスの戦闘シーンはギャグに振り切っていたのでもうそういう映画として観る他ない。笑いはしたがドラマとして心に残るストーリーは少なかった。>>続きを読む
女性の勝利の物語か、はたまた独善性の物語か
男性に生き方を奪われて死を選んだ女性が、胎児から戻って人生をやり直し男性に復讐を遂げる物語。
色男は性欲と金銭欲、元夫は暴力の象徴だろう。ベラを支配しよ>>続きを読む
美しきブロマンス・ロードムービー
賛否両論な批評を先に知り目を曇らせてしまっていたが今ようやく鑑賞。行く先々で乗り越えていく障害と積み重ねていく信頼。王道な脚本に胸を打たれた。
人種や性的嗜好はも>>続きを読む
【宮崎駿の遺作長編とも言っていい児童幻想文学】
まるで読書のような鑑賞体験でした。
長編児童幻想文学を読んでいるかのような。
広告を打たなかった理由も鑑賞後の今なら分かるような気がします。だってこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【インディアナ・ジョーンズという男の人生を締めくくるに相応しい良作！少々ダークな展開に少し引っかかる】
これは良い最終作でしょう！冒頭のインディとナチとの対決には胸踊りました。レイダースのような冒険>>続きを読む
究極のエンターテイメント全振り映画
鑑賞中、終始ニコニコしていた。
お馴染みのキャラクター、聴き馴染みのある音楽、ゲームで見た演出、登場する度に笑顔になった。
追記
宮本茂さんを初めとするプロデュ>>続きを読む
究極のラビットホール映画。
陰謀論や統合失調症患者にありがちな強迫観念が身の回りで現実となっていく様はもはや映像の快楽。定期的に繰り返し観たくなる。
この作品においては暴力ばかりが語られがちですが、ここでは敢えてアレックスの話す言葉の上品さを特筆したいと思います。
とにかく上品で詩的なんです。アレックスの話す英語は。時折まるで古語のような言い回し>>続きを読む
「遭難の経緯」「サバイバル方法」「脱出方法」「主人公の成長」
これらは個人的に定めたサバイバル映画における評価基準なのですが、全てにおいて高評価の、まさにこの分野における金字塔。
脱出する希望を残し>>続きを読む
レントン、シックボーイ、ベグビー、スパッド、トミー、ダイアン…
咄嗟にこれだけの登場人物名を言える映画は多くないと思う。彼らの生き様が胸に刻まれ、軽蔑し、同時に共感を覚えた証拠。
自分で言うのもなん>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「生への讃歌」
この映画を何度繰り返し観たことでしょうか。生きることに疲れた時、自然へ繰り出したい時、幸せを当たり前だと感じはじめた時、この映画は前へ進む勇気をくれます。
死と隣り合わせになって初>>続きを読む
完璧主義者による完璧な映画と言っても過言ではない作品。「この作品だけで理解が完結しないのはいかがなものか」という意見には、むしろ説明しすぎる作品が多い昨今、それすらも作品の魅力に昇華してしまっているの>>続きを読む
「いくら周りに反対されようが根拠を持って正しいと言えることがあれば、その志に従って行動する」ことは私個人の生きる目標でもあります。
その信条のもと周りの意見を正しい方向へ導いていく様はなんとも清々し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
サバイバル映画において重要な「遭難の経緯」「サバイバル方法」「脱出方法」「登場人物の成長」という四つの点に関してバランス良く描けていたと思います。
塔のてっぺんからの脱出というストーリーは恐らく映画>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「天馬空を行き、足るを知る物語」
本作のサブタイトルにもなっている「天馬行空」とは、まるで空を駆ける天馬のように自由奔放で常識にとらわれない思考という意味の四字熟語。
エヴリンは多元並行宇宙の様々>>続きを読む
度重なる延期を経て大変期待していただけにこの仕上がりには大変辛口にならざるを得ない。大きなクライマックスが用意されず、最大の見せ場へと物語が動いていく展開ではない。ただただ淡々と場面が切り替わり続け、>>続きを読む
賞賛の代わりに私の仮説を書きます。
ドルーグ族には過去、高度な宇宙開拓技術によって他惑星への進出を繰り返していた。その際地球に飛来し、後のオム族である人類を国単位の人口数で捕獲し惑星イガムまで攫ってき>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
言語・非言語問わず、最初から最後までコミュニケーションがテーマだったように思う。母国語、外国語、手話、セックスといった日常に溢れるものから、音がセックス中に語り始める物語や、虐待をするも車の運転だけは>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いや〜なんたって脚本がひどいよもう。
肉焼き、剥ぎ取り、回復薬調合、睡眠ビン調合、アイルーキッチン、数多の武器、そしてお馴染みのモンスターの狩猟。ゲームファンが見たかったシーンはこれだけきちんと押え>>続きを読む
開始3秒で分かるウディ・アレンの空気。色温度高めの画作りとクラシカルな音楽。
恐らく自宅でNetflixで観てたら単調な展開に耐えられず一時停止して少しずつ観るか半年後まで観ないかのどちらかだろうか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
概ね好印象。
ディスカバリーチャンネルのベア・グリルスやエド・スタフォードの番組ほどではないが、現代日本で電気に頼らない生活を送らざるを得なくなった時、どうなるか、を家族のドラマと併せて描く。
社会>>続きを読む
肉体的なロードムービーである前半と、精神的なロードムービーである後半の二部構成。前半の家族と離れ離れになる苦痛を主人公と一緒に味わうことで、後半とエンディングのカタルシスを一気に味わうことが出来る。
『あり得たかもしれない幸せな選択肢』を映像で見せられるのが個人的に非常にツボなのです。タイタニック然り。ビビッドな原色が散りばめられた画面構成にもやられました。
このレビューはネタバレを含みます
退廃的で破滅的な日々の先の各々の人生を送っていた４人。失った友人や娘のトラウマは払拭出来ず、再びヤクに手を出すシーンも。フラッシュバック的に挿入される一作目のシーンが実に効果的で、一作目を愛していれば>>続きを読む
幼少期に見て以来、不動の個人的１位。SF、アクション、ラブロマンス、青春、etc...映画のジャンル全てを詰め込んだ名作。デロリアンの格好良さに惚れ込み、ラジコンを買い、プラモデルを組み立て、少年心を>>続きを読む
